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市場概況(4.10.12)

2012-04-11 07:14:27 | 市場概況
4月10日(火)の市場概況です。 先物は午後3時15分現在。 下に10日の海外市況

◆日経先物:9540円(-10円)OSC28%(-1%)3月28日のOSC56%、終値10180円から下落に転じる。RSIは26%(-1%)
◆日経平均:9538円(-8円)OSC28%(-2%)3月27日のOSC59%、終値10255円から下落に転じる。RSIは27%(+1%)
◆TOPIX:813(+-0)OSC29%(-2%)3月27日のOSC56%、終値872ポイントから下落に転じる。RSIは27%(+3%)
◆マザーズ指数:382(-3)OSC49%(-9%)3月30日のOSC60%、終値386ポイントから下落に転じる。RSIは51%(-4%)

◆騰落レシオ(25日間)
 東証1部:84.99%(+0.84%)-4月10日現在。
 マザーズ:88.37%(-1.4%)-4月9日現在。

◆10日高値移動平均値超の銘柄比率:9%(-2%)
◆75日安値移動平均値オーバー銘柄比率:21%(-2%)
◆75日安値移動平均値(A)<25日移動平均値、かつA>100%&OSC上昇銘柄比率:18%(-7%) 

一部に期待されていた日銀の追加緩和はなく、為替も円安へのふり戻しが鈍く、株式市場は冴えない動き。マザーズ指数も下落モードに転換。上記のように10日高値移動平均を超えている銘柄も10%を割り込みました。75日移動平均超の銘柄も5分の1に。日経平均のOSC30%割れは、昨年8月8日の27%以来の低さ。あの時は翌日に8656円という安値をマークしてから反転しております。今回は3月7日の安値の9509円にピッタリと並んでからの切り返しです。この9500円ラインでの攻防になってきましたね。

以下は10日の海外市況

◆ドル・円:80.67円(-81銭)OSC44%(-9%)3月14日のOSC70%、終値83.72円から円高継続中。RSIは30%(-2%)-10日現在。
◆ユーロ・ドル:1.308ドル(-0.002ドル)OSC40%(-2%)RSIは39%(-1%)3月26日のOSC68%、終値1.336ドルからユーロ安継続中。-10日現在。
◆USドルインデックス:79.73(-0.34)50MA(79.27)を挟む動きから上昇中。-9日現在。
◆10年債利回り:2.01%(-0.05%)50MA(2.08%)を割り込む急落。
◆米3ヶ月国債:0.09%(+-0.0%)対10年債スプレッド:1.92%(-0.05)3%切ると要注意。
◆NYダウ:12716ドル(-214ドル)OSC43%(-11%)RSIは30%(-4%)4月2日のOSC65%、終値13264ドルから下落に転じる。
◆ナスダック:2991ドル(-56ドル)OSC45%(-10%)、RSIは35%(-8%)3月26日のOSC758%、終値3123ドルから下落に転じる。
◆DAX指数:6606(-169)OSC37%(-4%)RSIは26%(-4%)、3月16日のOSC73%、終値7158から下落に転じる。
◆上海総合:2306(+20)OSC51%(+8%)RSIは31%(-3%)3月29日のOSC32%、終値2252から切り返し中。
◆VIX指数:20.39(+1.58)50MA(17.33)を窓を開けて抜き上昇中。
◆CRB指数:300(-4)50MA(315)が上値抵抗線になり急落中。
◆WTI原油先物:101.00ドル(-1.32ドル)50MA(104.0ドル)を割り込み下落中。
◆NY金:1661ドル(+19ドル)200MA(1690ドル)に一旦届くもまた突き落とされ急落からの反発中。
◆セミコンダクターインデックス:410(-7)50MA(426)の抵抗線が突破され落下中。
◆シカゴCME(円建て):9375円(-165円)

イタリアとスペインの国債金利が再度上昇を始め、ユーロ危機の再燃が懸念されるばかりか、雇用統計の悪い結果を受けての市場のQE3への期待を叩くようなFOMCのメンバーの発言が相次ぎ、更に米国での原油在庫が大幅に増えるなど、株価にとってはいいところない状態で、これまでの緩和期待で上げて来た株はDAXの大幅安を始めNY株もかなりの下げ。

当然、当面の逃避先として米債券市場に資金が流れ込み、円高に大きくシフトしております。金だけはまだ上げておりますので、全面的なリスク回避の動きとはなっていないことに注目。
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