一日一言
呉越同舟(ごえつどうしゅう)
昔、呉の国と越の国とは隣接していたが、
非常に仲が悪く争い事が絶えなかった。
その呉越両国の者が同じ舟に乗り合わ
せらが、舟の中なので両者ともにおとなし
くせざるを得なったという中国の故事から、
日頃不仲の者が一定の場所、一定の条件
の下で共に過ごさねばならないような場合
をたとえて言うのに用いる。
★今回の消費税法案可決に対しては、与野党
の三党協議という約束が功を奏した。まさに非情
事態での呉越同舟とも言うべきことであった。
8月から咲いている花「鶏頭(けいとう)」
開花時期は、 8/10頃~12/10頃。
・熱帯アジアなどの原産。日本には万葉時代
にはすでに渡来していた”古株”。
・花が鶏の鶏冠(とさか)状に見えるので
この名前になった。
英語でも「cocks-comb」(鶏のとさか)なので
この花に対するイメージは世界共通なのかも。
・花が丸くなって咲くものや、槍のように
とがるものなど、いろいろある。
色は赤いものがほとんど。
だいだい色のものもある。
・昔は草染めの原料として利用された。
・別名 「鶏冠花」(けいかんか)、
「韓藍」(からあい)。
・8月19日の誕生花(鶏冠鶏頭)
9月3日の誕生花(槍鶏頭)
・花言葉は「おしゃれ」(鶏冠鶏頭)
「個性」(槍鶏頭)
・「わが屋戸に 韓藍蒔(ま)き生(おほ)し
枯れぬれど
懲りずてまたも 蒔かむとそ思ふ」
万葉集 山部赤人
「秋さらば 写(うつし)もせむと
わが蒔(ま)きし
韓藍(からあい)の花を
誰(たれ)か採(つ)みけむ
万葉集 作者不詳
「秋風の 吹きのこしてや 鶏頭花」
与謝蕪村
(季節の花300より)