「ラーメンの街」喜多方には
朝から提供する
「朝ラー」という文化があり、
かねがね羨ましく思っていた。
そしたら、
市内にも、また一軒登場し、
いつの間にやら三軒になった。
オフ日のきのう、
さっそく試食に出かけた。
『手揉み中華そば』(800)は
ややお高めだが、
味はあっさり穏当なものだった。
麺は中太平打ちで
「白河ラーメン」風だった。
スープは鰹節の香りが
際立っていた。
*
叔母さんから
喜多方ラーメンの
箱詰めをもらったので、
カミさんと二人で
賞味期限切れになる前に
せっせと頂いていた。
カミさんは
チャンポン面に仕立ててたが、
そのスープに
生クリーム、バター、
パルミジャーノを加えて
さらに濃厚スープとしてみた。
*
製作中の
リュートフォルテ用の
ロゼッタ(薔薇窓)を
パーチメント(羊皮紙)に
型を貼り付けて
切り抜き作業をやった。
毎回、デザインカッターを
入念に砥石で刃先を研いでから
切り出すが、それでも、
人差し指に力が入るので、
半時もやっていると
関節が戻らないほどに
ゴジゴジになる。
3㎜のポンチでは
硬い黒檀の台の上で
金槌で叩いて
孔をくり抜いていく。
*
リュートフォルテの
胴体裏(ボウル)と
ネックの裏側を
天気の良い日を選んで
ラッカー塗装をしている。
ホワイトスプレーを10本購入して、
すでに、7本を塗布したので、
かなり塗膜は厚くなってきたが、
あと3本を使い切ったら、
サンドペーパーを濡らして
「水研ぎ」という工程で
削って均していく。
***
9本の楽器のパーツを
同時進行で製作している。
表面板の裏には
補強の役目と
音響(音量・音色)を司る
「力木」を貼り付ける
「バーリング」という工程がある。
この配置により
音色が変わったりするので、
9本のパーツそれぞれを
微妙に変えて、仕上がりの
変化をも見ようとも思っている。
***
最近では、
オフ日は工房に籠りっきりで、
ベッドでゴロゴロする
怠惰な過ごし方が減ってきたのは
よい傾向である(笑)。
来週からは
三週間の冬休みになるので、
年末年始は
文字通り『日々、リューティエ』に
なりそうである。
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