★めまいに悩む人たちへ★

身体やメンタル面の変化を暗くならずにUPしています。

今でしょ!1

2013年05月01日 | 日記
5月1日(水)  起床5時00分   曇り   気温16度

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5月スタート。特に変わったことはない。(笑)
午前中はカーショップで洗車して帰宅。


出来れば、この歌を流しながら今日のブログを読んで欲しい。
JAY WALK-父さんと母さんのメロディ.wmv


ちょっと話が逸れるが帰宅途中に自分が小学校2年生まで住んでいた家の隣のお婆さんと
道端ですれ違った。もっとも現在の家と昔の家は距離にして300メートル位しか
離れていないので時折見かけることがあるが、先方もお歳を召し、
大人になった自分の事は多分覚えてはいないと思うのですれ違っても素通りだった。

話が前後するが、昔住んでいた家は上記した通り300メートル位しか離れていない。
その家は借家であって隣の家が大家さんだった。
前は通ることは時折あっても小学校2年生以降、43年間一度も庭に入ったことはない。

塀越しに一部が見えるだけであり、近くて遠い故郷みたいなものを感じていた。
特に両親が亡くなってからはその想いが一層強くなっていた。

何となく気になったので帰宅した足で昔の家を見に行った。
偶然とはこういう事でその家の主(息子)と言っても自分より7,8歳年上のおじさんが、
庭先の木を切ったりしていた。
お互い子供の頃だったし、7,8歳が違うとこちら小学生の低学年、向こうは高校生位。
一緒に遊んだこともなかった。

話を元に戻そう。その家の前は車が一台通れる程度の細い道。
一度通り過ぎて何気なく戻って昔の家の前を通る・・・・・
隣の家の主(大家)と目が合う。一瞬、気まずい雰囲気だが、チャンスは今しかない。

「突然で恐縮ですが、私、その昔、昭和46年くらいまで住んでいた○○と申します。
覚えていらっしゃいますか?」と尋ねると、「あーっ、○○サンですか?」と。
当時は母方の祖父も一緒に住んでいたのでそれぞれの苗字の表札が掛けられており
祖父の苗字を最初に言ってくれた。間違いない、覚えていてくれてる。

で、この43年間いつもこの家の前を通るたびにもう一度、身体の大きくなった自分の
この足で踏みしめたかった。その想いを話すと「どうぞ、どうぞ、遠慮しないで!」と
言ってくれるではないか!今は誰も住んでおらず、大家さんの荷物(物置)代わりと
なっているとのこと。

43年ぶりに間近で見る昔の家。裏庭は通りから見えないので一番最初にそこに行った。
カキーンと昔の記憶が蘇ってくる。もちろん許可を得てデジカメでバシバシ写真を撮る。
家の中もガラス越しに見える。6畳の部屋。4畳半の部屋。その他諸々。
なんと襖の柄が43年前の見覚えのあるものだ。大家さん曰く「当時のものです」と。
家の中の柱も43年ぶりに対面。こんなに近くても遠い日々だった。
いつも心のどこかに引っかかりがあった。
もし、家自体が昔に解体されていれば気にもしなかったことだろう。
ここで両親や祖父と暮らした日々があったのだと思うととても切ない気持ちになった。





ひとしきりお礼を言って帰宅。
再びすぐにケーキを買って持って届けに行く。
古いアルバムから昔の家が写っているものを10枚位剥ぎ取り大家さんに見せた。
まだ、当時は家の前が舗装されていない頃の時代のものだ。
大家さんも懐かしんで見てくれた。
自分は先ほどまで何も身分を証明するものもなく、いきなり話しかけても
快く対応してくれたことにとても感謝している。

この家に住んでいる頃に亡父の仕事の関係で長崎県に僅かながら住んだこともある、
やはり同じく解体されていないことを知り2003年に見に行ったことがある。
全く同じ心境だった。

この歳になるまでに心につかえていたものがスーッと抜けた瞬間だ。

先ほどアルバムから何枚か剥がした自分が幼い頃の写真は今夜は仏壇に置いておく。
何となく両親や祖父も喜んでくれているだろうか?
いや、コレはきっと自分だけが嬉しくて仕方ないのだろう。(笑)
コメント (2)
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