株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

反発狙いはやはり難しい

2005-12-16 15:57:25 | 株に出会う
後場は、4823サイバードの動きがピタッと止み、また下に持って行かれそうでしたので、同値降りをしました。その後膠着状態ですので+1Kの218Kでは売れたようです。

3744テンアートニが今日も一度だけの噴き上げがありました。2度ほど騙されているので、217Kでの売りを立てていましたが、今日はどういう訳か勢いが結構持続し、売れてしまいました。+4Kですが、一時は損切りも覚悟していたので良しとしましょう。

それから、3723日本ファルコムは、122Kの壁を突き破るのを待っていたのですが、やはりそこまでの反発力はなく、120Kでやむなく降りました。+3K。この段階で全部キャッシュとなっており、買い銘柄を物色していたところ、分足のMACDでボトム近辺にいて、反発の様子を見せた4296ゼンテック・テクノロジーを614Kで買いました。しかし振り返ってみると、これは後場の621Kをピークとした下降トレンドでの参戦でした。反発するどころか大量の売り圧力にさらされてしまったので、やむなく606Kで撤退。これは無謀な突撃でした。その日一度ピークをつけた銘柄は、更に買い上がるような力は、余程のことがないと無理と思い知った訳です。今後のトレードの肥やしにせねばなりませんが、子供と同じでつい小遣いを持たせると、必要のないものまで買ってしまうという「人間の性(さが)」が露呈してしまったということでしょう。

終了前に、5384フジミインコーポレーティッドを2145円で指しておきましたが、これは2175円と上に行ってしまいました。この株、切り返したと見ても良いでしょうが、月曜日には一旦利確の動きがあるはずです。そこからの買いでも間に合うと見ております。

今日は、注目銘柄は結構上に行っているのに、それらが買えず、また昨日利確した銘柄の中にも、今日は更に上がっているものもありました。持ち越しをしない基準としては、下げ基調銘柄の、引けにかけての上げすぎといったものがあります。4566LTTバイオファーマが、それに該当しました。今日は、全くウォッチから外していたのですが、昨日の終値を一度も下まわることなく、更に出来高を伴い今日は上げていきました。今日でOSCが56%まで上昇しましたが、これはストップ高をつけた8月18日以来のことです。これは予想外の上昇ということですので、ある意味で致し方ありません。

それから、昨日OSCが50%伸びて上離れした2385総医研は、なんと皮肉にも筆者がメインに使っている東洋証券が、珍しく投資判断なるものを新規「BUY」にしたという突発的なニュースがありました。これは前もっては読めません。

このように、普段の値動きとは少々異なる動きをしたため、儲け損なったからと言って、今後の売買基準まで変更することは良くないことと思っております。そのような例外的なことが今後も続く保証はないからです。たまたま今回はうまくいっても、次回は必ずその成功体験が墓穴を掘ること請け合いです。

今週の収穫は、①OSC(オシュレーター)の変化は、30%台から40%への変移が起こる時に最も上がりやすいこと。②OSCが20%台の「異常値」をつけた時は、買いサインであること(総医研の12月8日から12日、F&Mの12月13日からの3連続29%)が検証できたことです。もちろん、その株が持っているOSCのレンジがありますので、そのレンジを意識しながら、OSC値が上昇傾向にあるかどうかの判定をし、指数値や乖離幅、そしてRSIも組み合わせて見れば、かなりの確率で上昇日を見定めることができることです。

反省点は、①今日のゼンテック・テクノロジーやパシフィックマネジメントのように発作買いはしないこと。今週はIDUやバルスもそうでした。②今日のサイバードのように、下落基調の株に早めの逆バリをしかけないこと。

といったことになります。分かっていてもやるんですよね。こうした発作買いは。人は如何に目先の動きに惑わされやすいかということです。結婚相手も、発作買いはよくありませんので、特に若い独身男性の方、妖艶な美女の微笑の裏に隠れた毒気にひっからないよう、呉々もお気を付け下さい。

明日の注目銘柄は、日曜日までにじっくりと検討してアップします。それまでお待ち下さい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

また逆バリに手を出す

2005-12-16 11:32:47 | 株に出会う
注目銘柄のうち、4797ICFは、高く始まってしまったので手が出せず、おとなしく始まった4777ガーラは、189Kあたりで拾おうとしているうちに、するすると上昇し機会を逸しました。このあたりの買いタイミングは長年の相場勘のようなものがないと、どうしようもない部分でしょうね。

結局前場は、8902パシフィックマネジメントを300Kで衝動買いし、膠着状態の301Kで降り、底を打った感のある4823サイバードを217Kで買いました。また逆バリ癖です。今日だけの勝負で223Kあたりで指してあります。持ち越し株の3723日本ファルコムは、予定通り上げてくれております。こうした停滞中の株に変化が現れた時は、前日に買うと翌日大きく上げて始まることがあったときに買いそびれることはありません。前回のガーラはヘラクレスで板が見れなかったせいもありますが、いきなり急上昇しました。今回はファルコム同様におとなしい始まりでした。いずれも、前日の安値を割るようなことはなかったことが、その上昇のサインとなります。一般的には、あまりに下げすぎた場合は、いきなり高く始まりそのまま行ってしまうようです。サイバードのケースは、昨日とことん下げた訳ではありません。(RSI:35%、OSC:40%)従って、今日の下げ止まりを待つことが必須条件でした。結果はどう出るか分かりませんが、押されすぎた株の上昇時の勢いが何とも言えません。これが逆バリの魅力とも言えます。

ところで、愚妻が昨日シンプレックステクノロジーを売って乗り換えた2738バルスは、昨日同様に寄りのチョイ高からのふるい落としがあり、そこからまた水面上に一度出ましたが、その前のふるい落としにあって損切りと相成ったようです。シンプレックステクノロジーが順調に上がっているので、何とバカなことをしてしまったのかと泣いております。もちろん空泣きですが。筆者は若い頃、この空泣き(嘘涙付き)によく騙されました。彼女生まれつきの博打症で、とにかく売買をするのが好きなので仕方ありません。サラ金に手を出していないのが唯一の自慢なのです。有象無象の株式相場の良い鴨です。

3744テンアートニは、今日も冴えません。仕方なく朝1番から216Kで指してあるのですが、今日も瞬間湯沸かし器が1度だけ作動するかどうか? とにかく動きません。昔は威勢良く動いていたのに。

概ね予想通りの展開ですが、今日も金の損失を取り戻すのは容易ではありません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする