「国民の孫」であり、
「名誉孫」でもある
ソータが快挙を成し遂げ、
ゆうべは心地よい
安息の眠りを得れた。
中3にして
全棋士参加の大会で
頂上になったというのは、
まさしく棋界が認める
「四百年に一人の天才」を
証明した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/d1/33a81b1d8b33cb7dda3f108555963d59.jpg)
ホールでのライヴ戦というのも
なかなか臨場感があって
よかった。
決勝で相手側が投了した時には
コンサートさながらの
ブラボーコールのような
絶叫が湧き上がった。
歴史的瞬間を
目の当たりにしたという
感動覚めやらぬ観客たちの興奮が
伝わってきた。
準決勝の羽生永世七冠との対戦は
「天才」対「神の子」
という世紀の一戦であった。
ただ、終盤に
誰もが驚いた羽生に
疑問手が出て、
それまで均衡を保っていた
ソフトの評価値が急転直下で
-1500に振れソータ勝勢に転じた。
これまでは、
羽生の奇手は
“羽生マジック”と称されて、
その天才的一手が勝利につながり
また観戦者をして魅了してきた。
ただ、時折、
イップス(ポカ)もあり、
意外な脆さもあった。
今回もそれが出たのか、
ひふみんは観戦後のインタヴューで、
はっきりと「不出来だった」と評した。
天才羽生に15才にして
二勝一敗と勝ち越した
ソータは、まさに
大天才としか言いようがない。
元会長で永世名人の
谷川九段はソータへの
祝辞のなかに、
「20代、30代の棋士は悔しくないのか!」
と珍しく鼓舞するような
檄を飛ばした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/d4/98c4670f37954b940906378a661d13fb.jpg)
ソータはデヴュー1年目にして、
現役タイトル・ホルダーの
名人・竜王・王座・王将・
永世棋聖・永世名人のいずれもを
撃破している。
これから、
待ち望める好敵手としては
29連勝を阻んだ
佐々木勇気との
さしずめ「巌流島決戦」(笑)。
それから、
歯が立たなくて
唯一連敗してい
る豊島八段との
「リベンジ決戦」。
「この子」呼ばわりして
ファンの顰蹙を買い、
それで知名度も上がって、
今回段を越された
藤森奈津子女流の
息子・藤守五段との
「やーい、やーい決戦」(笑)。
渡辺棋王との
一戦も見てみたい。
3月8日には、
王将戦の2Rで、
なんと師匠の杉本七段との
対局もあり楽しみである。
***
昨日は、
羽生(はにゅう)君の
金メダルとソータの優勝で、
二度も号外を発行した
新聞社がある。
アベマのカウンターで
「222.2K」で
22万2千2百人もの
試聴者数に驚いていたら、
今朝の朝刊では
300万人を越えたらしい。
東京ドーム満席が5万なので
なんとその60倍の人数が
試聴したことになる。
最近では、
「見るだけ将棋」を略して
「見る将」という女性ファンも
多いと言う。
まさに「藤井効果」である。
自分も、
実際の対局相手がいないので
ソフト相手にやっているだけだが、
ソータの70局もの棋譜を
検討しているうちに
知らぬ間に棋力がついて
初級レベルには
勝てるようになってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/a2/cee3627860575478c307b1bb957920d3.jpg)
たまたま、
ソータの準決勝と決勝の間に
羽生君の滑走があったので、
ライヴで見ることができた。
4回転で
二度ほどバランスを崩したが
転倒には至らなかった。
見ていて、
手足が長くて
それを生かした表現性が
外国人に劣らず
高いのが感じられた。
フィニッシュの
「バンッ!」という
両手を拡げる決めポーズも
かっこよかった。
宮城県出身の彼は、
3.11の直後に、
「被災地のために頑張った」
とコメントして
不屈の精神で得た金メダルによって
被災者を勇気付けてくれた。
そして、
つねに「感謝」の気持ちを忘れず
やさしく人に対する
東北が誇る
偉大な好青年である。
愛知からはソータが、
宮城からはユヅーが・・・と、
地方から偉大な
若者が登場してくれて、
国民に夢を見させてくれて、
ほんとうに
ありがたいことである。
「名誉孫」でもある
ソータが快挙を成し遂げ、
ゆうべは心地よい
安息の眠りを得れた。
中3にして
全棋士参加の大会で
頂上になったというのは、
まさしく棋界が認める
「四百年に一人の天才」を
証明した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/d1/33a81b1d8b33cb7dda3f108555963d59.jpg)
ホールでのライヴ戦というのも
なかなか臨場感があって
よかった。
決勝で相手側が投了した時には
コンサートさながらの
ブラボーコールのような
絶叫が湧き上がった。
歴史的瞬間を
目の当たりにしたという
感動覚めやらぬ観客たちの興奮が
伝わってきた。
準決勝の羽生永世七冠との対戦は
「天才」対「神の子」
という世紀の一戦であった。
ただ、終盤に
誰もが驚いた羽生に
疑問手が出て、
それまで均衡を保っていた
ソフトの評価値が急転直下で
-1500に振れソータ勝勢に転じた。
これまでは、
羽生の奇手は
“羽生マジック”と称されて、
その天才的一手が勝利につながり
また観戦者をして魅了してきた。
ただ、時折、
イップス(ポカ)もあり、
意外な脆さもあった。
今回もそれが出たのか、
ひふみんは観戦後のインタヴューで、
はっきりと「不出来だった」と評した。
天才羽生に15才にして
二勝一敗と勝ち越した
ソータは、まさに
大天才としか言いようがない。
元会長で永世名人の
谷川九段はソータへの
祝辞のなかに、
「20代、30代の棋士は悔しくないのか!」
と珍しく鼓舞するような
檄を飛ばした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/d4/98c4670f37954b940906378a661d13fb.jpg)
ソータはデヴュー1年目にして、
現役タイトル・ホルダーの
名人・竜王・王座・王将・
永世棋聖・永世名人のいずれもを
撃破している。
これから、
待ち望める好敵手としては
29連勝を阻んだ
佐々木勇気との
さしずめ「巌流島決戦」(笑)。
それから、
歯が立たなくて
唯一連敗してい
る豊島八段との
「リベンジ決戦」。
「この子」呼ばわりして
ファンの顰蹙を買い、
それで知名度も上がって、
今回段を越された
藤森奈津子女流の
息子・藤守五段との
「やーい、やーい決戦」(笑)。
渡辺棋王との
一戦も見てみたい。
3月8日には、
王将戦の2Rで、
なんと師匠の杉本七段との
対局もあり楽しみである。
***
昨日は、
羽生(はにゅう)君の
金メダルとソータの優勝で、
二度も号外を発行した
新聞社がある。
アベマのカウンターで
「222.2K」で
22万2千2百人もの
試聴者数に驚いていたら、
今朝の朝刊では
300万人を越えたらしい。
東京ドーム満席が5万なので
なんとその60倍の人数が
試聴したことになる。
最近では、
「見るだけ将棋」を略して
「見る将」という女性ファンも
多いと言う。
まさに「藤井効果」である。
自分も、
実際の対局相手がいないので
ソフト相手にやっているだけだが、
ソータの70局もの棋譜を
検討しているうちに
知らぬ間に棋力がついて
初級レベルには
勝てるようになってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/a2/cee3627860575478c307b1bb957920d3.jpg)
たまたま、
ソータの準決勝と決勝の間に
羽生君の滑走があったので、
ライヴで見ることができた。
4回転で
二度ほどバランスを崩したが
転倒には至らなかった。
見ていて、
手足が長くて
それを生かした表現性が
外国人に劣らず
高いのが感じられた。
フィニッシュの
「バンッ!」という
両手を拡げる決めポーズも
かっこよかった。
宮城県出身の彼は、
3.11の直後に、
「被災地のために頑張った」
とコメントして
不屈の精神で得た金メダルによって
被災者を勇気付けてくれた。
そして、
つねに「感謝」の気持ちを忘れず
やさしく人に対する
東北が誇る
偉大な好青年である。
愛知からはソータが、
宮城からはユヅーが・・・と、
地方から偉大な
若者が登場してくれて、
国民に夢を見させてくれて、
ほんとうに
ありがたいことである。