今日の各新聞社静岡版で一斉にこの事件の報道がありましたが、議会として(監査も)は2006年から08年の決算審議でチェックできなかったという反省の意味から当局側から事実関係をきちんと把握しなければなりません。
ちょうど11月議会運営委員会が10:00からで二つの点を確認。一つは、議長への説明はいつありどう対処されたか、二つ目に議会への説明として全員協議会か担当委員会かに早急に説明する必要があるが、どうするか議論すべき。
議長としては16日に説明を受けたがまだ不明な点があり調査中と聞いている、議会説明としては経済消防委員会の分野であり常任委員会の場で説明してもらうつもり、時期を早めるかどうかはその委員会の判断と議運委員長の発言。
議運終了後、経営菅課長から直接説明、その後観光シティプロモーション課長からも電話での説明を受けました。しかし、実に不可解な事件です。
1、この担当職員は06年から09年に大道芸ワールドカップ実行委員会(約1億7000万円)、静岡祭り実行委員会(約1億円)の会計での出入金を扱える立場にあった。
2、06年におでん検定補助300万、静岡おでんフェス補助330万、07年に静岡おでんフェスタ補助450万、かんばらまつり補助330万、駿府浪漫ばす運行委託料135万、紺屋町地下ショートケース借上げ料61万。この合計1700万余を「不用額」として処理している。08年のショートケースは「不用額」としていない。何故「不用額」扱いしたかはわからない。まだ不明の支出が1300万ほどある。
3、補助金は「不用額」としながら実際の補助金は支払われているということで、その「不用額分」の捻出を大道芸と静岡祭りの決算時期が違っていることを活用してやりくりしていた。まるで夕張市なみの粉飾決算。
4、不正が発覚したのは10月16日。この職員のあとを引き受けた職員が気づき経済局長、商工部長、市長と協議26日に警察に相談。以後、事実関係の把握に努めているが全容解明まで時間がかかることが見込まれるため、まずはこの事件が起きていることを公表するということから記者会見。
5、最終的欠損金460万を11月4日に返還したとのことです。1700万の残りはどうしていたのか、別の1300万との関係はどうなっているのかまだ未解明です。当局側としては、あらためて一からやり直しのつもりで大道芸1億7000万、静岡祭り1億の通帳や伝票の一つ一つのチェックをやりはじめているとのことです。
6、それにしても「不用額」となっているおでん祭り事業を翌年も予算化している静岡市の放漫な行政体質は何であるのか。不適正経理でして私的流用はなかたっとしていますが、今回のような流用をチェックできない体制とは何であるのか。勿論、それは議会側も同じです。
状況をもう少し観察していきたいと思います。
ちょうど11月議会運営委員会が10:00からで二つの点を確認。一つは、議長への説明はいつありどう対処されたか、二つ目に議会への説明として全員協議会か担当委員会かに早急に説明する必要があるが、どうするか議論すべき。
議長としては16日に説明を受けたがまだ不明な点があり調査中と聞いている、議会説明としては経済消防委員会の分野であり常任委員会の場で説明してもらうつもり、時期を早めるかどうかはその委員会の判断と議運委員長の発言。
議運終了後、経営菅課長から直接説明、その後観光シティプロモーション課長からも電話での説明を受けました。しかし、実に不可解な事件です。
1、この担当職員は06年から09年に大道芸ワールドカップ実行委員会(約1億7000万円)、静岡祭り実行委員会(約1億円)の会計での出入金を扱える立場にあった。
2、06年におでん検定補助300万、静岡おでんフェス補助330万、07年に静岡おでんフェスタ補助450万、かんばらまつり補助330万、駿府浪漫ばす運行委託料135万、紺屋町地下ショートケース借上げ料61万。この合計1700万余を「不用額」として処理している。08年のショートケースは「不用額」としていない。何故「不用額」扱いしたかはわからない。まだ不明の支出が1300万ほどある。
3、補助金は「不用額」としながら実際の補助金は支払われているということで、その「不用額分」の捻出を大道芸と静岡祭りの決算時期が違っていることを活用してやりくりしていた。まるで夕張市なみの粉飾決算。
4、不正が発覚したのは10月16日。この職員のあとを引き受けた職員が気づき経済局長、商工部長、市長と協議26日に警察に相談。以後、事実関係の把握に努めているが全容解明まで時間がかかることが見込まれるため、まずはこの事件が起きていることを公表するということから記者会見。
5、最終的欠損金460万を11月4日に返還したとのことです。1700万の残りはどうしていたのか、別の1300万との関係はどうなっているのかまだ未解明です。当局側としては、あらためて一からやり直しのつもりで大道芸1億7000万、静岡祭り1億の通帳や伝票の一つ一つのチェックをやりはじめているとのことです。
6、それにしても「不用額」となっているおでん祭り事業を翌年も予算化している静岡市の放漫な行政体質は何であるのか。不適正経理でして私的流用はなかたっとしていますが、今回のような流用をチェックできない体制とは何であるのか。勿論、それは議会側も同じです。
状況をもう少し観察していきたいと思います。