一日一言
狐疑(こぎ)の心
狐はひどく疑い深い動物であるといわれる
ところから、何事に対しても疑い深く、怪しむ
ような性質を指していう場合に用いる。
「狐疑心」ともいう。
★彼が今まで用心深く失敗をしてこなかった
のは、常に狐疑の心をして世渡りしたからで
あろう。
10月から咲く花「茶」
開花時期は、10/ 5頃~11/20頃。
・白い花をやや下向きに咲かせる。
・椿(つばき)や山茶花(さざんか)の仲間。
・「ちゃ」は、中国語の「茶」を音読みしたもの。
・葉は、いわゆるあの”お茶っ葉”になる。
【お茶について】 (◆-いろんなお茶の名前)
1.◆緑茶(お茶の葉を発酵させないで作ったお茶)
緑茶にもいろいろ種類がある。
(1)4月下旬から5月上旬頃に摘む、その年の最初の新芽を
使用したお茶。5月2日頃の、
”八十八夜(立春(初日参入)から88日目)の茶つみ”
で知られる。これらは、
◆「煎茶(せんちゃ)」や◆「一番茶」と呼ぶ。
「煎茶」と同じ品種でやや高級なものに
「玉露」と「抹茶」がある。
◆「玉露(ぎょくろ)」
栽培に手間がかかる、やや高級品。
◆「抹茶(まっちゃ)」
抹茶アイスクリームなど・・・
(2)夏以降の新芽でつくる二番茶、三番茶。
◆「番茶(ばんちゃ)」と呼びます。葉が大きい。
これと同じ品種に「玄米茶」と「ほうじ茶」がある。
◆「玄米茶(げんまいちゃ)」
番茶に、炒(い)ったお米を混ぜたもの。
◆「焙じ茶(ほうじちゃ)」
番茶を強火で炒(い)ったもの。
「焙(ほう)じる」とは、強火であぶって
湿気をとること。
2.◆ウーロン茶(お茶の葉を半発酵させて作ったお茶)
暑いときに冷えたの飲むとうまい♪
3.◆紅茶(お茶の葉を発酵させて作ったお茶)
ミルクティー、レモンティー、ハーブティー・・・♪
ちなみに「麦茶」は大麦などを焙(ほう)じたもの。
・「朝茶のむ 僧しづかさよ 菊の霜」(松尾芭蕉)
「行(ゆく)としの めざまし草や 茶筌賣(ちゃせんうり)」
(与謝蕪村)
「朝々や 茶がむ(う)まく成る 霧おりる」(小林一茶)
(季節の花300より)