サディズム（嗜虐性欲）の罪

 

ソーちゃんの竜王戦
「第六局」が始まった。

初日は、終盤の入口あたりの
「57対43」で『封じ手』となった。

まだ、微差ながら、
このままリードを最終盤まで
少しずつ広げていければ、
「初防衛」も見えてくる。

先手の勝率が
９割越えなので、
負けるのは10回に１回という
驚異的な確率である。

国内ではワールドカップで
予選から盛り上がっているが、
女子の『チームなでしこ』は
本選で優勝してる、っちゅうの･･･
とバカ騒ぎに水を差したくなる。

あの決勝での
澤の奇跡のカンフー・シュートを
目撃してるから、
男子チームも決勝まで行ったら
試合を見てみるつもりである。

*

先日、バタークリームを試作して
半分を冷凍保存してたので、
熱々シロップを加えた
イタリアン・メレンゲと
カスタード・クリームを加えて、
既製品のスポンジケーキに
デコレしてみた。

最近、ホールケーキを
創る機会が増えたので、
アマゾンで安価なプラ製の
ケーキ用回転台を注文したが、
まだ、届いていないので、
まな板の上で左官屋さんみたいに
クリームのコテ塗りをした（笑）。

デコレ用の絞り口もあるが、
めんどうなので、
上にはそのままペタペタ乗っけた。

味見してみたら、
子どもの頃に食べた
バタークリームの
クリスマス・‐ケーキの味が
フッと思い浮かんだので、
まずまずイイ線に来た。

香りや味というのは
長期記憶として
脳内に保存されているものである。

*

そしたら･･･
仕事から帰ってきたカミさんが、
学区内にあるハイレベルな
パティスリーから
高級ケーキを買ってきた。

なんでも、
6日のバースデーケーキの
注文に行ったら、
その日は休みとのことだった。

カリスマ・パティシエ
鎧塚氏の弟子だったという店主の
『ガトー･ピスターシュ･エ･フランボワーズ』
は、さすがの造形と味で、
プロの至高の技と味に
シロートは感服させられた。

キャラメルのパウンドケーキも
フレンチのデセール･レベルだった。

『アリュメット』（マッチ棒）は
知りうる限り、今、
イチバンのパティスリーである。

*

YouTubeサーフィンと
facebookで、
偶然、二度も
『ヒート・ショック』の記事を
見たので、これは、
「注意せよ!!」
という、シンクロニシティック
（共時性的）な暗示と受け止めて、
入浴前に十分に浴室を
ストーヴで温めて、
前後に水分補給をした。

そしたら、
入浴中に、軽い違和感があったので、
やっぱり、無意識による
セルフ・アレンジメント的な
警告だったように得心した。

あと三日で、
いよいよ「前期」高齢者入りするので、
本格的なロージン対策を
自分でもせねばならないのだなぁ･･･
と、思わされた。

同時に、
幼年期・少年期・青年期・中年期
という各時期を無事に生き抜いて、
いよいよ、終局の老年期という
局面をクリアせねばならないのだなぁ･･･
と、なんだか、RPG中の
ゲームキャラのような気分にもなった（笑）。

*

北陸電力が、
驚きの45％もの
料金値上げを来春に目論んでいる
という。

東北電力の30％も
驚きだったが、
さらにその上手がいるとは･･･。

原発事故を引き起こし
数千人も死に至らしめた
東京電力。

不正カルテルを結んで
摘発された九州電力ほか･･･。

電力会社は何故に
かくも悪徳なのか･･･。

文明生活に欠かせない
エネルギーを牛耳っているので、
サービス業や商人の基本である
「お客様は神様です」精神から
乖離しているのだろうか。

自分たちの
高額な給与や賞与を
減らしたくないがために、
45％も値上げする･･･と、
平然と言えるのだろう。

南海トラフ巨大地震により、
西日本の原発のいくつかも
フクシマのようにならない
とは断言できないだろう。

12/1から、
国を挙げての節電対策を
声高に訴えているが、
その政治家どもは
高級公用車に乗り回して
暖房の効いた料亭で
公費で高級料理を前に
「増税」の悪談義を
してるかと想うと、腹が立つ。

*

園児の車中放置「死」が
続いたかと思えば、
今度は、保育士による
幼児虐待があちこちであり、
呆れて物も言えない。

幼児をカッターで脅かす
なぞという行為は、
完全に「脅迫」という犯罪だろう。

警察も捜査に乗り出している、
というから、
このような悪徳保育士は
逮捕・勾留・処罰すべきである。

「保育士資格」は国家資格だから
その試験をクリアするだけの
知性は持ち合わせているのなら、
サディズム（被虐性欲）などの
性格異常があり、それを
コントロールできないのだろう。

【行動は動機を強化する】
という心理法則から、
最初の行為と結果に
嗜虐的「満足感」を得て、
その行動が内なる性向を
リリース（解発）させるのだろう。

これは、二大本能である
旧皮質下の「性欲」が淵源にあり
それが質的異常として
アクトアウト（行動化）するので、
メタ認知機能が劣化していると
セルフ・コントロールするのは
難しいと言えるだろう。

幼児への虐待は、
己が「支配欲」「全能感」を
満足させる為の暴虐行為なので、
犯罪と同時に
病的現象でもある。

異常性欲には、
テストステロンやアンドロジェンの
拮抗薬の投与が
奏効する場合もある。

十代のケースで
主治医の診断を仰いだ事があるが、
若年では、生殖機能の正常発達の
憂慮のために忌避され、
サイコセラピー（カウンセリング）が
推奨されたことがある。