『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

冬・春・夏を一日で・・・

2024-05-06 07:59:27 | 季節

『こどもの日』のきのう。

「必ず晴れる」という
特異日に相応しく、
雲一つない快晴だった。

市内は32℃にもなる
という予報だったので、
86歳になる叔母ちゃんを誘って
避暑がてら高湯温泉に
カミさんと三人で出かけた。

そしたら、
午前中から
「日帰り入浴」が満杯とのことで、
仕方なく、スカイライン経由で
沼尻温泉に行くことにした。

*

道々、新緑のグラデーションに
癒されたが、標高1000mより上では
桜が今を見頃と咲いていた。

浄土平の木道では
フキノトが芽吹いたばかりだったが、
いかなフキノト・ハンターでも、
国立公園内での植物採集は
一切禁止されているので、
見て愛でるだけにとどまった(笑)。

標高1700mでの気温は
21℃とちょうどよく、
真夏日の下界とは
別世界だった。

三人で木道散策をしたら
所どころで残雪があり、
「冬の名残り」が見られた。

*

カミさんは
面白がって、
小っちゃな雪ダルマをこしらえ、
こないだ『アナ雪』のミュージカルを
一緒に観てきたナッちゃんに
画像を送っていた。

なんでも、劇中に
🎵雪ダルマを作ろう・・・
ナンチャラ、かんちゃら・・・
っていう歌詞があるそうな(笑)。



あとからやってきた人が
見つけたら
微笑ましく思いそうな
『冬ソナ』ばりの
可愛い雪ダルマだった(笑)。

**

ちょうど昼時に
さしかかったので、
沼尻温泉内にある
温泉食堂に入り、
「ラーメン・半カレー」セット
で昼食にした。

カツ丼と迷ったので、
カミさんがカツ丼にしてくれて、
すこし味見させてくれた。



外食は、
料理勉強の一環でもあるので、
美味しい夕飯を作ってもらえる
という見返りがあるから、
いつも、ちょいと味見させてくれる(笑)。



**

温泉マニアの
カミさんのエスコートで、
初めての『花見屋』という
老舗旅館で露天風呂を
堪能してきた。

いつも、
割引クーポンを持ってるので、
大人三人でも
いくらか安くなったようだ。

カミさんは独りでも
貪欲に全制覇する勢いで(笑)
あちこち巡り廻ってるので、
「温泉」博士に任せておけば、
いろいろと初めての箇所に
連れて行ってもらえる。

自分は、
食事処マニアなので(笑)、
あちこちの情報に通じており、
なので、二人合わせると
「外食+温泉」という
「安近短」の小トリップが
土日でも出来てしまう。

思えば、
二人で京都に8年間住んでた折には、
休日のたびに
「大人の修学旅行」のように
すべての神社仏閣・名所古跡を
巡って歩いたものである。

当時も今も、
京都は世界的観光の名所であるので、
ちょうど、パリに8年間住んで
堪能し尽くした・・・
という事にも匹敵できよう。

いかなインバウンドでも
二日や三日で堪能しきることは
不可能である。

縁あって
京都生まれで5歳まで育ったフミは、
東京勤務から大阪に転勤となったので、
根っからの東京っ子のミカちゃんには
「関西・上方文化を味わい尽くせる
いい機会だよ・・・」
と、“方々見聞録”(笑)を推奨した。

それに従ってか、
一家三人で嵐山散策をしたり、
東福寺詣でをしたり・・・と、
「京あるき」を堪能しているようだ。



**

数年前に
老母がホーム暮らしになり、
空いた部屋二つを
茶室と書室に設えたので、
爾来、お出かけのたびに
方々で「集字」に余年がない。

近頃では、
人の手に依らない
精巧なフォントも多く、
それでも、臨書の手本になりそう
と思ったものは、積極的に写メして
寸暇を見てはお稽古している。

私淑する書家にして
歌人の碧水先生の歌を
時折、噛みしめている。

 目が見えて字を書くことが出来るといふ
  あたりまへの不思議
   かしこみ思ふ

 下手な字もまたおもしろし
  おかしな字出来たものよと
   つぶやき笑ふ

 気がねなくこころ遊ばすひとり遊び
  うたよむことも
   字の手習ひも

 わが下手な字もまたうたも
  そのままがいのちとどめし
   形見なりけり



















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