季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「磯菊(いそぎく)」

2014-11-25 04:28:45 | 暮らし
一日一言

雀の踊り足

雀の踊った足跡のようであるという意味から、

筆跡が拙(つたな)いことのたとえに用いる。

★息子の手紙を読むと、まるで雀の踊り足の

ようで、一向に字が上達していない


類語:①金釘流    ②悪筆
 
  :③雀の踊った足跡のよう


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10月から咲いている花「磯菊(いそぎく)」>


開花時期は、10/25 ~ 12/15頃。
・海岸沿いなどに生える。
・黄色の小さい花がたくさん咲く。
・葉っぱのふちが白いのが特徴。

(季節の花300より)



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季節の花「十月桜」

2014-11-24 04:02:54 | 暮らし
一日一言


進まぬ顔


気進まない顔付きというところから、気乗りのしない

顔付き、興味がわかない様子を言うのに用いる。また、

不服らしい様子を指していう場合にも用いる。

★今回の販売促進の企画には、部長以下どうも気が

進まないような雰囲気である。



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10月から咲いている花「十月桜」


開花時期は、10/20 ~ 翌 1/10頃。
 (二度咲き→ 3/20 ~ 4/10頃)。
・花弁は八重で、
 白、または、うすピンク色。

・全体のつぼみの3分の1が
 10月頃から咲き、  
 残りの3分の2は春に咲く。
 1年に2回楽しめる。
 春の花のほうが少し大きいらしい。
 秋や冬に、
 「季節はずれに桜が咲いてるな」
 というときは
 この十月桜であることが多い。


・同様に、
 秋から冬にかけて咲く桜が
 「冬桜」。
  (上記「写真集 2」に掲載)
 十月桜と冬桜は似ているが、
 花弁と花びらの数は、
  十月桜は”八重”で、
   花びらは5~18枚 
  冬桜は”一重”で、
   花びらは5枚。
 群馬県藤岡市鬼石(おにし)に
 冬桜の名所がある。

 十月桜も含めて、
 秋から冬にかけて咲く桜のことを
 総称して「冬桜」と
 呼ぶこともあるようだ。


・冬、春ともに、
 葉があるときに咲くことが多い。

・秋冬に咲く「桜」には
 子福桜 もある。

(季節の花300より)



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季節の花「菊」

2014-11-23 05:07:41 | 暮らし
一日一言

涼しい顔

澄ましていてこだわりのない顔という

意味から転じて、自分が関係している

のに何も知らない振りをする様子表す

場合に用いる。「涼しい顔つき」ともいう。

女房のおやつまで食べてしまい、尿の野まで

涼しい顔をしている俺が恥ずかしい。

類語:素知らぬ顔


歳時記

勤労感謝の日

1948年に「勤労を尊び、生産を祝い、国民互いに感謝しあう

」ことを趣旨として制定された国民の休日です。

勤労感謝の日は戦前「新嘗祭(にいなめさい)」と呼ばれる儀式が行われる日でした。

「新嘗祭(にいなめさい)」とは、天皇がその年に収穫された新穀や新酒を天照大神を

はじめとする天地の神に供え 農作物の恵みに感謝する式典でした。

現在では、「勤労」は至極当たり前のことと思われがちですが、

元気で働けることに感謝し、また家族が元気で仕事についていることを喜び合いたいものです。



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10月から咲いている花「菊」


開花時期は、10/20 ~ 12/20頃。
・東洋で最も古くからある
 鑑賞植物らしい。
 平安時代に中国から渡来。
 改良が重ねられ多くの品種がある。
 園芸品種としては
 「スプレーマム」や「ポットマム」
 などがよく知られる。
 「マム」=「菊」、とのこと。

 (「小菊」「スプレーマム」
  「ポットマム」の区別が
  私にはよくわかりません。
  「スプレーマム」や  
  「ポットマム」の名前の看板が
  ついているものはその名前を、
  路地ものなどで看板のないものは
  「小菊」と
  表示したケースがあります。
  ご了承ください。
  どれもきれいな、菊の花です)。


・「きく」は
 漢名の「菊」を音読みしたもの。
 また、「菊」の漢字は、
 散らばった米を1ヶ所に集める、
 の意で、
 菊の花弁を米に見立てたもの。
 漢名の「菊」は
 ”究極、最終”を意味し、
 一年の一番終わりに
 咲くことから名づけられた。

・大輪の菊は、
 菊花展でよく見かける。
 11月の上、中旬頃が見頃。
 菊花展で見られるのは
 「厚物(あつもの)
     → 大輪もの」と
 「管物(くだもの)
     → 細い花びら」
 とに分けられる。


・中国では菊は
 不老長寿の薬効があるとされ、
 陰暦の9月9日(重陽の節句)には
 菊酒を飲み長寿の祈願をした。
 これがしだいに日本にも伝わり、
 菊の花を酒に浮かべて飲み
 花を鑑賞する「重陽の宴」が
 催されるようになった。
 のちに菊は皇室の紋章になり、
 日本の国花になった。
 (日本の国花は、
  この菊と桜の2つ)

・中国の
 「四君子(竹、梅、菊、蘭)」
 の一つ。
 水墨画の画材にもよく使われる。

            ↑ 上へ

・花の盛りは11月だが、
 冬になっても「残菊、晩菊」
 というサブネームで咲き続ける。
 これらはだいたい小菊のことだが、
 野性味の濃い小菊は寒さには強い。
 これらは冬になっても
 咲いているので「冬菊」とも、
 寒気の中で咲いているので
 「寒菊」とも呼ぶ。
 しかし、
 年を越える頃には枯れてしまう。
   → 「枯れ菊」になる

・ことわざ。
 「春蘭秋菊倶に廃す可からず」、
 (しゅんらんしゅうぎく
  ともにはいすべからず)。
  両者ともにすぐれており
  捨てがたい、の意。   


・兵庫県の県花(野路菊)
・12月3日の誕生花(菊)
 1月5日、8月6日の誕生花
       (小菊)
 10月10日の誕生花
       (蛇の目菊)
 10月20日の誕生花
       (スプレー菊)
 11月22日の誕生花
       (東雲菊)
・花言葉は
 「思慮深い」(菊)
 「真実、元気」(小菊)
 「いつも愉快」(蛇の目菊)
 「私はあなたを愛する」
       (スプレー菊)
 「困難に耐える」(東雲菊)

            ↑ 上へ

・「父母が
  殿の後方(しりへ)の
  百代草(ももよぐさ)
  百代いでませ 
  わが来たるまで」
   (百代草=菊)
   万葉集 
   生玉部足国
   (いくたまべのたりくに)

 「心あてに
  折らばや折らむ 初霜の
  置きまどはせる 白菊の花」
   古今集
   凡河内躬恒
   (おおしこうちのみつね)
   百人一首(29)

 「濡れて折る
  袖の月影 ふけにけり
  籬(まがき)の菊の
  花のうへの露」
   金槐和歌集 源実朝 

 「秋のきく
  おのずからなる 華は見で
  うるさく人の
  作りなすかな」
   橘曙覧
   (たちばなのあけみ、
    江戸末期の国学者)

 「冬菊の
  まとふはおのが
  ひかりのみ」
   水原秋櫻子
   (みずはらしゅうおうし)

(季節の花300より)


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季節の花「石蕗 (つわぶき)

2014-11-22 04:14:07 | 暮らし
一日一言


薄(すすき)の穂にも怯(お)ず


薄の穂が揺れるのにもおじけづくという意味から、

気持が落ち着かず些細なことにびくびくするさま

のたとえに用いる。

★子供の頃、秋になると肝試し大会があり、

場所は墓場であったり森の中であったが、薄の

穂にも怯ずような恐怖感が今も思い出される。


歳時記

小雪

11月23日頃(2014年は11月22日)。および大雪までの期間。

太陽黄径240度 立冬から数えて15日目頃。 

北国から雪の便りが届く頃ですが、まだ本格的な冬の訪れではありません。

雪といってもさほど多くないことから、小雪といわれたものだそうです。

陽射しが弱くなり、紅葉が散り始める頃。

いちょうや柑橘類は黄色く色づいてきます。

次第に冷え込みが厳しくなってきますので、冬の備えは整えておきましょう。

お歳暮の準備をする目安にも。

※「こゆき」ではなく「しょうせつ」と読みます。お間違いなく。


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10月から咲いている花「石蕗 (つわぶき)

開花時期は、10/15 ~ 11/末頃。
・葉は蕗(ふき)に似ている。
 名前は”つや”のある葉から
 ”つやぶき”。
 それが変化して
 「つわぶき」になった。
・きれいな黄色の花。

・冬から春にかけて、
 若葉をつみとって
 塩ゆでにするとおいしいらしい。
 葉を火であぶったものは
 腫れ物や湿疹に薬効がある。
・「キャラブキ」や
 九州名産の「佃煮キャラブキ」は、
 このつわぶきの葉っぱで作られる。

・12月28日の誕生花(石蕗)
・花言葉は
 「困難に傷つけられない」(石蕗)


・「ちまちまと した海もちぬ
  石蕗(つわ)の花」
   小林一茶

 「石蕗(つわぶき)の
  日陰は寒し 猫の鼻」
   酒井抱一(さかいほういつ)

 「いくたびか
  時雨(しぐれ)のあめの
  かかりたる
  石蕗の花も つひに終はりぬ」
   斎藤茂吉(さいとうもきち)


(季節の花300より)


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季節の花「パンジー」

2014-11-21 05:08:09 | 暮らし
一日一言

筋を通す

条理を貫く、道理を通す、事の首尾を一貫させる

ということを表す場合に用いる。また、物事を論

理的にすっきりさせるということのたとえのも用

いる。  

★彼の法廷での証言は、事実に基づいた嘘も隠しも

ない筋を通したものであった。


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10発から咲いている花「パンジー」

開花時期は、10/10 ~ 翌 7/10頃。
・ヨーロッパまたはアジア西部原産。
・19世紀以降欧米各国で
 改良が進んでいる。   
 日本へは江戸時代に渡来した。

・菫(すみれ)の園芸品種。
・いろいろな種類がある。
・秋から翌春にかけて長く咲き続け、
 花壇の主役として利用される。
 寒さに強い。
・ポーランドの国花。


・「パンジー」は
 フランス語の「パンセ(考える)」
 という意味で、
 つぼみが下を向く形が、
 人が頭を垂れ物思う姿に
 似ているところから命名。

・パンジーに似た品種に
 「ビオラ」がある。
 花の直径が3~5cm以上のものを
 「パンジー」、
 それより小さいものを
 「ビオラ」と、 
 区分けして呼ぶことがあるそうだ。
 「ビオラ」の名は、
 属名 Viola から。


・別名
 「三色菫」(さんしきすみれ)。
   三色って、黄、紫、黒かな?

・1月9日、2月8日の
 誕生花(パンジー)。
・花言葉は「思慮深い」
    (パンジー)。

(季節の花300より)



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