市場概況（１０．２．１２）

１０月２日（火）の市場概況です。 先物は午後３時１５分現在。 下に２日の海外市況

◆日経先物：８７８０円（＋－０円）ＯＳＣ４２％（＋３％）ＲＳＩは４６％（＋－０％）９月１８日のＯＳＣ６４％、終値９０７０円から下落中。　
◆日経平均：８７８６円（－１０円）ＯＳＣ４２％（－１％）ＲＳＩは４９％（＋２％）９月１４日のＯＳＣ７０％、終値９１５９円から下落中。　
◆ＴＯＰＩＸ：７３１（－１）ＯＳＣ４４％（－２％）ＲＳＩは４９％（＋２％）９月１４日のＯＳＣ７１％、終値７３７ポイントから下落中。　
◆マザーズ指数：３３８（－３）ＯＳＣ５０％（－５％）ＲＳＩは５８％（－１％）９月１９日のＯＳＣ６４％、終値３４４ポイントから下落に転じる。

◆騰落レシオ（２５日間）
　東証１部：８４．５１％（－１．５８％）－１０月２日現在。
　マザーズ：８６．７６％（－０．５８％）－１０月２日現在。

後場から、マイナスに転じるじり安の１日でした。特に電気銘柄の業績下方修正が効いております。中国やヨーロッパが良くないので、今以上の悪化懸念が勝ったようですね。９月１９日に日経平均やＴＯＰＩＸは直近の高値をつけたばかり。また例年１０月から１１月にかけては、株価は底値を取りに行くというアノマリーもあり、当面、上げる材料がなしの状態。かといって、大きな悪材料も見あたらずに、ジリ下げという状態ですね。

【以下は２日の海外市況】

◆ドル・円：７７．９９円（＋１１銭）ＯＳＣ４７％（＋１％）ＲＳＩは５３％（＋８％）９月２７日のＯＳＣ３６％、終値７７．６円から円安方向へと転換中－１日現在。
◆ユーロ・ドル：１．２８９ドル（＋０．００３ドル）ＯＳＣ４８％（＋３％）ＲＳＩ５２％（－５％）９月１４日のＯＳＣ７５％、終値１．３１３ドルからユーロ安継続中－１日現在。
◆ＵＳドルインデックス：７９．７４（－０．０８）２００ＭＡ（８０．７１）をを目指して反発中。－２日現在。
◆１０年債利回り：１．６４％（＋－０．０％）５０ＭＡ（１．６７）に落下するも抵抗線になるか？
◆米３ヶ月国債：０．０９％（＋－０．０％）対１０年債スプレッド：１．５５％（＋－０．０）３％切ると要注意。
◆ＮＹダウ：１３４８２ドル（－３３ドル）ＯＳＣ４３％（＋１％）ＲＳＩは６０％（－３％）９月１４日のＯＳＣ６６％、終値１３５９３ドルからまだ下落中。
◆ナスダック：３１２０ドル（＋７ドル）ＯＳＣ４３％（＋３％）、ＲＳＩは５１％（－１％）９月２０日のＯＳＣ７１％、終値３１７６ドルから下落中。
◆ＤＡＸ指数：７３０６（－２１）ＯＳＣ４５％（－２％）ＲＳＩは４７％（－４％）、９月２４日のＯＳＣ６９％、終値７４１３から下落中。
◆上海総合：２０８６（＋３０）ＯＳＣ５２％（＋５％）ＲＳＩは４１％（＋５％）９月２１日のＯＳＣ３２％、終値２０２７から切り返しに転じる。－２８日現在。（休場中）
◆ＶＩＸ指数：１５．７１（－０．６１）５０ＭＡ（１５．８９）の上値抵抗線まで到達して下落気味。
◆ＣＲＢ指数：３１１（＋－０）２００ＭＡ（３０２）にタッチしてから反発中。
◆ＷＴＩ原油先物：９１．７ドル（－０.６７ドル）５０ＭＡ（９３．６２ドル）を割り込むも切り返し気配。
◆ＮＹ金：１７７８ドル（＋１ドル）５０ＭＡ（１６８１ドル）に向かって緩やかな下落から反発しての高値圏。
◆セミコンダクターインデックス：３８３（＋２）５０ＭＡ（３９３）をも突き破る下落からのリバウンド過程。
◆シカゴＣＭＥ（円建て）：８８００円（＋２０円）

凪状態ですね。米債券の長短スプレッドはこれで、３日連続１．５５％です。これは、今年の３月１２日の３日連続１．９５％以来のこと。この長短スプレッドは全般の景気状況をマクロに示しておりますが、７月２５日の１．３３％を底にして上げてはきておりますが、３％という好調の際の目安からはほど遠い状態。今、景気の先行きに対して投資家が消極的と言われる所以ですね。

なお、アメリカの９月の自動車販売台数は年率換算で１４９６万台となり、これは２００８年２月以来の水準だそうです。前年比で１３％の増加。リーマン・ショック後に１０００万台ペースまで落ち込んだ時は、商用車も含めると２億５千万台も走っているアメリカで、買い換えサイクルが２５年もかかるという異常事態でした。日本は１２年。（ちなみに筆者の車は１２年目。でもピンピンしております。後、１０年は乗れる。）この１４９６万台では、１６．６年。ほぼ正常でしょう。あちらのクルマは結構ポンコツが乗り潰されておりますから。