季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

米沢・福島街道

2007-01-16 08:06:27 | インポート
山形県米沢から仮谷峠を越え末平宿を経て福島に至る道で、米沢に向かうときは、「米沢街道」福島へ向かう時は「福島街道」と呼んでいた。
米沢上杉三十万石の城下町とすて知られている。初代上杉謙信の養子、二代目上杉景勝が関が原の戦いで西軍に加わったために、上杉藩は会津120万石を没収され米沢に移された。
春の七草「すずしろ」
いわゆる「大根(だいこん)」です。 「すずしろ」は大根の昔の呼び名。 ・「清白」とも書く。 ・花は白か、うすピンク色。 ・中央アジアまたは地中海地方が原産地。 中国経由で日本に渡来。 「古事記」には「大根(おおね)」と いう名で出てくる。 (季節の花300より)

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出羽・仙台街道⑥ 

2007-01-15 08:41:43 | インポート
峠には「奥の細道山刀伐峠顕彰碑」も建てられて居る。この峠は江戸時代、新庄領と最上代官領を分つ境界でもあった。
山刀伐峠の道をゆるやかに下ると、出羽街道は、赤井川に沿って市野々から尾花沢へ通じている。
かって芭蕉が苦労を重ねて通った山刀伐峠越え、いまもその道の険しさに変ることはない。
最寄の駅、JR陸羽東線・鳴子温泉駅・陸羽本線・堺田駅。
春の七草「すずしろ」 いわゆる「蕪(かぶ)」です。 「すずな」は蕪の昔の呼び名。 ・「鈴菜」とも書く。 ・花は黄色。 ・春の七草のひとつ。

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出羽・仙台街道⑤ 

2007-01-13 06:04:27 | インポート
「山刀伐峠(なたぎりとうげ)二十七曲り」といわれるほどの屈曲の多い道で、今もなお鬱蒼たる大木に覆われて昼なお暗いこの峠の道は、芭蕉の時代を思わせる。
ゆるやかになった坂道をなおも進むと、山刀伐峠の頂上には「子持ち杉」と呼ばれる樹齢300年を越えるという杉の古木があり、その下には子宝地藏と呼ばれる地蔵尊が祀られている。

春の七草「仏の座」
開花時期は、 2/10頃~ 5/ 末頃。 ・半円形の葉が茎を取り囲んでつくようすを 蓮華座(れんげざ)に見立てたことから。 ・別名 「三界草」(さんがいぐさ)。 葉が段々になることから。 ・春の七草のひとつの”ほとけのざ”は この花ではなく、正しくはキク科の 「田平子」(たびらこ)のことを指す。季節の花300より)

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出羽・仙台街道④

2007-01-12 08:37:20 | インポート
芭蕉は雨にたたられ、この家に三日間にわたって逗留した。その時生まれた名句、「蚤虱(のみしらみ)馬の尿(ばり)する枕もと」
の一句は、ここに句碑となって残されている。
難所「山刀伐峠」越えは、尾花沢の市野々まで、距離にしておよそ10km。芭蕉は村人から、山刀伐峠越えは山賊に襲われたりして大変物騒だと聞かされ、腕っ節の強い若者を案内役に頼んで出発した。
この難所を抜ける様子を描いて、芭蕉は「・・・高山森々として一鳥聞かず。木の下茂り合いて夜行くがごとし」と記している。
春の七草の一つ。 繁縷(はこべら) ・春、道ばたでよく見かける。 ・すごく小さく白い5弁花。 (さらにそれが2裂するので10弁花に見える) ・春の七草では「はこべら」、 千曲川旅情の歌では「はこべ」の名で登場する。 ・茎は地上をぐるりと這う。 (季節の花300より)

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出羽・仙台街道③

2007-01-11 07:33:32 | インポート
ここから尿前の坂を登り、薬師堂を経て中山峠を越える中山峠越えが始まる。この道は小深沢や大深沢などを経て「中山宿」に通じている。
芭蕉は「堺田」で、宿を求めた様子を「大山をのぼって日既暮ければ封人の家を見かけて舎(やどり)を求む」と書いている。封人とは、国境を守る役人のことで、代々庄屋をつとめた有路家がその任にあたっていた。「旧有路家住宅」は今も残されており、その家は土間の隣に三の厩が続き、人と馬がひとつの屋根の下で暮らしていた。
春の七草「御形」開花時期は、4/20頃~ 5/ 末頃。 ・春の七草のひとつ。 (春の七草では「御形(ごぎょう、または、 おぎょう)」と呼ぶ。) ・柔らかいうす緑色の葉の先に、 黄色の花がつぶつぶになってかたまって咲く。 ・葉に白い毛があり、乳児の舌に似ていること から「母子草」になった。 ・昔は草餅の材料だったが、明治頃から次第に 「蓬(よもぎ)」が材料にされるようになった。 ・別名「ほうこぐさ」 茎も葉も白い細かな毛におおわれているために 「ほうけた」ように見えるところから。(季節の花300より)

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