株に出会う

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明日の注目銘柄(12.15.05)

2005-12-14 16:42:36 | 明日のモニタリング銘柄
東証はひどい下げですが、その分新興に資金が環流しているようです。後場は、昨日のOSC39%からの切り返しの動きが見え、12日の安値を抜いていた2738バルスを528Kで、そして引けにかけてにわかに動意付いた仕手株の8922IDUを、筆者としては珍しく成り買いしました。523Kでした。この株、後場から監視していたのですが、OSCが+8%の43%と抜け出たのと、12日の安値の510Kも抜いていたためです。引けにかけての急落もあり得るので、拙速な買いは控えておりましたが、残り10分からの駆け上がりには、さすがに明日の上昇を見計らっているようで、買いに入ってしまいました。明日の戦術は、今日の高値525Kを割るようだと降りることですが、上は540K目途です。それを抜けると550Kというのがありますが、その間に501K、515Kという節目があります。このあたりの高値掴みの方々(最高は542K~551K)のやれやれ売りが出るに決まっております。まあ、+20Kを目途にどんなことがあっても売ります。

その他、3744テンアートニと、2338ザイオン、そして、3371ソフトクリエイトは持ち越しです。いずれも、明日の反転を示唆しこそすれ、売りに入るサインは見あたりません。テンアートニは引け際に212Kの追加買いを指しておりましたが、214Kに持って行かれました。

筆者は買っておりませんが、今日の注目銘柄での会心の予測は、3747インタートレードでした。この株は、昨日OSCが+4%の29%と、66K上げた12月9日の27%のピーク値をきれいに抜いておりました。セオリー通りの上げでした。1060Kを付けた12月1日のOSCが50%です。今日は45%で終わっております。このあたりが、一旦ストップ高が解けても、再度ストップになった理由でしょう。明日は、もう一段の上げがあり、1060K前後からが各位の腕の見せ所となります。そのまま青天井で1100Kあたりまで行かせるのか、1060Kの壁をそのままのピーク値として、そこから落とし込めるのか、いずれにしても、腕に覚えのある方以外は近寄らないことです。上に行ったら行ったで諦めることです。またチャンスは必ずあります。

という訳で、後場もエキサイティングな取引でした。明日もこの勢いで勝ち続けるためにの注目銘柄です。

1.1382ホーブ △

 以前にも取り上げた北海道のイチゴのバイオ企業です。OSCが43%と反転し、乖離幅は-10Kもあります。明日は、567K~570Kの間で買いでしょうか。

2.6662IRIユビテック ▲

 12日の会社の来期見通しが630Mに対して、新四季報での予測は680Mとなっております。今日は調整したかに見えますが、OSCは49%と12日の48%を抜いて終わっております。明日の四季報発売でもう一段の上げが期待される水準です。

3.3767ネクステック ▲

 2日連続OSCがコンバージェンスし57%です。この株、11月30日には66%まで付けております。再度、東証からの資金の流入がこの株にも見込めるかも知れません。

4.7836アビックス △

 この株、今日が買いだったようです。OSCも41%と+6%も抜け出ました。しかし、業績が良くない銘柄であり、11月28日の45%が直近の最高値であることから、△の評価としました。

5.9424日本通信 ▲

 抜けそうで抜けないこの株、まさに道産子の泥どろのダートでのレースのようです。参加者も馬も疲弊しきっております。しかし、このように皆さんが疲弊しきって、人間が本来持っている「欲望」に淡泊になった頃が、実は何事においても勝負時なのです。そのサインは、かすかに今日出ております。OSCが+2%の42%となり、12日のそれと並んだのです。折しも、北海道は大雪です。きっと筆者が住んでいる「オセアニア地方」と比較すると随分と寒いのでしょう。従って、明日は投資家が凍死するのが早いのか、救い主が現れるのが早いのかの勝負となります。ちなみにRSIも+3%の23%と切り返しております。筆者は、救い主が現れた頃に参加するかも知れません。131K越えのタイミングですが、散々裏切られておりますので、遠くから眺めているだけに終わるかも知れません。そこは、明日の相場の熱気のようなもので判断する以外にありません。何しろ、この株、凍死と背中合わせなのです。

6.4308Jストリーム △

 さすがに押されました。しかし、OSCは28%と2%もダイバージェンスしております。底値圏でのダイバージェンスは、上げサインと一応は見立てております。明日は、少し押して308Kあたりからの反発に乗る手はあるかと。これも出来高次第です。今日乗った方は、寄り付きで買った方でもたったの+2Kです。それ以降の方はかなりの損も出ているでしょう。320Kで100枚あった、その大きな板を買った方は-7Kです。その見切り売りが止んだときに、次の買い手が現れるかが勝負です。

7.3744テンアートニ ▲

 今日もOSCが+3%の43%と着実に上昇しました。ほぼ25日線上です。明日が切り返すか、また肩すかしに終わるかの瀬戸際ですが、今日の動きを見ている限り、もう底は打ったと見た方が大勢を占めておりました。明日は第一関門が220K、その後229Kというのがありますが、今日の急上昇後の下降を見ていても、220K越えがやっとかなという気がします。出来高が1000を超えるようだと230Kあたりまでの伸びがあるかも知れませんが、それには何かのニュースが必要でしょう。

8.4794デザインエクスチェンジ △

 これも停滞中のはっきりしない株です。しかし、OSCが+3%の42%に乗せてきました。12月9日の43%にもう一息です。というわけで、具満タンを出している会社です。そろそろ年賀状シーズンからの連想から、しばしの上昇が見られるかも知れません。

9.4304Eストアー ○

 OSCが+7%の49%とコンバージェンスし、何よりも乖離幅が今日の切り返しで、-6Kと拡がりました。明日は、303Kを割らないのを確認してからの買いでしょうか。指数値も12月8日(OSC:41%)以来の水準です。

10.2411ゲンダイエージェンシー ○

 4連騰でもOSCは+3%の44%です。この株は50%台は度々マークしております。このようなじり高からの一気の上昇はよくあるケースです。明日は、ツボにはまれば、440Kあたりまでの上昇があるかも知れません。この好地合です。そろそろ注意。

11.2385総医研 ▲

 今日でOSCが+7%の37%と急伸しました。やっと抜け出たようです。明日の爆発に期待というところですが、何しろ、この株動きが重いので、あまり欲張らずに395Kから400Kあたりで打ち止めと考えいた方が良いでしょう。但し、何かニュースがあればこれは別です。

12.8907フージャースコーポレーション △

 不動産銘柄の中では、この株がOSCが+2%の45%とコンバージェンスしており、近頃ない低さです。乖離幅もたったの+1Kです。明日は501Kが堅いことを確認しての買い上がりに乗る手です。

以上です。新興は銘柄をうまく選べば結構な買い手が集まるようです。明日も、これらの注目銘柄に沢山の買い手が集まりますように。
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高値追いは難しい

2005-12-14 11:34:51 | 株に出会う
前場は、昨日引けに303Kと306Kで買った4308Jストリームが、良い意味でのジェットストリームに乗ってくれました。325Kで売り+20K。しかし、高値更新期待で8458エヌアイエフSMBCベンチャーを、470Kの厚い売り板が買い崩されるのを見て買ったはよいのですが、その後そこを挟んで売買が交錯。結局473Kまでしか行かず、そのままずるずると後退したため、463Kで仕方なく降りました。-7K。この株は、四季報期待もありますが、既に昨日段階でOSCが63%でした。11月15日の64%というのはありますが、473Kの高値を付けた段階で67%にも達していました。ちょっと欲の皮が突っ張りすぎたようです。降りると決めてからも何度か466Kで降りることは出来ましたが、そうして買い上がりが出るたびに、もう1K高くと467Kに指したままでした。結果は463Kです。ここでも欲の皮が突っ張ったままでした。

後は、今朝急遽監視銘柄に取り入れた3744テンアートニですが、これは210Kでの揉み合いからの一気の買い上がりが見られた213Kで買いました。この銘柄以前は監視リストに入れておりましたが、長期じり貧でしたので削除しました。ところが、リナックス人気がトリガーとなり下落傾向には歯止めがかかっており、再度反発を窺う位置まで戻しておりました。OSCは昨日に+5%の40%と明らかな反転を示しております。実際には12日に転換点がありました。前場で39%ですので既に切り返しは出来ていると見ております。今日は適当な上げでOSCもプラスで更に終わり、25日線の214Kを抜いて終われば勢いがつくでしょう。損切りするとすれば、OSCが35%以下になる207Kを切った時です。

さて、今日の本命にした1720東急建設は、寄り付きの243円とその後の242円で買いましたが、前場終了直前に242円で一旦退却しました。240円の厚い壁が崩されずに切り返すようだと、引けにかけて再度参戦するかも知れませんが、こうした動きが鈍い株は反発日を外すと、その日はだらだらとした動きに終始しますので、デイトレ効率が悪いので一旦退却することとしております。ちなみに、241円を付けた段階でもOSCは41%と更にコンバージェンスしておりますので、上昇エネルギーは益々充満していることと思われます。240円の厚い板がどうなるかを注視しておいて下さい。

3371ソフトクリエイトは、日経に大きく記事が出た割には反発が弱く困ったものですが、新四季報銘柄ですので、時間差でこのようなニュースも効いてくるものと判断し、そのまま保持です。

2338ザイオンもかなり押されておりますが、今週いっぱいで買い値を下まわらない限り、これも四季報期待ということで保持する予定です。昨日290Kまで行ったときに、これは上げすぎと判断し、売りを入れようとしたのですが、これまた欲の皮が突っ張りすぎているうちに、だらだらと売りチャンスを逃してしまいました。+20Kなら良しとしなければいけない水準でした。

最後に、ご参考までに、今日は売りがうまくいったJストリームですが、12月6日の安値が324Kです。以降、7日に316K、9日に306Kと安値が切り下がっており、終値がそれを下回り続けております。この位置関係から、今日の勢いなら324Kには到達すると見ました。実際にはよくオーバーランしますので、朝一番に325Kで売りを入れておいた訳です。今日はそれがぴたりと当たりましたが、勢いによっては、7日の316Kで終わってしまう時もあります。今日は320Kで100枚以上の売り板がありましたが、それをめがけて皆さん執拗に買いに入っていましたので、その上の324Kまでは届くと見ました。更にその上となると11月30日の330Kがありますが、長期低落している株にとっての20Kを越える上昇は何かのニュースでもないときついものです。と、筆者はこのような判断で売り目安のラインをいつも決めております。そのためには、リアルタイムでOSCやRSI(これも皆さんが参考にしていますので、トレンド判断には効きます)、そして、前回の安値、25日線といった数字を見ながらのトレードが必須となります。そして、明らかな売りサインでは撤退するルールにしておりますので、大きな痛手がなく、場が悪いときでも悪いなりの稼ぎをすることができるという訳です。
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