日々のスコールのたびにできる池のような水たまり。多くの人や車が行き交う主要道路である。
【ここはどこ?】
セブに付いた翌早朝7時に街に繰り出しました。
車やバイクなどが無秩序に行き交うなか、歩道の整備されていない端をおそるおそる歩いていると、パンツをはいただけの人がぐんにゃりと倒れていました。人通りはあるのに誰もがスルー。浅黒い肌が黒光りして張りもあるので死んではいないようです。野犬も多く、トボトボと歩くか、のべーっと弛緩したように寝ています。
夜半のスコールでできた水たまりは巨大で、近くのセブンイレブンに行くのも、人が自然に造り上げる通り道を通らなければなりません。つまり握り拳程度の大きさで不安定な小石の上を、渡っていくのです。アスレチックのような気分になります。このときはセブンイレブンまでとても遠く感じたのですが、慣れてきたら徒歩3分くらいの場所でした。
毎回、雨のたびに水がたまるのなら、そのための道を作ればいいように思うのですが、しばらく見ていても、そのたびに小石を置いて対処するという非効率なことを繰り返していました。
そもそも、水がたまる原因は街には排水溝が一切ないこと。だから雨が降ると、そのまま水がたまり、日中の日射しで蒸発するのを待つしかありません。
ともかくリゾートとはほど遠い雰囲気であることは間違いなさそう。
(つづく)
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