一日一言
塞翁(さいおう)が馬
「塞翁」は、国境の砦の近くに住む老人と
いう意味。昔、中国のある老人の飼育した
馬が、逃げ出したが、後に、その馬がア駿
馬を引き連れて戻って来た。又、その駿馬
に老人の息子が乗って、落馬してびっこに
なったが、そのお陰で息子は徴兵を免れて
生き残ることが出来た。このように、老人の
馬を巡って悪い事と良い事が何度か繰り返
されたが、老人は別に、そのたびに悲しんだ
り喜んだりすることをしなかったという故事か
ら、人生の幸不幸は予測できないものだから
、むやみに悲しんだり喜んだりすることはない
と言う教訓として用いる。
★不幸にあった友人を慰めるために、人生は
万事塞翁が馬だと言い聞かせたが、効果が
有っただろうか。
類語:①人間万事塞翁が馬 ②禍福は糾(あざな)える縄の如し
2月の花「オキザリス」
・酢漿草(かたばみ)科。
・学名
Oxalis corymbosa
(紫カタバミ)
Oxalis articulata
(芋カタバミ)
Oxalis : カタバミ属
corymbosa : 散房花序の
articulata : 節目がある
Oxalis(オキザリス)は、
ギリシャ語の
「oxys(酸っぱい)」が語源。
葉や茎に
蓚酸(しゅうさん)を含み
酸味があることから。
・葉は3枚。
葉の形は
「白詰草(クローバー)」
に似ている。
・花は「かたばみ」に
そっくりだが、
オキザリスは
「かたばみ」に比べて
花が大きいので別ページにし、
また品種も多いので
「オキザリス」のページ名
にしました。
・春から夏にかけて開花。
でもほぼ1年中、
どこかで見かける。
開花するのは昼間だけ。
夜は閉じる。
・品種はいっぱいある。
「紫酢漿草
(むらさきかたばみ)」
「芋酢漿草
(いもかたばみ)」
「大黄花酢漿草
(おおきばなかたばみ)」
など。
よく見かけるのは
「紫酢漿草」と
「芋酢漿草」だが、
両者区別しにくい。
両者ともピンク色の花びら。
(紫~は、
花びらの中央がうすいピンク
芋~は、
花びらの中央が濃いピンク)
「大黄花酢漿草
(おおきばなかたばみ)」は
早春の頃から咲きだす。
また、大きなクローバーのような
”四つ葉”の葉が目立つ、
「デッペイ」という品種もある。
・「酢漿草(かたばみ)」は
「傍食」「片喰」「片食」
とも書く。
・sorrel は
「すいば、かたばみ」の意味。
・10月1日の誕生花
(オキザリス)
・花言葉は「喜び、母親の優しさ」
(オキザリス)
(季節の花300より)