1月11日(水)の市場概況です。
1.日経平均
いつものことですが、気がついたら4連騰。そして、12月23日にOSCが31%(指数値7143ポイント)の底を打ってから、1月4日にOSC33%(指数値6651ポイント)をマーク。その前に、12月29日にはOSC41%(指数値7002ポイント)でしたが、その翌日の12月30日は不発。
この推移でお分かりのとおり、
A:OSC31%ー指数値7143ポイント
B:OSC33%ー指数値6651ポイント
C:OSC31%ー指数値7143ポイント
D:OSC41%ー指数値7002ポイント
このような組み合わせの時は、ABの組み合わせの方が、CDの組み合わせより、より押された状態と判断できます。A、CのOSC31%、7143ポイント(12月23日)が起点で、その後、OSC31%を割り込めばリセット。割り込まない限り、7143ポイントから、どこまで下に指数値が下がるかが勝負時の判断となります。
単純に割れば、ABケースは6651÷7143=93%
CDケースは7002÷7143=98%となり、ABケースの方がより押し込められた形となります。その分、反発力が大きい。
ちなみに、9月26日のOSC25%を底としての反転のケースは92.8%の押し目でした。6月17日のOSC29%を底としての反転のケースは96.6%でした。
1月19日のOSC41%を底としての反転のケースは84.7%でした。この時はまさに大暴落の最中。そういう特別な時以外は、ほぼ90%の前半まで押されれば自律反発すると見ておいて良さそうです。
今後は、このロジックをどうやってシステムに組み込むかですが、試行錯誤はしておりますが、変数の位置がそのつど変わっていくので、当面は目視で追いかける以外にはなさそうです。
2.マザーズ指数
ちょいとややっこしいのは、上記に書いたようなロジックはマザーズ指数に関してはあまり顕著には現れないということです。
例えば、12月23日のOSCの24%、指数値1061ポイントに対して、指数値が下がったのは翌日のみ。たったの4ポイント下落;の1057ポイントでした。
もっとも近いケースが去年の4月25日のOSC28%、指数値1025ポイントでした。それが5月12日にはOSC35%、指数値977ポイントまで落ちておりました。同様な計算をすると95.3%です。マザーズ指数は別の考え方をしなければならないようです。
今日はOSC57%(+7%)と瀑上げし、各MAラインを一気に突破しました。VR改も日経平均ともども節目の100%を超えております。明日以降は、このラインを意識しながら押し目を拾うという形となりそうです。
日経平均は25日と75日のMAラインからはまだ2-3%下方乖離しておりますので注意。