季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

出羽・仙台街道②

2007-01-08 06:16:06 | インポート
「鳴子温泉」の西のはずれには、仙台藩が厳しい取締りを行っていた「尿前の関」といわれる番所があった。元禄二年五月のこと、弟子の曽良を伴ってここを通った芭蕉は、厳しい詮議を受けた様子を「奥の細道」  にこう記している。「・・・・此路旅人稀なる所なれば、関守にあやしめられて、漸うとして関を越す・・・」
また、この関所には、兄頼朝に追われて落ち延びてきた源義経を、平泉の藤原秀衡が出迎えたという言い伝えが残っている。
春の七草「芹」
田や湿地に自生。 ・1ヶ所に「せり」(競)合って 生えることから「せり」。 ・食べられます。おいしい。 ・春の七草のひとつ。 ・食の味を味わうのは主に春だが、 花は夏に咲く。 白い小さな花が多数集まる。 (季節の花300より)

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出羽・仙台街道

2007-01-07 06:51:23 | インポート
宮城県鳴子から山形県最上町、尾花沢市」に至る道は、「出羽軌道」あるいは、「仙台街道」と呼ばれ、ときには「最上街道」とも呼ばれている。「奥の細道」行脚の松尾芭蕉が歩いた道。芭蕉が旅で辿った道は、鳴子こけしで知られる鳴子温泉から尿前(しとまえ)の関や山刀伐(なたぎり)峠越えの難所を通って、山形県尾花沢に至る。
1月に咲く花「薮椿」
松の内(まつのうち)・・正月の1月1日(元旦)から 1月7日までの1週間のことをいう。 この日に注連飾り(しめかざり)や門松を 取り除きます。 七草がゆ(ななくさがゆ)・・1月7日に食べる粥(かゆ)。 春の七草を入れて作る。 年間の邪気を払い、万病を防ぐ効果があるという。

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北国街道⑤

2007-01-06 06:38:27 | インポート
曹洞宗の名刹「蛆満寺」は、慈覚大師の建立になる寺である。象潟の美しい風景を眺めるには絶好の場所であった。芭蕉も寺の方丈から、すだれをあげて象潟の景色を堪能した。芭蕉の前にも、能因法師や西行などが訪れて詩歌にその情緒を表現している。蛆満寺には有名な芭蕉の句碑がある。「象潟や雨に西施がねぶの花」 雨にけぶる象潟は、中国の薄幸の美人、西施(せいし)を思わせる合歓の花(ねむのはな)がうす紅色に咲いて美しくも寂しい。えも言われぬ風情であった。芭蕉は象潟にこの一句を残して酒田に戻っている。
最寄の駅=JR羽越本線・酒田駅・吹浦駅・象潟駅。
1月に咲く花「満作」 開花時期は、 1/25頃~ 3/25頃。 ・春に他の花に先駆けて咲くので ”まず咲く花”ということでだんだんと ”まんさく”になっていったらしい。 また、花がたくさんつくので 「豊年満作」から命名されたとも。 欧米でも人気があり、 「魔女の榛(はしばみ)」 という名前もついている。 ・「万作」とも書く。

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北国街道④

2007-01-05 08:05:13 | インポート
松島と共に東北の二大景勝地のひとつといわれる象潟、芭蕉は「松島は笑ふが如く、象潟はうらむが如し」と形容した。芭蕉が見た象潟は、緑の小島を浮かべた遠浅の海が広がり、南東には「鳥海山」が入江に影を落としていた。まさに天下の絶景にふさわしい眺めだった。しかしその象潟は、1804年の大地震によって海底が隆起し、平坦な陸地と化してしまった。
1月に咲く花「冬牡丹」 花は牡丹と同じだが、特別な管理をすることで 冬の間に咲かせることができるそうだ。 二季咲き性の牡丹を使い、春に作られる予定の 花芽を摘んで、秋にできるつぼみを冬に開花 させることで可能になる。でも地温等の コントロールがかなり難しそうです。 開花時期は1月頃。

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北国街道③

2007-01-04 08:49:30 | インポート
芭蕉は「三崎峠」を越えて、象潟へ向かった。三崎山越えの峠道は急坂が多く、箱根の足柄山をしのぐとされ、「駒泣かせ」と呼ばれていた。急坂に敷き詰められた石は、旅人の草鞋や馬の蹄で磨かれ、今でも、そのツヤは失われていない。慈覚大師が祀られている「大師堂」は1493年の建築である。この道は、十五世紀末には既にみちのくの日本海に沿った唯一の街道として、重要な役割を果たしていた。「有耶無耶関」、鳥海山麓に棲んでいた三本足の怪鳥がここを通る旅人に、山賊がいれば「有耶」、いなければ「無耶」と鳴いて知らせたという伝説が地名の由来と言われる。
初詣(はつもうで)・・年が明けてから、初めて社寺に参拝することをいい、氏神の神社仏閣にお参りして一年の無事と平安を祈る。 神社では「二礼、二拍手、一礼」が原則。 我が家は、例年岩槻の久伊豆神社総社に、家族全員で行くことにしている。
1月に咲く花「なずな

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