引けに成り売りで仕掛けるも

後場は、１時半頃に出かけましたので、２３３８ザイオンと３７７７ターボリナックスを除き、持ち株全部を引けの成り売りにかけてから出かけました。ターボリナックスは、調整しそうだったので２８６Ｋで売り指しでした。これは約定で＋２Ｋ。もっとも期待していた４２９６ゼンテックは、６００Ｋで指しておりましたが結局届かず、引けにかけての押しにやられて＋１２Ｋに留まりました。９５１４ファーストエスコも昨日の雪辱を期して２８０Ｋで指しておりましたが、これも尻すぼみで＋１Ｋ。２４１３ソネットＭ３は、成り売りを仕掛けて出かけたのが、そもそも失敗だったと後で気がついたのですが、５００Ｋの大きな売り板を崩して、５００Ｋの上に行くと思いきやまた戻されて４９４Ｋでの終了でした。場を見ていればそのまま持ち越しのところです。ＯＳＣは４７％とイーブン値です。－７Ｋでした。

ということで持ち株は、全般的に後場の前半がピークで、その後は尻すぼみの結果となったようです。明日（１２月１２日）の注目銘柄は、週末にじっくりと今週の成果を生かしながら検討した結果をお知らせします。

持ち直してきましたが

昨日とうって変わって前場の終わりにかけて上昇エネルギーが上回ってきました。前場の取引は、２４１３ソネットＭ３を節目の４９９Ｋで売りました。（＋１３Ｋ）そして、４２９６ゼンテックを５５９Ｋで買い、更に切り返しに気がつくのが遅かった３７７７ターボリナックスを２８４Ｋで買いました。

一方で低迷中の株は少々の買い上がりがあっても見向きもされません。皆が上がっている強い銘柄に集中するため、それらの株は何時はしごを外されても良い覚悟でないと参入にはリスクを伴います。筆者はそうならないためのツールとしてオシュレーター系の指標を頼りに売買しております。

例えばゼンテックはこの株としては珍しいＯＳＣが３７％まで売り込まれております。３６％は１０月１３日、１４日に付けたことがありますが、それ以来です。そして、今日は前日の安値の５５１Ｋまで売り込まれましたが、そこからはしぶとく反転しております。この流れを見て上に行く気配で買いを入れたものです。５９０Ｋが今日の売り目標です。

そして、ターボリナックスの場合は、ここ５日ほどＯＳＣが３０％台で押し合っておりました。その前のＯＳＣのピークは１１月１７日の４３％でした。このピークを抜くと上昇に転じるというのがこのツールの考え方です。そこで４５％と抜きん出た前場に、今日は参入が遅かったにしてもまだ間に合うと思い、買いを入れた訳です。またここからＯＳＣが３７％（１２月５日にマークし、直近ではもっとも高かった）あたりまで押されれば撤退ですが、その金額の目安は２７５Ｋです。これは図らずも昨日の高値と同値です。テクニカル指標など見ていない方でも、落ち目となった株の１つの売り目安が前日高値であることは常識ですね。この株の今日の売り目標は３００Ｋです。この値段でＯＳＣは５３％をマークします。この５３％という値は、１１月１４日マークした上場来最高値の５２％とほぼ同じです。そして、筆者が乖離幅基準としている値（前日安値を下まわって終値をつけた時の、その前日安値）の節目が２９８Ｋ（１１月３０日）、３００Ｋ（１１月２９日）、３０６Ｋ（１１月２５日）と続いております。そこで売り目標は３００Ｋと設定した訳です。

こうして１つのバックボーンの考え方を持って取引に参加すると、安心感が持てると共に、自分の判断ミスで買った後に下落しても、それはまた次のやりかたの改善に繋がるわけです。何も考えずに目の前の相場の動きだけで売買しても、勝敗の結果が後のトレードの肥やしになることは決してありません。もちろん、人間ですから、筆者も数限りなく失敗しているように、どうしても利確は早めに損切りは遅めになる等、行動ファイナンス理論に裏付けられた心理的な弱さに往々にして負けてしまいます。そこをまた少しづつ克服していく訳ですね。今日は、後場の途中で出かけるので、この２銘柄はこのままの売り値段で指していく予定です。

後場の注目株は、２４３２ＤｅＮＡと、９５１４ファーストエスコの切り返しの動き、２４４０ぐるなびのＯＳＣ３９％からの上昇、３７７３ＡＭＩの７２２Ｋ越えからの反騰、４３０８Ｊストリームの底打ちからの３１６Ｋ越え、６７３６サン電子の復調（ＯＳＣ３７％－前場）、８９１４エリアリンクの再上昇（ＯＳＣ３６％－前場）、４８４２ＵＳＥＮのＯＳＣ３３％（＋１１％）からの再騰、そして、３７４７インタートレードの１００万円を目指す動き（この株前場で何とＯＳＣが２６％です。昨日の注目でしたが、完全に１日遅れて花が咲きそうです。）などにご注目下さい。