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市場概況(11.20.08)

2008-11-21 07:17:51 | 市場概況
テクニカル用語の簡単解説 赤字部は21朝更新

後場はついに7700円割れ寸前まで日経平均が逝った11月20日(木)の市場概況です。 

◆日経先物:7680円(-590円)、OSC42%(-10%)11月7日の60%から下降中。
◆日経平均:7703円(-570円)、OSC38%(-7%)11月6日の64%から下降中。
◆日経平均指数値倍率:130(+9)数字が増えるほど下落傾向を示します。
◆TOPIX:782.28(-45)、OSC33%(-5%)11月6日の63%から下降中。10月24日の37%を抜いて10月10日の25%までが視野に。
◆マザーズ指数:295.78(-15.12)、OSC31%(-8%)11月10日の66%から下落中で、10月10日の26%が視野に。
◆ヘラクレス指数:483.82(-16.81)、OSC38%(-7%)10月10日の29%が視野に。
◆国債先物:139.27円(+44銭)OSC49%(-3%)11月19日の52%から下落を示唆か?
◆ドル・円:93.66円 OSC39%(-7%)11月12日に並ぶ。底割れ寸前。更新
◆日経先物イーブニングセッション:7650円(大証終値比-30円)
◆シカゴCME日経先物:7335円(大証終値比-345円)更新
◆NYダウ:7552ドル(-445ドル)OSC37%(-6%)11月12日に並ぶ。底割れ寸前。更新

やれやれ、後場も弱かったですね。先物も何度か7800円を奪還はするのですが、ついに2時半過ぎから矢が尽きた感じでした。

後はダラダラと7700円割れで終了。

このジリ下げに後場は手が出ず。中途半端に14時半頃までは上げたり下げたりで、売りからも入れず。

引け際にリバウンドを狙うつもりで、9983ファーストリテイリングを最安値の9510円で指していたら、これはあっさりとさらわれ、最後は116K株もの大津波に沖合まで持って行かれました。また、この株でやってしまったか。これだけ不本意ながら持ち越し。

日経平均がついに8000円を割れましたので、地合は弱気相場入りです。7000円割れを回避できるかどうかで、二番底を確認ということになりそうですが、NYダウがその二番底を11月13日に7965$を付けて達成した筈が、昨日は後22$のところまで押し込まれております。

このままダウ先物の値動き(現在-103$で本日の最悪値)のまま推移すると、NYダウがお先に二番底を割ってしまうどころか、10月10日に付けた7882$まで底割れしそうです。いや、もはやそれも確定といった趣ですね。

-------21朝のコメント-------

シティが引っ張るようにNYダウは190ドル程度のプラスから引けには-445ドルまで場の後半になって大幅続落しついに安値更新。シティは4.39ドルまで売り込まれております。シティの倒産を市場は織り込みに行っているのか?

ドル・円は94円を割り込むなど更に円高が進行。そして、原油が大幅続落し50ドルを割り込んでおります。

市場の開始当初は、自動車産業救済への楽観論が議会筋から出ていたため上げたようです。しかし、新規失業保険申請件数が92年7月以来の高水準となったことや、フィラデルフィア連銀の景況指数も-35に対して-39.3と悪化したことから、資金逃避が債券などに向かったようです。

スイス中銀が緊急利下げです。欧州株は軒並み3%少々の下落。ダウよりダメージが小さい?

まあ、ダウもギリギリまで来ております。何かのニュースでこの後反発しなければ、それこそ5000ドルを年内に目指す展開かも知れません。

今日の東京市場も荒れそうですね。1つ持ち越しの不孝行息子ユニクロをどうしようか、少々頭が痛いところ。

唯一、グッドニュースはデルが8-10月期決算で1株利益が予想の32セントに対して37セントと上回ったことです。但し売上高は10億ドル減少し152億ドルにとどまっております。これを受けてか、ダウ先物は現在+56ドルと反発気配。

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