季節の花と言葉の花束

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季節の花「菫(すみれ)」

2013-03-15 04:36:54 | インポート

一日一言

財布の紐を握る

開けたり閉じたりする財布の口の紐

を握っていると言う意味から、金銭の

出し入れの権限を握っている状態を

たとえて言う場合に用いる。

★我が家の財布の紐を握っているのは

カミさんである。

類語:①財布の尻を押さえる  ②財布尻を握る


3月から咲く花「菫(すみれ)」

開花時期は、 3/10 ~ 5/10頃。
・花の形が、
 大工道具の”墨入れ”に似ている
 ことによる。
 「すみいれ」の呼びがしだいに
 「すみれ」になった。

 (私は見たことありませんが、
  木や石に直線を
  引く(描く)ときに、
  墨糸を用いる
  ”墨壷(すみつぼ)”
  という大工道具があって、
  これを”墨入れ”とも
  呼ぶそうです。
  ちなみに、筆習字をするときに
  黒い墨汁を入れるのは
  「墨入れ」ではなく
  「硯(すずり)」ですね)


・いろいろな種類がある。
 国産、外国種とも
 合わせると数百種類。

・花とは別に、
 目立たない「閉鎖花」をつけ
 そこでタネをつくる。
・園芸品種にパンジーがある。


・別名
 「墨入れ」(すみいれ)
    → 上記参照
 「相撲取草」(すもうとりぐさ)

・1月29日、2月1日の
  誕生花(菫)
 4月17日の誕生花(匂菫)
・花言葉は
 「思慮、思慮深い、思い」(菫)
 「奥ゆかしい、
  控えた美しさ」(匂菫)


・「春の野に
  菫つみにと
  来(こ)し我そ
  野をなつかしみ
  一夜寝にける」
   万葉集
   山部赤人

 「山路(やまじ)きて
  なにやらゆかし
  菫草(すみれぐさ)」
   野ざらし紀行
   松尾芭蕉
(季節の花300より) 

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