![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/a4/4fad155dc5475fe6d772cb26218898a0.jpg)
写真は、昆明で売られていたクルミのおやつ。右上にはなにやら不思議な日本語が・・。(「代の佳品 味す具体化する 健康栄養美食・・」)
【美の秘訣】
ヤン・リーピンさんは、「貧しい子に修学援助」などの記事で雲南の新聞や雑誌に写真付きで、しばしば登場します。その際、いつでも髪をアップにまとめ、赤や青色を配したタイ風民族衣装とたっぷりとしたドレープの入ったスカートや黒のズボンで颯爽と登場。小顔で色白、最近こそ、ライティングによってはやや疲れた表情のことはあっても、驚くほど若々しい。プロポーションにも崩れがないし、舞台に立つときの生足はすらりと白くてきれい。同性ながらドキリとさせられます。
女性の歳に触れるのはちょっと失礼かもしれませんが、あえて触れます。1958年生まれ、ということは52歳のはず。(文革時代が子供時代とぴったり重なるのですね。その中で芸術を極める、というのは、親も含め、相当、大変だったはず。雲南映画でヒロインとして中国中を虜にした女優さんは、じつに口に出せないほどのむごい目に遭い、今も精神錯乱状態でご存命です。)
それなのに、あの若々しさ。何か秘密があるのでは、と思うのは、人として当然でしょう。
ヤン・リーピンさん自身は、じつに厳しく自己管理に励んでいるらしい。その秘訣をインタビュー記事から、ご紹介しましょう。(2009/12/21『都市時報』より)
「(明代に作られた漢方の教科書的存在の)『本草綱目』をよく見ています。冬瓜は痩せられる、クルミは髪を伸ばすのによい。ほうれん草は癌を防ぎ、キノコやニラは毒出しによい、という具合にね。
毎日、早起きして、まず体重計に乗って増減をチェックしています。
必ずしていることは、野菜と果物をたっぷりとること。ぶどうやトマト、ほうれん草、クルミ、なつめ、ブロッコリーなどを、いつも食べるようにしています。
とはいえダンサーは運動をするわけですから、精の付くものも、たくさん食べなくてはなりません。栄養価の高い、魚、えびは一週間のうちに少なくとも2回は摂ります。毎朝、豆乳を飲み、夜には牛乳を飲みます。
私はおなかが空くと、すぐに食べます。『本草綱目』は、先祖代々から伝わるもので、誰でも見ることができる書物です。それさえ読んでいれば、私には有名化粧品も、それほど必要とはしないのです。」
なるほど察するに、魚は食べても肉をあまり食べない、というのも、ポイントの一つのようです。主食は雲南なので、やはり米でしょう。『本草綱目』は注釈も含めると、枕3つ分にはなりそうな、大著です。それを本気で読み込むことは、実際には難しいとしても、ヤン・リーピンさんのまねっこぐらいなら、お金もかからないし、実践できそうです。皆さんもいかがですか?
(「雲南の誇り・ヤン・リーピン」の巻、了)
【美の秘訣】
ヤン・リーピンさんは、「貧しい子に修学援助」などの記事で雲南の新聞や雑誌に写真付きで、しばしば登場します。その際、いつでも髪をアップにまとめ、赤や青色を配したタイ風民族衣装とたっぷりとしたドレープの入ったスカートや黒のズボンで颯爽と登場。小顔で色白、最近こそ、ライティングによってはやや疲れた表情のことはあっても、驚くほど若々しい。プロポーションにも崩れがないし、舞台に立つときの生足はすらりと白くてきれい。同性ながらドキリとさせられます。
女性の歳に触れるのはちょっと失礼かもしれませんが、あえて触れます。1958年生まれ、ということは52歳のはず。(文革時代が子供時代とぴったり重なるのですね。その中で芸術を極める、というのは、親も含め、相当、大変だったはず。雲南映画でヒロインとして中国中を虜にした女優さんは、じつに口に出せないほどのむごい目に遭い、今も精神錯乱状態でご存命です。)
それなのに、あの若々しさ。何か秘密があるのでは、と思うのは、人として当然でしょう。
ヤン・リーピンさん自身は、じつに厳しく自己管理に励んでいるらしい。その秘訣をインタビュー記事から、ご紹介しましょう。(2009/12/21『都市時報』より)
「(明代に作られた漢方の教科書的存在の)『本草綱目』をよく見ています。冬瓜は痩せられる、クルミは髪を伸ばすのによい。ほうれん草は癌を防ぎ、キノコやニラは毒出しによい、という具合にね。
毎日、早起きして、まず体重計に乗って増減をチェックしています。
必ずしていることは、野菜と果物をたっぷりとること。ぶどうやトマト、ほうれん草、クルミ、なつめ、ブロッコリーなどを、いつも食べるようにしています。
とはいえダンサーは運動をするわけですから、精の付くものも、たくさん食べなくてはなりません。栄養価の高い、魚、えびは一週間のうちに少なくとも2回は摂ります。毎朝、豆乳を飲み、夜には牛乳を飲みます。
私はおなかが空くと、すぐに食べます。『本草綱目』は、先祖代々から伝わるもので、誰でも見ることができる書物です。それさえ読んでいれば、私には有名化粧品も、それほど必要とはしないのです。」
なるほど察するに、魚は食べても肉をあまり食べない、というのも、ポイントの一つのようです。主食は雲南なので、やはり米でしょう。『本草綱目』は注釈も含めると、枕3つ分にはなりそうな、大著です。それを本気で読み込むことは、実際には難しいとしても、ヤン・リーピンさんのまねっこぐらいなら、お金もかからないし、実践できそうです。皆さんもいかがですか?
(「雲南の誇り・ヤン・リーピン」の巻、了)
確かにヤン・リーピンさんの食生活は美容と健康によさそうですね。
でも、私はお肉が好きで、3日に1度は必ず食べます。
ビールは毎晩・・・。
これからは、もっと野菜と果物を食べたいと思います。
体重だけは、私も毎日チェックして、あまり増減がないように気をつけていますが。
そういえば、中国には、アメリカ人みたいに太った人があまりいない感じがしますね。
とはいえ、町で見かける人は「プクプク」した感じの人は少ないですね。雲南はまったりムードですが、上海や浙江省、福建省、あと北京などに行くと、人々がまるで舞台を歩いているようなキビキビした歩行をしているので、いつも驚きます。歩き方も、重要なのかもしれませんね。