鬼ケ茶屋の石畳道の先、普甲峠の山道が終るあたりに毛原(けはら)の道標がある。この道標には、「右ふげん・左なりあい」と書かれているが、「ふげん」は普甲寺の普賢堂を指し、「なりあい」は宮津の成相観音を指している。
つまりここは、「元普甲道」と「宮津街道・普甲峠越の道」の分岐点であった。
この道標を背にして立てば、細い道が京都方面へと続いているのが見える。
最寄の駅=北近畿タンゴ鉄道・宮津駅、大江山口内宮駅
4月より咲いていた花「桐」
・開花時期は、 4/25頃~ 5/10頃。 ・朝鮮、中国から渡来してきた。 ・紫色の筒状の花を木の上の方につける。 (背の高い木なので、下からそうとう 見上げないと花は見えない) ・強い芳香がある。(落ちてきた花を拾い上げて 匂ってみてください) ・若い木の木膚は滑らかだが、老木になると 縦にひび割れ灰褐色になる。 ・非常に軽くて湿気を吸わない、良い材質なので ”桐箪笥”(きりだんす)や、箱、下駄、 琴の胴の部分 などの楽器、人形の型、 金庫の内張りなど幅広く利用される。 ・切ればすぐに芽を出して生長する意で、 動詞の「きる」がそのまま「きり」になった。 桐はとても生長が早いので、農村では女の子が 生まれると桐の苗を植え、結婚するときに それで箪笥を作るところがある。 ・中国では、聖王を表す”鳳凰”は「桐の木に だけ棲(す)み、竹の実だけを食べる」という 伝説があり、 桐は”典雅瑞祥(てんがずいしょう)の 霊鳥の宿り木とされた。 そのため桐は、平安時代の頃から大いに その品位を高め、天皇をはじめ上流社会の人々 の間で紋章、装飾として用いられた。 また、1974年まではパスポートには桐紋が 入っていた。 (鳳凰が棲む木は本当は桐ではなく 青桐(あおぎり)であるらしい) ・岩手県の県花(桐) (季節の花300より)
つまりここは、「元普甲道」と「宮津街道・普甲峠越の道」の分岐点であった。
この道標を背にして立てば、細い道が京都方面へと続いているのが見える。
最寄の駅=北近畿タンゴ鉄道・宮津駅、大江山口内宮駅
4月より咲いていた花「桐」
・開花時期は、 4/25頃~ 5/10頃。 ・朝鮮、中国から渡来してきた。 ・紫色の筒状の花を木の上の方につける。 (背の高い木なので、下からそうとう 見上げないと花は見えない) ・強い芳香がある。(落ちてきた花を拾い上げて 匂ってみてください) ・若い木の木膚は滑らかだが、老木になると 縦にひび割れ灰褐色になる。 ・非常に軽くて湿気を吸わない、良い材質なので ”桐箪笥”(きりだんす)や、箱、下駄、 琴の胴の部分 などの楽器、人形の型、 金庫の内張りなど幅広く利用される。 ・切ればすぐに芽を出して生長する意で、 動詞の「きる」がそのまま「きり」になった。 桐はとても生長が早いので、農村では女の子が 生まれると桐の苗を植え、結婚するときに それで箪笥を作るところがある。 ・中国では、聖王を表す”鳳凰”は「桐の木に だけ棲(す)み、竹の実だけを食べる」という 伝説があり、 桐は”典雅瑞祥(てんがずいしょう)の 霊鳥の宿り木とされた。 そのため桐は、平安時代の頃から大いに その品位を高め、天皇をはじめ上流社会の人々 の間で紋章、装飾として用いられた。 また、1974年まではパスポートには桐紋が 入っていた。 (鳳凰が棲む木は本当は桐ではなく 青桐(あおぎり)であるらしい) ・岩手県の県花(桐) (季節の花300より)
