一日一言
御免を蒙(こうむ)る
相手の許しを賜ると言う意味に用い、
それから転じて、許してほしい、勘弁
してほしい、と言う拒否の意志を表す
場合などに用いる。
★今回の不祥事の後始末だけは、御免
蒙りたいと断った。
歳時記
節分
日本には春夏秋冬の四季がありますが、こよみの上ではそれぞれの季
節が始まる日を「立春」「立夏」「立秋」「立冬」といい、これらの前日を「節
分」といいます。つまり、節分は4つの季節の分かれめです。昔は立春か
ら新しい年が始まっていたため、4つの節分の中でも、立春前の節分は
大切な節目の日。今でいう大晦日にあたるので、新年に福を呼ぶため
に、悪いことを起こす邪気をはらう様々な行事が行われるようになり、や
がて、節分といえばこの日をさすようになりました。
2月に咲く花「菜の花」
開花時期は、 2/ 1 ~ 5/ 5頃。
・一面黄色に群生しているさまが
すばらしい。
・”野菜(菜っ葉)の花”
という意味から
「菜の花」になった。
おひたしや和え物(あえもの)
として食べられる。
・「菜の花」は、
春によく見かける
黄色い花の総称として
使われるが、
ふつう見かけるのは
「西洋油菜
(せいようあぶらな)」
なので
「西洋油菜」のことを
「菜の花」と呼ぶことが多い。
・蜜(みつ)を作る原料として、
養蜂業者の人たちは
九州などの暖地から
花期に従ってしだいに北上して
その花蜜を集めるらしい。
・3月の「桃の節句」では、
桃の花とともに
一緒に飾られることがある。
・菜の花の別名。
「花菜」(はなな)
「菜花」(なばな)
「菜種」(なたね)
菜の花が咲く頃に
降り続く雨を
”菜種梅雨(なたねづゆ)”
という。
・昔は、種子から
菜種油(なたねあぶら)をとる、
「油菜(あぶらな)」のことを
菜の花と呼んだ。
「油菜(あぶらな)」
40%が油分。
昔は灯火、食用油、
潤滑油などに使われ、
搾りかすは肥料に使われた。
今は、ほとんど見かけない。
(季節の花300より)