最近、羽毛布団に
小さな穴が空いたのか
やたら小羽が出てくるので
困っていた。
カバーをはがしてみたら、
汗を吸った所と思われる部分が
やや変色しており、案の定、
小さな穴が数十個空いていた。
30年近くも愛用している
掛け布団なので無理もない。
買えば、2万ほどですむが、
「物を大事にすると、物から大事にされる」
という我が家の家訓にしたがって
補修することにした。
最初は全部、縫合しようと思ったが
大変な作業になりそうだったので、
柔らかいセロテープを小さく切って
全部ふさぐことにした。
小一時間かかって
肩が凝ったが、
完全に穴がふさげて、
しかも汗を吸った下側だけだったので
上下を反転させて使うことにした。
ついでにカバーにできた毛玉を
一つひとつガムテープでとったが
これにも半時間ほどかかって、
汗をかくほどだった。
補修のはずみがついて、
ついでに切れかけていた
鞄の肩掛け紐も繕うことにした。
一度、切れてつないだ所を
切り捨てて、再度、
外科医が腸を縫合するように
皮のベルトどうしを縫い合わせた。
最後は得意の瞬間接着剤を
隙間に流し込んで補強した。
これで、また数年はもつだろう。
この鞄も20年前に
教員時代に中国への修学旅行の際、
JTBからもらったものである。
JTBのロゴが入っているブランド鞄は
なかなかレアなものである。
「物を大事にすると、物から大事にされる」
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