=保有者限定記事=
テクニカルシートを見る時の基本について、再度おさらいをしておきます。例題として6920レーザーテックを取り上げます。
1.AQ列に「底打ちサイン」が出現してから監視を開始。
2.出現した日の終値にマーク。
3.翌日の安値が終値を下回る限り「買い」には入らない。逆に売りはOK。
4.その後は売られすぎサインや転換サインが出ますが、そのサインが出現した日の終値を必ずマーク。
5.いずれのサインも消えて、最後のサインの終値を次の日の安値が上回っった段階で、やっと買い出動。
このルールでレーザーテックを検証してみます。
1.2022年9月16日に「底打ちサイン」点灯。
以後、10月4日まで上記のルールに則りホールド。10月4日に買い。
2.2022年8月29日に「底打ちサイン」点灯。
以後、9月8日まで上記のルールに則りホールド。9月8日に買い。
3.2022年6月16日に「底打ちサイン」点灯。
以後、7月5日まで上記のルールに則りホールド。7月5日に買い。
4.2022年5月12日に「底打ちサイン」点灯。
翌5月13日に条件を満たしたので買い。
5.2022年4月7日に「底打ちサイン」点灯。
4月13日に条件を満たしたので買い。
6.2022年3月11日に「底打ちサイン」点灯。
3月17日に条件を満たしたので買い。
7.2022年2月10日に「底打ちサイン」点灯。
2月16日に条件を満たしたので買い。この日に逃げないとかなりの下落に見舞われておりますが、前日高値を攻略できなかった段階で売りとなります。
8.2022年2月3日に「底打ちサイン」点灯。
上記と同じ2月16日条件を満たす。
その後も底打ちサインが頻発しておりますが、2022年最初の「底打ちサイン」が点灯したのは、1月13日でした。この日の終値が30810円。条件を満たしたのは、何と、2月16日でした。
以上、昨年の2月中旬ごろまでの下げ一色の地合いでは、このレーザーテックで買いから入るのは非常にリスキーな状況でした。
それが過ぎてからのレーザーテックの動きは、このルールに則っている限り、かなりの利益が計上できたはずです。
今年は、このレーザーテックで何とか勝ちを続けたいのですが、何しろ値動きが激しく、ちょっと目を話していた隙きに、100株の最低単位での売買でも10万円ほどの損失を被ったことがあります。場に張り付いていないと絶対に勝てないのがこの株。
その際の、基本的な売買への見方の参考になればと思います。
なお、このルールは他の銘柄についても、かなりの確率で妥当するはずです。