多分、4777ガーラでつまずいたのが、今週のバイオリズムの悪さに繋がったようです。いや、バイオリズムなどと「非科学的」なもののせいにしてはいけません。今日は、ヘラクレスのシステムのリスポンスが非常に遅くいらいらし通しでした。変更をかけても数分しないと返事が返ってこないことや、しばらく買い板も売り板も消えてしまうことまでありました。これでは数秒を争うトレードはできません。いや、システムのせいにもしてはいけませんです。全ては己の判断ミスとやらでしょう。
引けに8910サンシティを169Kで残りを処分し、-17K。宝くじに賭けた2356トーメンサイバービジネスは、結局鳴かず飛ばずで、これも引けの成り売りで275Kで処分し-3K。そして、9424日本通信は、129Kでの同値降り。これも不発でした。更に、一応反発を期待して、昨日から持ち越しの4751サイバーエージェントは、今日は199Kの昨日安値を下まわり、更にテクニカル条件が悪くなりましたので、引けに199Kと198Kで売りました。本来、199Kで全部売れたのですが、引けに買い上がる気配が見えましたので、欲を出して持ち越そうと思って、キャンセルした分が結局その反騰が見られず、やむを得ず、1Kだけ下での引けの成り売りでの約定となった訳です。唯一の上昇株の2413ソネットM3は、後場の寄り付きに490Kで前場から指していた売りをかっさらわれました。これは早売りでした。+17K。
その結果ついに持ち株は、OSCダイバージェンスと乖離幅条件を手がかりに買った4296ゼンテックのみとなりました。これも買値から-2Kで終了。
と、以上のように列記すると、全ては買いタイミングが悪かったということになります。サンシティはいずれにしても昨日の引けに全部損切りすべきでした。わずかなOSCの反転が手がかりでしたが、前場の早いうちに177Kをピークに下降線をたどっているのを見て、少なくとも昨日の終値の174Kが崩されるときに撤退だったでしょう。問題は、そのように方針をきちんと決めていなかったということです。後場一時的に戻しでつけた174Kが唯一のチャンスでした。この株、ここまで落ちると月曜日は自律反発するかも知れませんが、それは結果論であって、そのまま悲観論が勝ってさらに落ちるかも知れません。少なくとも、全てのテクニカル指標はそう出ております。要は、この株のエントリーポイントがまずかったということでしょう。この下落局面では勝てというのが無理ですね。この3日でそのチャンスはほんの1時間ほどしかなかったようです。要するに、またまたこの株で、損切りの決定能力の未熟さが露呈されたという訳です。
今日の唯一の慰めは、ここ2日ほど調整していた「金」が大きくグラム60円ほど反発してくれたことでしょうか。このゴールドは、1500円を越えたあたりからスポット購入をストップしておりますが、ちょっとこれを期にざっと計算して見たところ、田中貴金属分が昨年半ばからぼちぼちと買ってきた分の収益率が約30%、今年の春頃に一旦落ちた時から買い付けを開始し1500円くらいまで集中して買ってきた、三井物産のオンラインで買えるロンドン渡しの分も約32%の収益率です。いくらインフレ期待が膨らんでいるとしても、これは予想以上です。ほぼ、筆者の株の収益率と肩を並べております。これはまずい。株の研究で時間を費やさずとも、金さえ買えば労せず儲けが出るということになります。しかし、金はあくまでインフレヘッジのためで、短期的な収益に一喜一憂する性格のものではありませんから、まあ放っておきましょう。
前にもこのブログでゴールドのことは少し書きましたが、資産をゴールドに少し分散させておいた方が良いかと思います。日本の財政破綻の実態が、今は一時的な世界的好況のため隠されておりますが、いずれ、何故景気が良くなっても、日本の金利が上がらないかという根本的なことについての事実が、外国のアナリストなどにも知れ渡れば、最悪、スパイラル的に金利が上昇していきます。そうなると、正常な金利水準の4-5%までなった段階で、政府は予算が組めなくなり、400万人の公務員への給料の遅配まで想定されるでしょう。いわゆるハイパーインフレの最悪のシナリオです。そうなると日本はIMFの管理下におかれ、徹底的な構造改革が迫られます。内閣は2つくらいぶっ飛ぶでしょう。円安はもちろん昂進し、今はグローバルに経済がリンクしておりますので、日本だけの問題ではなく世界経済も大きく低迷します。株価も暴落を覚悟しておいた方がよいでしょう。その時に最後の信用力を提供できるのが、ゴールドなのですね。現に1980年頃のインフレの時には、グラム5200円程度まで付けました。今はまだ2000円弱です。(いずれも税抜き)今オンスあたり500ドルを超えたと騒いでおりますが、1000ドルまでの予想があるのは、こういった過去の実績を背景としております。今は、デフレからインフレへと世界経済が転換するときの、心地よい一時的な好景気なのです。必ず、そういう時期はあるようです。最近消費税や医療、社会保険などの「改革」が論議されているようですが、その背後に財政危機があるのは明らかです。それらは、財政破綻の顕在化をせめて2-3年でも伸ばそうという政府のあがきというか、もくろみから来ているのですが、これもひとえに、金をばらまいてきた政治家、それに仕える堕落した官僚、そして金に群がる政治家を好んで選んできた国民全体の責任なのですから、自業自得と言うべきか。このことを考えると、筆者、憂鬱になります。
ともあれ来週は、今週の痛い反省を糧にして、なんとか挽回したいと思っております。そのための「明日の注目銘柄」は、この週末にじっくりと検討してアップします。
引けに8910サンシティを169Kで残りを処分し、-17K。宝くじに賭けた2356トーメンサイバービジネスは、結局鳴かず飛ばずで、これも引けの成り売りで275Kで処分し-3K。そして、9424日本通信は、129Kでの同値降り。これも不発でした。更に、一応反発を期待して、昨日から持ち越しの4751サイバーエージェントは、今日は199Kの昨日安値を下まわり、更にテクニカル条件が悪くなりましたので、引けに199Kと198Kで売りました。本来、199Kで全部売れたのですが、引けに買い上がる気配が見えましたので、欲を出して持ち越そうと思って、キャンセルした分が結局その反騰が見られず、やむを得ず、1Kだけ下での引けの成り売りでの約定となった訳です。唯一の上昇株の2413ソネットM3は、後場の寄り付きに490Kで前場から指していた売りをかっさらわれました。これは早売りでした。+17K。
その結果ついに持ち株は、OSCダイバージェンスと乖離幅条件を手がかりに買った4296ゼンテックのみとなりました。これも買値から-2Kで終了。
と、以上のように列記すると、全ては買いタイミングが悪かったということになります。サンシティはいずれにしても昨日の引けに全部損切りすべきでした。わずかなOSCの反転が手がかりでしたが、前場の早いうちに177Kをピークに下降線をたどっているのを見て、少なくとも昨日の終値の174Kが崩されるときに撤退だったでしょう。問題は、そのように方針をきちんと決めていなかったということです。後場一時的に戻しでつけた174Kが唯一のチャンスでした。この株、ここまで落ちると月曜日は自律反発するかも知れませんが、それは結果論であって、そのまま悲観論が勝ってさらに落ちるかも知れません。少なくとも、全てのテクニカル指標はそう出ております。要は、この株のエントリーポイントがまずかったということでしょう。この下落局面では勝てというのが無理ですね。この3日でそのチャンスはほんの1時間ほどしかなかったようです。要するに、またまたこの株で、損切りの決定能力の未熟さが露呈されたという訳です。
今日の唯一の慰めは、ここ2日ほど調整していた「金」が大きくグラム60円ほど反発してくれたことでしょうか。このゴールドは、1500円を越えたあたりからスポット購入をストップしておりますが、ちょっとこれを期にざっと計算して見たところ、田中貴金属分が昨年半ばからぼちぼちと買ってきた分の収益率が約30%、今年の春頃に一旦落ちた時から買い付けを開始し1500円くらいまで集中して買ってきた、三井物産のオンラインで買えるロンドン渡しの分も約32%の収益率です。いくらインフレ期待が膨らんでいるとしても、これは予想以上です。ほぼ、筆者の株の収益率と肩を並べております。これはまずい。株の研究で時間を費やさずとも、金さえ買えば労せず儲けが出るということになります。しかし、金はあくまでインフレヘッジのためで、短期的な収益に一喜一憂する性格のものではありませんから、まあ放っておきましょう。
前にもこのブログでゴールドのことは少し書きましたが、資産をゴールドに少し分散させておいた方が良いかと思います。日本の財政破綻の実態が、今は一時的な世界的好況のため隠されておりますが、いずれ、何故景気が良くなっても、日本の金利が上がらないかという根本的なことについての事実が、外国のアナリストなどにも知れ渡れば、最悪、スパイラル的に金利が上昇していきます。そうなると、正常な金利水準の4-5%までなった段階で、政府は予算が組めなくなり、400万人の公務員への給料の遅配まで想定されるでしょう。いわゆるハイパーインフレの最悪のシナリオです。そうなると日本はIMFの管理下におかれ、徹底的な構造改革が迫られます。内閣は2つくらいぶっ飛ぶでしょう。円安はもちろん昂進し、今はグローバルに経済がリンクしておりますので、日本だけの問題ではなく世界経済も大きく低迷します。株価も暴落を覚悟しておいた方がよいでしょう。その時に最後の信用力を提供できるのが、ゴールドなのですね。現に1980年頃のインフレの時には、グラム5200円程度まで付けました。今はまだ2000円弱です。(いずれも税抜き)今オンスあたり500ドルを超えたと騒いでおりますが、1000ドルまでの予想があるのは、こういった過去の実績を背景としております。今は、デフレからインフレへと世界経済が転換するときの、心地よい一時的な好景気なのです。必ず、そういう時期はあるようです。最近消費税や医療、社会保険などの「改革」が論議されているようですが、その背後に財政危機があるのは明らかです。それらは、財政破綻の顕在化をせめて2-3年でも伸ばそうという政府のあがきというか、もくろみから来ているのですが、これもひとえに、金をばらまいてきた政治家、それに仕える堕落した官僚、そして金に群がる政治家を好んで選んできた国民全体の責任なのですから、自業自得と言うべきか。このことを考えると、筆者、憂鬱になります。
ともあれ来週は、今週の痛い反省を糧にして、なんとか挽回したいと思っております。そのための「明日の注目銘柄」は、この週末にじっくりと検討してアップします。