一日一言
転ばぬ先の杖
転ばぬ内に杖を利用しておくと言う意味
から、失敗せぬようにあらかじめ用意周
到に準備しておく事をたとえて言う場合
に用いる。「転ばぬ先の杖柱」ともいう。
★彼は老後の事を周到に考えて計画を
立て、転ばぬ先の杖としているようだ。
類語:①倒れぬ先の杖 ②降らぬ先の傘
:③濡れぬ先の傘 ④用心は前にあり
歳時記
針供養
2月8日を裁縫の「事始め」、12月8日を「事納め」と呼び、この日に一年
間使った針を、淡島神社に奉納する行事が針供養です。
折れたり痛んだりした針を豆腐やこんにゃくに刺し、お供え物をして針に
感謝し、裁縫の上達を祈願しました。
2月に咲く花「烏の豌豆(えんどう)」
開花時期は、 2/10 ~ 5/10頃。
・春、いかにも豆科っぽい
ピンク色の花が咲く。
・春、若芽を天ぷらにすると
おいしいらしい。
・これより小さいものに、
「雀野豌豆」
(すずめのえんどう)がある。
大きめのものに
「烏」と名づけることが多い。
また、実は熟すと
黒くなることから
黒→カラス、との連想で
「烏」の名がついた、
との説もある。
・黒く熟した実は、
時期が来ると自然に爆(は)ぜて、
中のタネを外にはじき飛ばす。
飛ばすときは
実がねじれるように爆(は)ぜて、
タネを遠心力で
遠くに飛ばす仕組みを
もっているようだ。
(爆(は)ぜるところは、
カタバミに似ている)
1つの実に
5個ぐらいのタネが入っている。
爆(は)ぜる時季に、
群生しているところで
耳をすましていると、
「パン、パン」と
爆(は)ぜる音が聞こえる。
・別名
「矢筈豌豆」
(やはずえんどう)。
葉の先端がくぼみ、
矢筈形になることから。
(季節の花300より)