JR東海が示した大井川流域の水が2t減少する問題はどのようなメカニズムから発生するのか、JR東海にどのような専門家がいるのだろうか、と塩坂さんから基礎的なことについて学びました。
粘土質と砂岩が組み合わさって地層が形成され、褶曲によるストレスがかかり地震により断層・破砕帯が生じそこに地下水が数千年単位でたまり地下水帯ができる。ここにトンネルを掘ると。
断層がいくつも横並びになっているような南アルプスなので断層・破砕帯にたまった地下水が一挙に吹き出てくる。これは大事故となり水の保存など無理な話。導水路トンネルは意味がない。
9月25日の有識者会議に示された発生残土置き場計画での燕沢への360万㎥の集中検討案。土石流堆に盛土などとんでもない、と塩坂さん。10月15日に市民グループとして燕沢に現地調査です。