季節の花と言葉の花束

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季節の花「栃の木」

2015-06-05 04:26:36 | 暮らし
一日一言

せびり取る

強請して取り上げる、無理やりねだって

手に入れるという場合に用いる。

「せぶり取る」というようにも使う。

★息子は遊ぶ金欲しさに、母親から、

小遣いをせびり取って困らせている。


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4月から咲いていた花「栃の木」

開花時期は、 4/25 ~ 5/20頃。
・「橡の木」とも書く。
・「と」は数字の十で、
 実が多い木の意味から。
・30mくらいの高さになる。

・白い花が
 ロウソク状に盛り上がって咲く。
・花からは蜜が、
 種子からはでんぷんがとれる。
 特にトチ蜜(とちみつ)は
 最高品質のものとして
 知られている。
 また、材は家具や楽器などに
 使われる(栃の木)。


・栗のような形の実(み)は
 すりつぶして渋抜きして
 「とち餅」にする
 (そのままでは渋くて
  食べられない)
 また、この栃の実は
 縄文時代から重要な食料で、
 どんぐりなどとともに
 主食の一部だった(栃の木)。

【”面食らう”のことわざの由来】
  栃の実から、そばに似た
  「栃麺(とちめん)」を
  作ったが、
  粉を練ったものが
  すぐに固まってしまうため、
  あわてて
  麺棒をふるう必要があった。
   「栃麺、棒をふるう」
  →「栃麺、棒を食らう」
  →「麺、棒を食らう」
  →「麺、食らう」
  →「面食らう」と変化し、
   ”あわてふためく”
    の意味となった。

・栃木県の県の木(栃の木)


■”栃の木”比較

 <栃の木>
    花色:白
    実 :丸っこい

 <マロニエ>
   Marronnier
    花色:白く、
       ほんの少しピンク
    実 :「とげとげ」あり
        Horse-chestnut
    パリの並木で有名。
    別名「西洋栃の木」。

(季節の花300より)



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