季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「藤」

2016-05-08 04:06:02 | 暮らし
愛と励ましの言葉(渡辺和子著より)

「愛をつかむ」

苦しみにも意味がある時、それは苦しみを和らげるのみ

ならず、乗り越える事、更には、それを喜びと変える

ことさえできるのだ。その反対に、意味を見いだせない

時、名誉も、地位も、金も物も「空しい」ものでしかない。


歳時記

母の日

アメリカから生まれた習慣で、クリスチャンの女性が

自分の母の命日に、信者の人たちに白いカーネーションを

配ったのが始まりです。

5月の第二日曜に定まったのは戦後の事で、お母さんが

健在な人は赤いカーネーションを、亡くなった人は白い

カーネーションを胸に飾って感謝の心を新たにします。

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4月に咲いていた花「藤」

開花時期は、 4/15 ~ 5/ 5頃。
・日本原産。
・紫色の花が、
 幹の方から先端に向かって
 咲き進む。

・蔓(つる)は他の木などに
 「右巻き」に巻きつく。
 (これに似ている
  「山藤(やまふじ)」は
  「左巻き」に巻きつく)
 2mぐらいの長さの
 蔓になることもある。

・蔓はとても強く、
 古墳時代の巨大な石棺も、
 木ぞりに載せて
 この藤縄で運んだらしい。
 (参考)
  モミ(御柱の運搬)
・蔓状に成長するので、
 藤棚にいけることが多い。


・夏になると新しい枝先から
 また少し花が咲くことがある。


・「藤浪(ふぢなみ)の
  花は盛りに なりにけり
  平城(なら)の都を
  思ほすや君」
   万葉集
   大伴四綱
   (おおとものよつな)

 「藤波(ふぢなみ)の
  咲き行く見れば
  霍公鳥(ほととぎす)
  鳴くべき時に
  近づきにけり」
   万葉集
   田邊福麿
   (たなべのさきまろ)

 「ふるさとの
  池の藤波 誰植えて
  むかし忘れぬ
  かたみなるらむ」
   金槐和歌集 源実朝

 「しはらくは
  花の上なる
  月夜哉(かな)」
   松尾芭蕉

 「瓶にさす
  藤の花ぶさ みじかければ
  畳の上に とどかざりけり」
   正岡子規


・東京周辺の見どころ

 <亀戸天神>
   江戸時代から有名で、
   安藤広重の浮世絵にも
   描かれた。
   境内一円が藤棚♪
   池にかかる赤い欄干の
   太鼓橋からの
   藤棚の眺めが良い。
   池に亀がいる♪
   花見頃4月下旬~5月上旬。
   江東区亀戸。
   最寄駅 JR亀戸駅

 <牛島の藤>
   春日部(かすかべ)の
   近くの藤の名所。
   室町時代からある、
   推定樹齢1200年の老樹。
   花見頃4月下旬~5月中旬。
   埼玉県春日部市牛島。
   最寄駅
    東武野田線
    「藤の牛島」駅


(季節の花300より)


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