季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「立葵」

2014-07-03 04:12:02 | 暮らし
一日一言

しらをつける

無実であることを明白にする、潔白を

証明すると言う場合に用いる。

★冤罪を申し立て何十年を経てしらを

つけることが出来た記事が新聞を賑わ

わせていた。


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5月から咲いていた花「立葵」

開花時期は、 5/25 ~ 8/末頃。
・小アジア、または中国の原産。
・中国の唐の代以前は
「蜀葵(しょくき)」の
名前で名花とされた。
日本では、
平安時代は「唐葵」と呼ばれたが
江戸時代に今の「立葵」になった。
・人の背丈以上になり、
ぐんぐん伸びる。


・「葵」とはふつう、
この「立葵」のことを指すらしい。
「あおい」は、葉がどんどん
太陽の方に向かうところから、
「あうひ」(仰日)の意。

京都で毎年5月15日に行われる
「葵祭り(あおいまつり)」の
「葵」は
この「立葵」ではなく、
江戸徳川家の紋所として知られる、
「双葉葵(ふたばあおい)」
のこと。


・別名
「葵(あおい)」
「花葵(はなあおい)」
「梅雨葵(つゆあおい)」
「唐葵(からあおい)」

「ホリホック」
「ホリーホック」
英名。
”ホリーホック聖地”から
きており、
12世紀頃の十字軍が
シリアからこの花を
持ち帰ったことから。


・「梨棗(なしなつめ)
黍(きみ)に
粟(あは)嗣(つ)ぎ
延(は)ふ 田葛(くず)の
後も逢(あ)はむと
葵(あふひ)花咲く」
万葉集

「くやしくぞ
つみをかしける あふひ草
袖のゆるせる
かざしならぬに」
  源氏物語 柏木

(季節の花300より)



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