(参考)原油価格チャート：https://www.dailyfx.com/crude-oil
(石油関連ニュース)
(中東関連ニュース)
・米、アフガニスタンのタリバンと近く停戦協定締結。アフガン撤退へ。
・東京大学にムハンマド・ビン・サルマン未来科学技術センター設立。
・サウジ外相：ムハンマド皇太子とイスラエル首相の会談予定はない。
I. 各社の業績概要(続き)
（表：http://menadabase.maeda1.jp/1-D-4-20.pdf 参照）
５．Chevronの2019年第4四半期（10-12月）及び通年(1-12月)の業績
＊同社ホームページ：https://www.chevron.com/stories/chevron-announces-fourth-quarter-2019-results
(1)売上高
Chevronの2019年10-12月の売上高は364億ドルであり、また通年売上高は1,465億ドルであった。前年同期比ではそれぞれ14%及び12％の減収である。
(2)利益
10-12月期は66億ドルの赤字、通年では29億ドルの黒字を確保した。10-12月期の大幅減益の理由は、アパラチアのシェール権益、Kitmat LNG設備等総額104億ドルの資産を除却したためである。この結果、通年の利益も2018年の148億ドルの利益が今期は29億ドルに激減している。通年利益のうち上流部門は前期比8割減の26億ドルとなり、下流部門も前年比35％減の25億ドルにとどまった。（注、最終損益額には石油化学部門その他の損益が合算されているため、部門別の上流・下流部門の損益合計額とは一致しない。）
(3)売上高利益率
通年ベースの売上高利益率は、2％であり、前年は５社で最高の8.9％であったが、今回はBPに次ぐ低い水準にとどまっている。
(4)設備・探鉱投資
2019年の年間の設備・探鉱投資額は210億ドルであり、これは2018年比で4.4%増である。
(5)石油・ガス生産量
昨年のChevronの石油生産量は日量平均1,865千B/Dであり、前年より4.7％増加した。天然ガスは日量平均7,157mmcfdで前年より4％増加している。
石油と天然ガスの合計生産量は石油換算で3,058千B/Dとなり、2018年比では4.4％増である。
(続く)
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前田 高行
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2/12 国際石油開発帝石
2019年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
https://www.inpex.co.jp/news/assets/pdf/20200212_a.pdf
2/13 JXTGホールディングス
2020年３月期 第３四半期決算短信〔ＩＦＲＳ〕（連結）
https://ssl4.eir-parts.net/doc/5020/tdnet/1796047/00.pdf
2/13 コスモエネルギーホールディングス
2019年度 第3四半期 決算短信
https://ceh.cosmo-oil.co.jp/press/p_200213/index.html
2/13 コスモエネルギーホールディングス
組織改定のお知らせ
https://ceh.cosmo-oil.co.jp/press/p_200213_02/index.html
2/13 コスモエネルギーホールディングス
役員の異動に関するお知らせ
https://ceh.cosmo-oil.co.jp/press/p_200213_03/index.html
2/14 出光興産
2020年３月期 第３四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
https://www.idss.co.jp/content/100030488.pdf
