一日一言
一寸の光陰
「光陰」の「光」は日、「陰」は月の意味で、
再び元には戻らない歳月の流れを指す。
「一寸」は、ほんの少しの間の時間という
意味。人の生きている時間が僅かである
ことや、人生が儚いことを強調して言う場
合などに用いる。
{一寸の光陰軽んずべからず}などと言う。
★「少年老い易く学成り難し、一寸の光陰
軽んずべからず」より出た言葉である。
6月より咲いている花「露草」
開花時期は、 6/ 5頃~10/ 末頃。
・名前は”露を帯びた草”からくる。
朝露を受けて咲き始める。
午後になるとしぼんでくる。
・雑草っぽいが美しい青色の花。
花は3枚あり、うち2枚は青で大きく、
残り1枚は白で小さい。
この形、なんとなく「ミッキーマウス」に
似てる♪
(参考)ミッキーマウスの木
・別名 「蛍草」(ほたるぐさ)
蛍を飼うとき籠に入れるから。
「藍花」(あいばな)、
「青花」(あおばな)
花で布を染めたから。
「移草」(うつしぐさ)、
「月草」「鴨頭草」(つきくさ)、
青色の花で紙や布をつき染めた。
今でも京都の友禅の下絵に
使われる。
「縹草」(はなだぐさ)、
「帽子花」(ぼうしばな)
花を包んでいる苞(ほう)の
形から。
いっぱいありますね。
・「朝露に 咲きすさびたる
鴨頭草(つきくさ)の
日暮るるなへに 消(け)ぬべく思ほゆ」
(鴨頭草=露草) 万葉集
「月草に 衣は摺(す)らむ 朝露に
濡れての後(のち)は 移ろひぬとも」
万葉集
(季節の花300より)