2年前の大統領選挙で流行語ともなった「yes!we can」オバマ大統領を誕生させたアメリカ国民は、今回の中間選挙において民主党にノー。一方で勝利した共和党、内部に「ティパーティア」派と言う右派を抱え込んでいます。
政治争点や選挙分析はもう少しすると詳細な情報が出て来ますが、政権交代した日本の民主党政権とほぼ同じ結果になったという意味において、あらためて「政治の変革」が何故にこうも進まないのか、と考えざるを得ません。
篠原 一東京大学名誉教授の「ポリティクス・トラジション」という移行期の抱えざるを得ない政治的現象で必ず前に進んでいくという確信を示しています。しかし、課題山積は認めますが『苛立ち』はおさまりません。
代表選挙において「首相になっても、国会できちんと説明していく」と述べていた小沢一郎前幹事長、ここに来て「三権分立」論をタテに国会での説明は必要ないと言い出し始めました。これでは国会が動いていきません。
「トラジション」を前提に民主党政権を支持するとしても、市民自治という私たち自身が培ってきたこの20年間の地方における蓄積を基礎に新たな政治潮流を創っていくことの必要性を二大政党制という中で強く感じます。
政治争点や選挙分析はもう少しすると詳細な情報が出て来ますが、政権交代した日本の民主党政権とほぼ同じ結果になったという意味において、あらためて「政治の変革」が何故にこうも進まないのか、と考えざるを得ません。
篠原 一東京大学名誉教授の「ポリティクス・トラジション」という移行期の抱えざるを得ない政治的現象で必ず前に進んでいくという確信を示しています。しかし、課題山積は認めますが『苛立ち』はおさまりません。
代表選挙において「首相になっても、国会できちんと説明していく」と述べていた小沢一郎前幹事長、ここに来て「三権分立」論をタテに国会での説明は必要ないと言い出し始めました。これでは国会が動いていきません。
「トラジション」を前提に民主党政権を支持するとしても、市民自治という私たち自身が培ってきたこの20年間の地方における蓄積を基礎に新たな政治潮流を創っていくことの必要性を二大政党制という中で強く感じます。