言葉の花束
「心」
この身の船頭は心
心しだいで
右にも行き
左にも行く
善にも向かい
悪にも走る
泣くも笑うも
この心しだい。
歳時記
十三夜
旧暦の9月13日、新暦では10月の中・下旬(2015年は10月25日)。
十五夜を中秋の名月と呼ぶのに対し、十三夜は「後の月
(のちのつき)」「豆名月」「栗名月」ともいいます。
旧暦の毎月13日の夜を「十三夜」といっていましたが、9月13日
の夜は、十五夜についで美しい月とされ、宮中では、古くから宴
を催すなど月を鑑賞する風習がありました。
十五夜は中国から伝わったものですが、十三夜は日本固有の風習
で、秋の収穫祭の一つではないかと考えられています。
一般に十五夜に月見をしたら、必ず同じ場所で十三夜にも月見を
するものともされていました。これは十五夜だけ観賞するのは
「片月見」といって忌まれていたからです。
================================
秋の七草「撫子(なでしこ)」
6月頃から8月頃にかけて開花。
・ピンク色の可憐な花。
縁がこまかく切れ込んでいる。
我が子を撫(な)でるように
かわいい花であるところから
この名前に。
・早咲きと遅咲きがある。
・よく見られるのは
「河原撫子(かわらなでしこ)」。
河原に生えるとも限らないがなぜか
この名前。
野、山、高原どこででも見かける。
どちらかというと
日当たりのよい草原・・。
・この撫子を代表とする、
ダイアンサスの花には
英名で「ピンク pink」の
名前があり、
「輝く目」の意味がある。
ピンクという色の語源は
この花にあるらしい。
・中国から平安時代に渡来した、
唐撫子(からなでしこ:石竹)
に対して、
在来種を
大和撫子(やまとなでしこ)
と呼ぶ。
日本女性の美称によく使われる。
・秋の七草のひとつ。
・4月25日の誕生花(美女撫子)
8月11日の誕生花(河原撫子)
・花言葉は
「長く続く愛情」(美女撫子)
「貞節」(河原撫子)
・「野辺(のへ)見れば
撫子の花 咲きにけり
わが待つ秋は 近づくらしも」
万葉集 作者不詳
「秋さらば
見つつ偲(しの)へと
妹(いも)が植えし
屋戸の撫子
咲きにけるかも」
万葉集 作者不詳
「わが屋戸に
まきし撫子 いつしかも
花に咲きなむ
なそへつつ見む」
万葉集 大伴家持
「久方の
雨は降りしく 撫子が
いや初花に 恋しきわが背」
万葉集 大伴家持
「うら恋し
わが背の君は 撫子が
花にもがもな
朝な朝(さ)な見む」
万葉集 大伴池主
「草の花は、なでしこ。
唐のはさらなり、
大和のもいとめでたし」
枕草子
清少納言
(せいしょうなごん)
「ゆかしくば
行きても見ませ 雪島の
巌に生ふる 撫子の花」
金槐和歌集 源実朝
「御地蔵や
花なでしこの 真中に」
小林一茶
(季節の花300より)
「心」
この身の船頭は心
心しだいで
右にも行き
左にも行く
善にも向かい
悪にも走る
泣くも笑うも
この心しだい。
歳時記
十三夜
旧暦の9月13日、新暦では10月の中・下旬(2015年は10月25日)。
十五夜を中秋の名月と呼ぶのに対し、十三夜は「後の月
(のちのつき)」「豆名月」「栗名月」ともいいます。
旧暦の毎月13日の夜を「十三夜」といっていましたが、9月13日
の夜は、十五夜についで美しい月とされ、宮中では、古くから宴
を催すなど月を鑑賞する風習がありました。
十五夜は中国から伝わったものですが、十三夜は日本固有の風習
で、秋の収穫祭の一つではないかと考えられています。
一般に十五夜に月見をしたら、必ず同じ場所で十三夜にも月見を
するものともされていました。これは十五夜だけ観賞するのは
「片月見」といって忌まれていたからです。
================================
秋の七草「撫子(なでしこ)」
6月頃から8月頃にかけて開花。
・ピンク色の可憐な花。
縁がこまかく切れ込んでいる。
我が子を撫(な)でるように
かわいい花であるところから
この名前に。
・早咲きと遅咲きがある。
・よく見られるのは
「河原撫子(かわらなでしこ)」。
河原に生えるとも限らないがなぜか
この名前。
野、山、高原どこででも見かける。
どちらかというと
日当たりのよい草原・・。
・この撫子を代表とする、
ダイアンサスの花には
英名で「ピンク pink」の
名前があり、
「輝く目」の意味がある。
ピンクという色の語源は
この花にあるらしい。
・中国から平安時代に渡来した、
唐撫子(からなでしこ:石竹)
に対して、
在来種を
大和撫子(やまとなでしこ)
と呼ぶ。
日本女性の美称によく使われる。
・秋の七草のひとつ。
・4月25日の誕生花(美女撫子)
8月11日の誕生花(河原撫子)
・花言葉は
「長く続く愛情」(美女撫子)
「貞節」(河原撫子)
・「野辺(のへ)見れば
撫子の花 咲きにけり
わが待つ秋は 近づくらしも」
万葉集 作者不詳
「秋さらば
見つつ偲(しの)へと
妹(いも)が植えし
屋戸の撫子
咲きにけるかも」
万葉集 作者不詳
「わが屋戸に
まきし撫子 いつしかも
花に咲きなむ
なそへつつ見む」
万葉集 大伴家持
「久方の
雨は降りしく 撫子が
いや初花に 恋しきわが背」
万葉集 大伴家持
「うら恋し
わが背の君は 撫子が
花にもがもな
朝な朝(さ)な見む」
万葉集 大伴池主
「草の花は、なでしこ。
唐のはさらなり、
大和のもいとめでたし」
枕草子
清少納言
(せいしょうなごん)
「ゆかしくば
行きても見ませ 雪島の
巌に生ふる 撫子の花」
金槐和歌集 源実朝
「御地蔵や
花なでしこの 真中に」
小林一茶
(季節の花300より)