季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「梔子 (くちなし)」

2016-08-16 04:30:12 | 暮らし
愛と励ましの言葉(渡辺和子著より)

「愛を込めて生きる

女性を美しく、好もしくするものは、昔も今も変わることなく、

温かいほほえみ、美しい言葉、さりげない心配り、礼儀正しさ、

そして恥じらいを知る慎みと覚えておきたいものである。

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6~7月に咲いていた花「梔子 (くちなし)」

開花時期は、 6/15 ~ 7/末頃。
 一重ものは早咲きで
 八重ものはやや遅咲き。
・いい香り。
 遠くからでも香ってくる。


・八重咲きものは実がならないが
 一重咲きものは実がなる。
・実の口が開かないところから
 ”口無し”の名になった。
 また、実にある突起部分を
 くちばしに見立てた、
 「クチハシ」からの変化、
 という説もある。
・「梔子」の漢字は漢名に由来。


・実(み)は、だいだい色で、
 薬用、染料になる。
 無毒なので、布以外にも、
 きんとん、たくあんなどの
 着色料にもなる。

・「小梔子(こくちなし)」は
 八重で
 「梔子」より少し小型。
 形はほぼ同じ。

・5月6日、7月2日の誕生花
・花言葉は「洗練、優雅」
     「喜びを運ぶ」

・別名「せんぷく」


・「口なしの
  淋しう咲けり 水のうへ」
   松岡青蘿(まつおかせいら)

 「薄月夜
  花くちなしの 匂いけり」
   正岡子規

 「山梔子(くちなし)や
  築地の崩れ 咲きかくし」
   堀麦水(ほりばくすい)


(季節の花300より)


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