株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

後場は損切りの鬼と化しました。

2005-12-02 16:22:07 | 株に出会う
多分、4777ガーラでつまずいたのが、今週のバイオリズムの悪さに繋がったようです。いや、バイオリズムなどと「非科学的」なもののせいにしてはいけません。今日は、ヘラクレスのシステムのリスポンスが非常に遅くいらいらし通しでした。変更をかけても数分しないと返事が返ってこないことや、しばらく買い板も売り板も消えてしまうことまでありました。これでは数秒を争うトレードはできません。いや、システムのせいにもしてはいけませんです。全ては己の判断ミスとやらでしょう。

引けに8910サンシティを169Kで残りを処分し、-17K。宝くじに賭けた2356トーメンサイバービジネスは、結局鳴かず飛ばずで、これも引けの成り売りで275Kで処分し-3K。そして、9424日本通信は、129Kでの同値降り。これも不発でした。更に、一応反発を期待して、昨日から持ち越しの4751サイバーエージェントは、今日は199Kの昨日安値を下まわり、更にテクニカル条件が悪くなりましたので、引けに199Kと198Kで売りました。本来、199Kで全部売れたのですが、引けに買い上がる気配が見えましたので、欲を出して持ち越そうと思って、キャンセルした分が結局その反騰が見られず、やむを得ず、1Kだけ下での引けの成り売りでの約定となった訳です。唯一の上昇株の2413ソネットM3は、後場の寄り付きに490Kで前場から指していた売りをかっさらわれました。これは早売りでした。+17K。

その結果ついに持ち株は、OSCダイバージェンスと乖離幅条件を手がかりに買った4296ゼンテックのみとなりました。これも買値から-2Kで終了。

と、以上のように列記すると、全ては買いタイミングが悪かったということになります。サンシティはいずれにしても昨日の引けに全部損切りすべきでした。わずかなOSCの反転が手がかりでしたが、前場の早いうちに177Kをピークに下降線をたどっているのを見て、少なくとも昨日の終値の174Kが崩されるときに撤退だったでしょう。問題は、そのように方針をきちんと決めていなかったということです。後場一時的に戻しでつけた174Kが唯一のチャンスでした。この株、ここまで落ちると月曜日は自律反発するかも知れませんが、それは結果論であって、そのまま悲観論が勝ってさらに落ちるかも知れません。少なくとも、全てのテクニカル指標はそう出ております。要は、この株のエントリーポイントがまずかったということでしょう。この下落局面では勝てというのが無理ですね。この3日でそのチャンスはほんの1時間ほどしかなかったようです。要するに、またまたこの株で、損切りの決定能力の未熟さが露呈されたという訳です。

今日の唯一の慰めは、ここ2日ほど調整していた「」が大きくグラム60円ほど反発してくれたことでしょうか。このゴールドは、1500円を越えたあたりからスポット購入をストップしておりますが、ちょっとこれを期にざっと計算して見たところ、田中貴金属分が昨年半ばからぼちぼちと買ってきた分の収益率が約30%、今年の春頃に一旦落ちた時から買い付けを開始し1500円くらいまで集中して買ってきた、三井物産のオンラインで買えるロンドン渡しの分も約32%の収益率です。いくらインフレ期待が膨らんでいるとしても、これは予想以上です。ほぼ、筆者の株の収益率と肩を並べております。これはまずい。株の研究で時間を費やさずとも、金さえ買えば労せず儲けが出るということになります。しかし、金はあくまでインフレヘッジのためで、短期的な収益に一喜一憂する性格のものではありませんから、まあ放っておきましょう。

前にもこのブログでゴールドのことは少し書きましたが、資産をゴールドに少し分散させておいた方が良いかと思います。日本の財政破綻の実態が、今は一時的な世界的好況のため隠されておりますが、いずれ、何故景気が良くなっても、日本の金利が上がらないかという根本的なことについての事実が、外国のアナリストなどにも知れ渡れば、最悪、スパイラル的に金利が上昇していきます。そうなると、正常な金利水準の4-5%までなった段階で、政府は予算が組めなくなり、400万人の公務員への給料の遅配まで想定されるでしょう。いわゆるハイパーインフレの最悪のシナリオです。そうなると日本はIMFの管理下におかれ、徹底的な構造改革が迫られます。内閣は2つくらいぶっ飛ぶでしょう。円安はもちろん昂進し、今はグローバルに経済がリンクしておりますので、日本だけの問題ではなく世界経済も大きく低迷します。株価も暴落を覚悟しておいた方がよいでしょう。その時に最後の信用力を提供できるのが、ゴールドなのですね。現に1980年頃のインフレの時には、グラム5200円程度まで付けました。今はまだ2000円弱です。(いずれも税抜き)今オンスあたり500ドルを超えたと騒いでおりますが、1000ドルまでの予想があるのは、こういった過去の実績を背景としております。今は、デフレからインフレへと世界経済が転換するときの、心地よい一時的な好景気なのです。必ず、そういう時期はあるようです。最近消費税や医療、社会保険などの「改革」が論議されているようですが、その背後に財政危機があるのは明らかです。それらは、財政破綻の顕在化をせめて2-3年でも伸ばそうという政府のあがきというか、もくろみから来ているのですが、これもひとえに、金をばらまいてきた政治家、それに仕える堕落した官僚、そして金に群がる政治家を好んで選んできた国民全体の責任なのですから、自業自得と言うべきか。このことを考えると、筆者、憂鬱になります。

ともあれ来週は、今週の痛い反省を糧にして、なんとか挽回したいと思っております。そのための「明日の注目銘柄」は、この週末にじっくりと検討してアップします。
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少し負け癖に歯止めがかかりそうです。

2005-12-02 11:31:51 | 株に出会う
今日の前場は、動きの鈍い持ち越しの2410キャリアDCを345Kの同値で撤退、その後9424日本通信を131Kで買い、その後の128Kまで落ちるなど不穏な動きに一旦130Kで撤退。そこからの切り返しに乗って、再度129Kでエントリーしました。この株、海外での公募発表から出来高が急増しておりますが、現在も強気・弱気が拮抗しています。そうした時のテクニカル指標頼みというわけですが、もし130K越えが確実なら140Kまでの戻しが期待できます。その魅力に勝てず再度参戦しました。

利確したのは、昨日67000円で買った9399新華ファイナンスです。+2800円。少し調整があればまた買いたいと思っております。

2413ソネットM3は、さすが人気株、安心して見ていられます。今日は490Kまで届けば一旦利確することにしております。それを勢いよく越えるなら一気に500Kに届くかも知れませんが、そのためには今の出来高の3倍ほどは必要かと見ております。今日は難しいでしょう。

前場、愚妻が4830サンライズテクノロジーの仕手戦に参加し、15K程しとめたようです。その後ストップ前での大量の特売りがあり、間一髪でした。しかし、これが株の醍醐味と性懲りもなく興奮しております。そこで、筆者はサンライズと対象的な、2356トーメンサイバービジネスを278Kで買いました。宝くじでも買ったつもりです。この株、乖離幅-2K、OSCは+4%の39%と一歩抜けました。そして、指数値条件が25日とほぼ同じです。25日に350Kで買った方の投げがあれば爆死です。その兆候が出る前にいち早く逃げることにしておりますが、さて後場、そして月曜日にかけてどうなりますか。

ところで、4751サイバーエージェントは、また下落モードに入りました。この株、8698MBHに負けず劣らずの動きの鈍い銘柄です。分割前は一気に10K程は動いたものです。今日199K以下なら撤退というところですが、ちょっと気になるのはRSIが198Kでも+2%コンバージェンスしているところでしょうか。底打ちの1つのサインではあります。ガーラのような急反発は期待できないにしても、来週のどこかで一気に205Kを越えるかも知れません。それまで持つかどうか、引けにかけて思案のしどころです。199Kでは売り指ししておりますが、-1Kとなるので少々癪です。199Kなら我慢するというのが正解かも知れません。

もう1つの8910サンシティは、これも我慢の子です。一旦底打ちの気配から抜け出すかに見えての2番押しの売りにやられているのが現状です。しかし、オシュレーター指標値からは、底値は既に脱出しかかっているのが見えます。ちなみに11月22日の終値でのOSCが32%です。今日は40%です。明らかにコンバージェンスです。RSIは24日の26%を底に、前場で31%です。これもまだコンバージェンスしていると言えるでしょう。ということで、170K割れは今のところないかと思います。それをしのげば、来週再度の反転が期待できます。そこで、昨日の分の損を取り戻すべく、追加買いに入る方針です。今日はそこまでの伸びがあるかどうか、大口次第ですが。174Kを一気の越えるようなことがあれば、追加買いを考えたいと思います。
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