『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

十連休

2019-05-06 06:00:00 | 仕事
世間の十連休も
今日で仕舞いだが、
自分的には木曜までは
休みである。

初めて
週二日の勤務になって、
半隠居生活にも慣れなきゃ
と思っている。

もっとも、
6歳で幼稚園に入学してから、
この歳になるまで、
一度も「学校社会」を
離れたことがないので、
年三回の学休期間を過ごすことが
習い性となってはいる。

つくづく、
余暇を有効に
創造的に生きよ、
という宿命の人生なのかもしれない。

だからこそ、
一般の社会人や勤め人が
できないような独演会(リサイタル)
なんかが出来るのだろうし、
暇人こそがそれを為して
世の忙しい人たちを
癒さねばならないのかもしれない(笑)。

なんだか、
蟻の集団に必ず生じるという
2割の怠け者のようだ(笑)。

でも、
その2割の存在は
種やコロニーの維持には
進化学的に必要だと証明されている。

ただ、
カウンセリングでも
何ケースかあるが、
中高年に至るまで
70万人もいるという
「引き篭もり」問題を
このセオリーで説明が可能か
検討している。

公認心理師の国試にも
社会心理学領域が
何問か出題されていた。

「社会的手抜き(リンゲルマン効果)」
1人だと100%の力を出すはずの人間でも、
集団になると他のメンバーに
ただ乗りして手を抜いてしまう効果。

「傍観者効果」
1人だと行動を起こすはずの人間でも、
集団になると行動を起こさずに
傍観者になる効果。

「公共財ジレンマ」
個人の利益を優先して
ただ乗りする人(フリーライダー)が
増えることで、
公共財が維持できなくなって
社会が崩壊する問題を引き起こす。






きのうまで
ツタヤの5割引セールだったので、
“落穂拾い”のつもりで
散歩ついでにブラウジングしてたら、
新しいアイテムが補充されていて、
売り場主任に訊けば、
「実は、まだ1万点ほど、
在庫があるんです・・・」
とのことで、
ブッ魂消たーい!!

凹 [◎Ω◎;] 凹 ウッソー!  

それを聞いて、
なんだか、急に、
熱が醒めるようだった。

(_ _。) ガクッ…

カミさんに
「・・・なんだってぇ・・・」
って言ったら、
「なら、一万点、ズラッと
並べて展示してくれりゃ
いいのにねぇ・・・」
だって(笑)。

んなこと出来るかいッ!
である(笑)。

ぜーんぶクラシックの
中古盤だもんねぇ。

もし、そんなん開催されたら、
さぞかし壮観だろーなー。

でも、目が釘付けになって、
吐き気催すほど
英字タイトルと睨めっこして、
足腰ガタガタ、全身フラフラになりながら、
片手に万札握りしめて・・・
さぞかし修羅の如し
醜い姿を呈するだろうなぁ・・・(笑)。

きのうも
1.500円で11枚も
買っちまったもんなぁ・・・(笑)。

ベートーヴェンの
ギター曲編曲集なんて
見たことないレア物が120円だもん。

缶コーヒー1本分ですぜー、ダンナ(笑)。

とくに欲しいとも
思わなかったんだけんどもよぉ・・・
ベートーヴェンの
『ピアノ・トリオ全集』なんて
「ケンプ/シェリング/フルニエ」
黄金トリオの60年代名盤のLP復刻が
4枚組250円なんで
一枚62円50銭だよー(笑)。

これ、買わなきゃ、
そして、持ってなきゃ、
音楽家・コレクター・マニア
じゃないでしょーが(笑)。

すぐに『大公』を聴いてみたけど、
その一曲だけで
250円以上の価値は
十分あったもんねぇ…(笑)。

なんだか、ここ数日、
音楽に欲と得がまみれて
“たましい”が穢れてるなぁ・・・(笑)。

でも、1万弱で
100枚以上も大量にCDが入手できた吉事は、
やっぱし、先日の「ハロワ事件」の
「ふたつわるいこと、さてないものよ」の
カウンターバランスか
6年間の「復興支援リサイタル」への
神様のゴホービだと思っている。

余生を考えると
もうこの先の一生分を
買っちゃったような気もする。

なので、
きのうをもって、
もうCD買いはやめよう・・・と、
「令和の誓い」を立てたが(笑)、
ひと晩寝たら、
また考えが変わった。

せっかく、
毎日の散歩路に
ツタヤ・ブラウジングが
組み込まれてるんだから、
これを機に、マメに
一万点在庫の放出アイテムをチェックして
「超レア盤の発見」
「自分へのゴホービ」
「誕プレ」
などで心ときめかす方が
いい生き方だと思った。

今まで、
仙台や東京でしか
得られなかった中古外盤が、
近所で廉価入手出来るんだから、
タワーレコードとHMVが
隣に引っ越してきたような
夢みたいなことである(笑)。

フキノト採り、
タケノコ採り、
に“ときめき”を感じ
採集エクスタシーを感じるんだから、
CDハンティングもそれに似たり
なのかもしれない。

ただし、
こっちはタダではないが・・・(笑)。





きのうは
予報どおり
日中の室内が
28℃まで達して
ドエリャー驚いたー!!

´´(;´ρ`A) アチィ…  

まだ、エアコンを
始動するほどでもなかったが、
そろそろ、清掃・点検が
必要な時季になってきた。

なにせ20年物であるから、
メンテが怠れない。

ここ数年の
DIYによるクリーニングで
カビ臭さは免れているが、
でも、年々、35℃超えの
猛暑日が増えてきて、
旧機種にはクーリング・ダウンが
シンドクなってきた。

38℃の時なぞは、
フルパワーでも28℃にするのが
やっとだった。

なので、そろそろ、
買い替え時期でも
あるのかもしれない。

きのうの散歩も、
CDハンティングと
タケノコ・ハンティングになった。

野っ原では
アスパラを3本見つけた。

「アルペルジュ・ソバージュ」
(野生アスパラ)は
近くの畑から種が飛んできて
育ったものだが、
雑草の中の競争で育つので
野太く逞しく、そして、味が濃い。

タケノコは
放置竹林脇の歩道側に
ニョッキニョキ生えていた。

この飽食の時代に、
スマホばっかり見てる現代人は
歩道の足元の草むらに隠れている
筍なんて、だーれも見つけず、
興味すらないんだろう。

歩道を歩いてて、
手ごろな七本を
ハントするのに1分も
かからなかった。

ただ、家に帰ったら、
カミさんから、
「毎日、タケノコ料理続いてるから、
(休肝日みたいに)そろそろ
筍離れした方がいいよ」
と忠告され、
さもありなんと納得した。

かつて、
尿管結石の激痛発作で
救急車で搬送され入院したので、
アク抜き後も若干は含む
シュウ酸を過剰摂取するのは
結石の原因になるからである。

カミさんは、
一緒に救急車に乗ったので、
「いい加減にしろ」
というオカミの声、
天の声として
受けとめることにした。

なので一食分は
アク抜き後、
冷凍庫に保管した。






この数週間で
いきなり楽器が七つ、
CDが111枚も増えたので、
カウンセリング室が
雑然として見栄えが悪くなった。

やはり、
スッキリしていないと
クライエントへも
「落ち着き」の雰囲気を
提供できないので、
少しずつ整理整頓するつもりでいる。



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誕生日

2019-05-05 06:16:00 | 家族
きのうは
カミさんの誕生日だったので
会席料理店にお連れして(笑)、
お祝いして差し上げた(笑)。

皐月幟が
五月晴れの青空に
悠々と泳ぐのを横目に
美味しい懐石弁当に
舌鼓を打って、
至極ご機嫌であられた(笑)。

帰りは、
またまたツタヤによって
最後の“落穂拾い”に興じた(笑)。

カミさんも
誕生日記念に参戦して(笑)、
「おのこや、おのこ。
 わらわに、よさげなもの
 幾つか選んでたもぉ・・・」
と命じられたので…

<(_ _)> ヘヘェ

…と臣下宜しく
「これやこれなぞ、
 如何でござり奉りましょうか?
 恐惶謹言」
と、自分がスルーした
『ロドリーゴ/作品集』4枚組
『ピッチーニ/リュート曲集』
『ジュリアーニ/ギター協奏曲集』2枚組
なぞを御推挙申し上げた。

お局(つぼね)殿は、
「ふむふむ。
 よきにはかりゃれ…」
とのことであった。

そしたら、
興味の外だったので
ウォッチしてた
『スクリャービン/交響曲全集』3枚組が
な、なんとーッ!
「51円」の値札では
あーりませんか!!

工工エエエエェェェ──ッ!!ヽ(`(`(`(`ヽ(`Д´)ノ 

こりゃ、ミス・タグだろう…と、
レジのニイチャンとこに
駆け込んで正直申告したら、
無表情に、ピッ!・・・と、
バーコードをなぞり
「51円です・・・」
と何の感慨もなく言うので
笑いを堪えながら
カミさんとこに戻って
「やっぱ。51円だって・・・」
と告げて大笑いした。

何がナンダカ、
さっぱりワカラズ、
びっくりポンである。

ヽ(゜○゜;)ノ カウ~!!!

『3番』と『法悦の詩』は
持ってたが、なにせ全集だから、
マイナーな『1/2番』以外の
オケ曲も含まれている。

それらを一つずつ
貴重な命の残り時間を費やして
聴くに値するか・・・と、
思わないでもなかったが、
著名音楽家の時系列的な
作品像を捉える勉強も
楽しいかもしれないと
思うことにした。

51円のコストで
半日、勉強楽しめたら
大儲けだよー(笑)。

「勉強」で思い出したが、
概してギター弾きなるものは、
昔っからギター以外は聴かないし
弾かないという所謂
「ギター馬鹿」が多かった。

これは他の楽器奏者にも
その傾向はあるのかもしれないが、
マーラーも知らなきゃ、
モーツァルトさえ聴かない
というギタリストは案外に多い。

そういう演奏家の演奏は
たいがい浅薄で
ツマランものである。

知り合いにも、
音楽無知ながら、
カラオケ自己陶酔オヤジみたいに
パフォーマンスだけは
しっかりかます輩(やから)がいて、
バッカじゃないのー!!
と蛇蝎の如く軽蔑している。

なのに、
ちょいちょい電話してきたり、
アポなし訪問してくんだよねぃ…。
KYなんだなぁ・・・。

ε=(-᷅_-᷄๑)

あっちいけ、シッシッ!
である(笑)






大安売りで
古楽類を大量ゲットしたのを機に、
久しぶりに、
敬愛する皆川 達夫先生のテキストを
書庫から探し出してきて
再読、勉強している。

特に、
声楽曲や宗教曲は
後回しというか
避けて通ってきたので、
人生最後の機会と思って
じっくり向き合おうと思う。

リサイタルも終わったことだし、
ゆっくりと音楽を聴き、
ゆったりと音楽学の
勉強できる楽しみを味わいたい。

きのうは
カミさん13枚、
自分が27枚買ったので、
合計40枚で、この4日間で
ちょうど100枚買ったことになる。

ぜーんぶ
クラシックの中古外盤。

「平成最後の日」
「令和最初の日」
「史上初の十連休」
「カミさん誕生日」
の四つの記念日だったから、
ま、いっかである(笑)。

これから、
毎日、とっかえひっかえ
書斎でも、ベッドでも、車でも
音楽三昧だー!!

(´人`)゛ナンマイダー





これまで、
数ある解説書で、
これらの8冊が
生涯で最もよき
道しるべとなってくれた。

あとは、
LPレコードやCDの
ライナーノートを
丹念にじっくりと読むことが
いちばんの勉強になった。

皆川先生には
敬愛するあまり、
高校時代にファンレターを
差し上げたこともある。





誕生ケーキを
予約しようと思っていた
パティスリーが
連休中は休みだというので、
仕方なく、手作りで
タルトをこしらえた。

ふだんは高くって、
エッセンスで間に合わせてるが、
この時とばかり、
本物のバニラビーンズを
たっぷり入れたので
「いい香りぃ・・・」
と気づいてくれてよかった。

表面にカソナード(赤砂糖)を振って
バーナーで炙り
ブリュレ仕上げにしたら、
なんだか大阪オバハンの好きな
“豹ガラ”みたいになってもうて・・・

(。・艸・) アラマァ…

・・・であった(笑)。


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筍くさいCD・・・(笑)

2019-05-04 07:37:00 | 音楽
おとついから
体調が思わしくなく、
臥せったり起きたりしている。

カミさん曰く
「今頃、リサイタルやCD作りの
疲れが出てきたんじゃないの・・・」
とのことだった。

そんなんとは違う、
単なる風邪気味なのかもしれないが。

首から背中にかけて痛むので
執拗に電動マッサージ機で
施療しているが、
あまり効き目がなく、
仕方なしに市販の鎮痛剤
「イブプロフェン」を
4時間ごとに服用している。

クスリが効いて
痛みが緩和すると、
治ったような錯覚で
散歩に出かけてしまい、
ついつい、その足で
タケノコ採りやら
CD漁りをして、
疲労困憊で帰ってきて
またダウンした。

(хдх;)  

ほんに、
おバカなこって・・・(笑)。





ツタヤを散歩ついでに
毎日のようにのぞいてるが、
きのうはナント!
中古本・CDが50%オフだった。

工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工

そりゃ、ないぜー!
である。

20%オフでホクホクして、
27枚もCD買ったのに、
翌日から半額セールって・・・。

クソッタレ~ (;`皿') カネカエセ~

・・・である。

あと出しジャンケンだよ~。

(ㆀ˘・з・˘) ブーブー

生真面目そうな主任に
不満をぶちまけたら、
(メーワクだったろうに…笑)
「思ったほど売り上げが
伸びなかったので、
上からせっつかれまして・・・」
とのことだった。

ま、怒る方が
オカシーのだが・・・(笑)。

そんで、
寅さんみたいに、
♩ヤケのやんぱち日焼けのナスビ♩
になってもうて、
散歩中の所持金ぜんぶはたいて
33枚も一気買いしてもうた・・・。

ガクッ (_ _。)・・・ ジコケンオ

んだってばよぉ・・・、
半額になって
400円の7枚組って
一枚57円でねーの。

そんなん、
ブックオフでも
ありえねーっつうの(笑)。

オラぁ、そんだら、
オニャンコだって、
音痴の浅田美代子だって、
買っちまうだよ~。

(コーフンして、人格崩壊して、
田舎もんキャラが出てきたーぃ!!)

\(゜(ェ) ゜)/  

『パガニーニ/ギター作品全集』 3枚組
『パガニーニ/カルテット』
『ヴィラ・ロボス/カルテット全集』 6枚組

『ビーバー/室内楽集』 6枚組
『クープラン/室内楽全集』 7枚組
『タルティーニ/ソナタ&トリオ集』 3枚組

『テレマン/トリオソナタ集』 2枚組
『ザ・アート・オブ・リコーダー 』 2枚組
『アーベル/フルート曲集』

『ハスラー/ハープシコード曲集』
『サンマルティーニ/後期交響曲』
『ガッティ/協奏曲集』

この三日で
ぜんぶで60枚も
買っちまったい(笑)。

「オトナ買い」よっか上の
「ジジイ買い」だわ(笑)。

そんでも、
総計で7.000円ほどであるから、
やっぱ単価120円ほどは
この内容とクオリティでは安すぎだ。

いっそ、「令和」突入記念で、
「一万円分」のあと3.000円分も
パーッと、買ってこよっと。

(^▽^)>テヘヘ…♪





散歩のついでに
タケノコ採りなんかやって
リュックに詰め込んで
フーフー帰ってくるから
具合もワルクなるべさぁ(笑)。

その上にCD33枚を
1時間も吟味してクタビレて、
タケノコの上さ詰め込んで、
さらに、フーフー言って
帰ってきたんだから、
そりゃ、具合もワルクなるべさぁ(笑)。

(хдх;)  

ほんに、
おバカなこって・・・(笑)。

リュックんなかで
タケノコが蒸れて、
CDまでタケノコ臭く
なっちまっただよぉ(笑)。


あ゛~・・・
こーしてる間にも、
また今朝呑んだヤクが効いてきて、
ソーカイ感になってきた~!!

ヾ(◎θ◎)ノ~~☆

タケノコ採りと
CD買いに行きてぇ~!!

…(((=_=))) ブルブル  ←離脱症状(笑)






茶室の前庭を
無理くり「茶庭」に
見立てているが、
どーも背景の金網フェンスが
気に入らない。

前の家では、
道路に面していたから
スダレで覆っていたので
それは風情があった。

いつか、そーしよーと思いつつも
ついつい億劫で
後手にまわっている。

そんでも、
紅いボケの花びらが
蹲(つくばい)の水の上に散って
なかなかに風情ある様を
見せている。

去年、苦労して収集した苔は
シロート造園のかなしさで
なかなか地に着かず、
はがれたり、風で飛んだり、
下からの雑草の伸びに
ひっくり返されたりと
散々な有り様である。

移植してすぐの頃が
いちばん苔庭らしかったが、
今は、荒れ屋敷の庭みたいだ。

***

サクランボとビワは
間引きをしたので、
そろそろ袋かけをしないと
鳥に食われてしまうから、
重い腰をあげなくてはである。

「木の芽」とも言われる
山椒の木の若芽が
どんどん芽吹いてきて、
冷奴、筍飯、お吸い物に添えて
その清涼な香りと辛味を
楽しんでいる。

実を言うと、
サンショの木が
大好きなのである(笑)。

大阪のアパートに引越した折、
亡父が玄関の箱庭に
山椒の木を植えてくれ
それがスクスクと育って
二階のお婆ちゃんにもお分けして
喜んで頂いていた、
といういい想い出がある。





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スミス先生

2019-05-03 05:40:00 | 音楽
何処に遠出したわけでもないのに、
連休疲れしている(笑)。

やはり
適度に働いてこそ
休みが有り難いのであって、
こうも休みが長いと
廃用症候群みたいに
心身が鈍(なま)ってくる。

花粉症も未だ抜けてないのか、
倦怠感と鼻詰まりと
耳鳴りが治らないので
薬も呑み続けている。

きのうは
あまりのだるさに
B型インフルにでも
罹ったんかしらん
と懸念しながら、
一日寝て過ごしていた。





レンタルで借りてきた
『麻衣の虫ぐらし』(全2巻)
という
女の子の農業物が
けっこう面白く読めた。

「自然から遠ざかると
 病が近づいてくる」
という
ルソーの警句があるが、
ITやらSNSやらにばかり
うつつを抜かしていると
カラダだけでなく
“たましい”までも
病んでくるのかもしれない。

なので、
フキノト採りも
タケノコ採りも
自然に接しては
新鮮なものを摂取するのだから
心身にはいいはずである。

この時季、
庭の自然からは
山椒の若芽と
ウコギの若芽が
たびたび食卓にあがる。

***

松本零士の
戦記物を蒐集して
面白く読んでいる。

先日、共産党員の方が
カウンセリングにおいでになり、
室内に飾ってあった
戦車の模型をご覧になって、
「やっぱ、戦争は行けませんよね」
と好戦家のように思われて
「男の子は、こういうの好きなんです」
と弁明した。

WWⅡの映画や戦記物、
プラモが好きだからって、
戦争支持者とは違う。

そしたら、
ミステリー好きは、
みな殺人好きになってしまう(笑)。

少女農業マンガに
共感したからって
ロリコンではなかろう(笑)。





リサイタルの
CDと冊子が完成したので、
手始めに、実行委員でもあり、
ご支援も頂いている
Mセンセんとこと
叔母宅にお届けした。

前日には
タケノコも届けたのだが、
叔母は二日とも留守で
留守番のオジさんが
受け取られて、
夜になって電話がかかってきた。

父が佐々木家の長男で
我が家は祖父母がいた本家だったので、
叔母二人が昔は同居していた。

なので、
いまでも家族・身内として
可愛がってもらっている。

その叔母から
電話口で、
「あんた、あんなに、みんなに
よくしてもらって、幸せだよ~。
感謝しなっきゃ、バチあたっかんね・・・」
と、いつもの調子で
諭された。

そして、
いつもの口癖で
「ヨーコさんに
捨てらんないようにしなよ~」
だって(笑)。

還暦過ぎの爺ぃを、
齢80過ぎの叔母は
いつまでも、
頼んない本家の
“ばっち子”(末っ子)
だと思ってるようだ(笑)。






ヴィオールの名手
サヴァール率いる古楽アンサンブル
「エスペリオンXX」の8枚組CDを
800円で買ったので、
毎日ホクホクと聴いている。

(o´∀`o)

そのライナーノーツで
メンバーを見て驚いた。

ლ(ʘ▽ʘ)ლ

なんと、
リュート、ヴィウェラ担当が
「ホッピー」こと
ホプキンソン・スミス教授
だったなんて・・・
知らなかった~!
である。

在京中から
熱狂的なホッピー・ファンで、
スミス先生のCDは
今でも全部(25枚)持っている。

先生には2001年に
東京オペラシティでの
公開レッスンを受講し、
色紙まで書いて頂いて
我が家の家宝にしている。

「まず、はじめに、歌ってごらんなさいな。
 そしたら、それを、よくお聴きなさいな。
 それから、リュートやヴィウェラで真似してごらん!」

・・・という、
実に解りやすい御教えで、
これは、今まで、
リサイタルの練習でも
実行していた。

先生とは
歓談と握手もさせて頂き、
その深い教養と
優しい語り口、
ジェントルな物腰が
そのまんまエレガントな
演奏になっていた。

1946年生まれなので
齢73歳になられるが、
ハーバードで音楽学を専攻され、
渡欧後に、タルレガの弟子プジョールと
リュート中興の祖ゲルビッヒの弟子
ドンボワに師事された。

***

「エスペリオン」は、
ギリシャ語では“西方”を、
ラテン語ではイタリア及び
イベリア半島を意味し、
「XX」は20世紀を現している。

13世紀以降のスペイン音楽を
網羅したこの8枚組は、
ギター音楽やフラメンコを
研究する者には
貴重な資料的価値もある。

単に学究的だけでなく
魅惑的な演奏もそのはずで、
ハープシコードにコープマン、
ヴィオールにコワンという
超一流ソリストを擁しているのだから、
さもありなんである。

しかも、
スミス先生に至っては、
キタラ・モレスカとか
サラセン・キタラという
中世アラブ系リュート属まで演奏されており、
初めて耳にしたそれらの音色には
古楽器奏者として衝撃を受けた。

今まで、
コンソートやアンサンブルを敬遠して、
ソロやトリオにばかり固執してきたので
「エスペリオンXX」の名演を聴いて
目からウロコが落ちるようだった。

アマゾンのレヴューを借りれば、
まさしく
「Excelent, no doubts!」
である。

十連休という
ダイヤモンド・ウィークに、
800円で転がってきた
トテツモナイ「お宝」であった。

\(☆_☆)/







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タケノコの山

2019-05-02 05:58:00 | 趣味
25歳の折、
大阪は高槻市にある私立高校に
生物教師として赴任し、
爾来、11年を勤め果せた。

独身時代は
三島郡島本町という
大阪と京都の府境の
「文化住宅」に
3年住んでいた。

阪急「水無瀬」の沿線にあり、
交通の便がよく、
京都へも大阪へも
30分ほどで出れた。

カミさんと所帯を持ってからは
京都市内の吉祥院のマンションで
8年を暮らした。

その頃は、
リュートとヴィオールの
古楽にハマり、
両楽器も購入して、
毎週のように四条河原町の
「十字屋」で外盤CDを漁っていた。

当時、
世界中でリリースされたリュートCDは
ほぼすべて入手して、
データベースも作って
200数十枚まで数え上げた。

そして、
京都から盆暮れに帰郷するたびに
秋葉原の「石丸電気3号館」に寄っては、
やはり外盤CDを大量購入していた。

その後、
ヤフオク開始と同時に
大半を出品して処分した。

平成になる前は、
石丸で落語のレコードも
ほぼコンプリートしたが、
それらもほとんどヤフオクに出した。





散歩路にあるツタヤには
ほぼ毎日のように寄っているが、
連休になると決まって
古書・中古ソフトの20%オフになるので
その機を見逃さないようにしている。

この十連休中にもセールがあり、
「平成最後の日」には、
久しぶりに外盤CDを20枚も
オトナ買いした。

そして、きのうも
散歩ついでに寄って、
「令和最初の日」に託(かこつ)けて
7枚ほど仕入れてきた。

『ファリャ/オーケストラ作品集』は
3枚組で412円・・・(笑)。

一々、値段を書くまでもないのだが、
バーゲンで超特売品をゲットしてきた
オバハンみたいに
「採ったぞーッ!!」
と「ドーダ!」したいのだろう。

してみれば、
フキノトやタケノコの
ハンティングと変わりない(笑)。

ギターで弾くことも多い
ファリャの曲集が網羅され、
ベネズエラの無名オケながらも
いい塩梅に泥臭くて
フラメンキッシュなのが佳かった。

大学時代のリサイタルでやった
『狐火の歌』の原曲を
スペイン語のソプラノでやったのは
かなり痺れて
リピートして聴いた。

これを先に聴いていたら、
もっとソウルフルに
キレッキレに弾けたのに・・・と、
いささか残念に感じた。

オペラ『はかなき人生』の
劇中に流れる『スペイン舞曲第1番』も
ソロで発表会で弾いたので、
歌い手たちの賭け声や
パルマ(手拍子)が入るのは
実にかっこよかった。

今朝は、
『ヴィヴァルディ/オーボエ・ソナタ』を
聴きながら、バロック・オーボエの
哀愁に満ちた音色に
連休疲れを癒されている。

202円である・・・(笑)。

(^◇^;) ヒツコイ…

著名な『アダージョ』の他は
馴染みのないアルビノーニの
『ソナタ集』も買ってきた(202円)。

テオルボやアーチリュートという
リュート属が伴奏に使われていて、
ふた昔前の蒐集当時だったら、
すぐに【リュート・データベース】に
登録して棚に並べたろう。

『ヴィターリ/ソナタ集』(202)も
テオルボとリュート伴奏だった。

ジョバンニ・バティスタ・ヴィターリは、
これまで馴染みがなかったので、
ウィキってみた。

「1632 - 1692年/イタリアのボローニャ出身/
ヴィオローネ奏者、歌手、作曲家/
聖十字架教会の楽長/
モデナのフランチェスコ2世・デステの宮廷楽長/
トリオ・ソナタの発展に貢献/
コレッリやパーセル、トレッリに影響を与えた」

国内盤では
市場価値の低い
マニアックなニッチ商品は
まず製作されないので、
マイナー作曲家や作品は
外盤に頼る処が大きい。

ただ、CDになってからは、
ゴマ粒のような
英文ライナーノートを読むのに
老眼鏡が必要になってきた。

『la monarcha 』(ラ・モナルチャ)
というタイトルの
17世紀スペイン音楽集にも
ルネッサンス・ギターや
バロック・ギターが用いられ、
リコーダーも
溌剌とした快活な音色のものと
渋く鉛色(にびいろ)の音色のものとが
使い分けられていて楽しめた。

西語のモナルチャは
英語のモナークであり、
「君主/国王」
という意味なので、
令和の新天皇即位日に
我が家にやってきたのも
何かの縁であろう。

ツタヤのセールが
今日までなので、
最後の“落穂拾い”でも
してこようかしらん(笑)。






家のまわりの散歩といっても、
市街地ではないので、
山あり、川あり、野ありで、
遠くには残雪の吾妻連峰ものぞめ、
シーナリーには恵まれている。

永らく
リサイタルやコスキンやらで
第二「屋外練習場」であった
青年会館のベンチ前の大木に
「今年は来れなくて、ごめんね」
と、詫びてきた。

なんだか、
いつも、大樹の下で
ぽつりぽつりと
ギターを爪弾いていると
木々たちが擬人的に
聴いてくれているかのような
気でいた。

そして、
彼らの生命エネルギーも
もらっていたような気がする。






今季二回目の
バンブーシュート・ハンティングに
行ってきた。

マツタケ狩りと同じで、
おいそれとは
場所は明かせない(笑)。

手ごろなんを
6本ほど1分で収穫し、
リクエストのあった
Mセンセんとこと、
叔母宅に2本ずつ
おすそ分けしてきた。

おふた方とも
リサイタル実行委員でもあり、
ご支援も頂いているので、
毎年、フキノトやらタケノコの
現物配給で(笑)
恩義の返報をさせて頂いている。

***

Eテレの『COOL JAPAN』を
毎週視てるが、
こないだは「サンドイッチ」の回で、
断面の美しさを「萌え断」と言って、
同好のご婦人方が
インスタにアップしてるという。

断面図本という大判絵本が好きで
図書館からよく借りてきていたが、
それで英語で断面を
「Cross section」
というのを知った。

竹の子のクロス・セクションも
実に“モエダン”で、
その摩訶不思議な色形は
モダンアートのようである。

バンブー・ハンターは
シーズン内に山ほど料理するので、
スピード・クッキングも心得てきた。

筍はギザギザ刃の包丁で
スパーッと、半切にして、
可食部を穿(ほじく)り出せばいい。

ヌカはセルフ精米小屋に
「お持ち帰り下さい」が
山ほどある。

アク抜きは、
大鍋をオーヴンに入れっぱなしで
1時間でOKである。

ゆんべは、
筍ご飯、酢の物、木の芽田楽と
それは料亭のような
“ごっつぉう”だった。

ε=ヾ(*。>◇<)ノ ウンメェ~!!







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