まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

今日の献立 動きすぎは体にダメージでした

2012年07月21日 | ニュース・関心事
今日は、傷口の痛み含めて体がまるで動きません。昼寝を2回も。鶏のから揚げ、いんげんの黒胡麻和え、いかの酢の物、作り置きポテトサラダ、隣のおじさんからのらっきょう、たくあん、肉料理にかかせないトマト、味噌汁。

「再稼働反対アクション@静岡」ゼロ回目の出発に40名 自宅療養中のはずが・・・・

2012年07月20日 | ニュース・関心事

雨の中、参加者は40人くらいでしょうか。ツイッターで今日の呼びかけを見たという若い女性や松谷さんのメルマガで来ましたという焼津の青年。「この青葉公園に人がいっぱいになるといいですね。必ず来ますよ」と。

「官邸デモ」には鳩山元首相も参加したという飛び入りニュースに盛り上がる静岡でのゼロ回目。これはデモでなく友達どおしがツイッター、facebookを通じて青葉公園で会って3:11以降の脱原発を語る出会いの場。
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とりあえずのルールで来週も青葉公園、18:30~19:30、集まる人たちは団体でなく個人個人のつながり、集まった人で誰か、その日のリーダーが必要になるけど、毎回2人づつで交代で受け持って固定化はしない、など。

スピーカーでガンガンはやめよう、通りがかりの人が参加してみたい、次の時には友達を連れてきて「出会い」を楽しむ、こんなストーリーでどうだろうか。エネルギーは充満しています。あなたも来週参加しませんか?!

静岡でも「官邸デモ」は生まれていくのでしょうか!大きな期待!

2012年07月19日 | ニュース・関心事
<※※拡散希望情報※※>
『再稼働反対アクション@静岡』7月20日(金)18:30~19:30 場所:青葉公園
毎週金曜日には多くの人が首相官邸前で、原発再稼働に抗議しています。その輪は14都道府県に広がり、この静岡でも何かしたいとの想いが高まっています。集まりましょう!金曜の夜に!

<静岡でも「官邸デモ」は生まれていくのでしょうか!大きな期待!>
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マスコミの報道もようやく当たり前のように、しかし、とまどいながら、私たちの前に現れ始めている「官邸デモ」。そして、退院の今日、「みのもんた 朝ズバツ」で 井上貴博アナウンサーによる「反原発17万デモ」解説。世代によって異なる「デモイメージ、参加の仕方」。

「ふきのとう」のメンバー、「虹っ子」主宰者で、福島県いわき市の好間保育園に静岡市の石上農園の無農薬野菜を送り続け、そして、県民投票運動でも大活躍の小笠原君が今日のfacebookで「静岡でも官邸デモのようなアクションはおこせないんでしょうか」の情報発信。

明日 退院! 左腎臓先天性水腎症にて6日~18日手術入院していました

2012年07月17日 | ニュース・関心事
4月8日左腎臓の急激な痛みに耐えきれず県立総合病院に緊急入院。以来、3ヶ月に渡っての検査を受け、上記の左腎臓先天性水腎症の病名となり、7月10日全身麻酔による腹腔鏡手術となりました。手術は成功し13日体からの管が抜かれ回復途上にあります。

病院抜け出しての7日の街頭での県民投票運動へは参加できましたが、11日の最終日の活動や16日の脱原発17万人全国集会には参加できず、自分の腎臓をめぐる健康状態や60年間の我が人生の在り方など反省も含め、現状について見つめ直していました。
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6月議会終了の翌日、6日からの入院でした。皆さんにはこうした実情をお伝えすることなく突然に議員活動や社会運動への参加を中断してきたことをお詫び申し上げ、今、極めて順調に病状が回復していることをお伝えできることを大変うれしく感じています。

先天性なので本来なら小さい頃に発見される病気です。腎臓と尿管を繋ぐ腎盂との境目が狭窄状態で尿が少しずつしか流れず、何かの原因で流れに支障が生じ腎盂が腫れ内臓の神経を刺激し痛みとなっていました。手術は狭窄部分の切除、正直、不安もありました。

左の腎臓は、右の3分の1程度の大きさでこの年齢まで症状が出なかったこと自体が驚きです。ストレスや酒量過多、体型変化など諸要因が考えられますが、お酒は4月~8月まで禁酒としました。少しずつ社会復帰していきますのでよろしくお願い申し上げます。

※久方ぶりの県立総合病院での入院でした。15年ほど前、胆石の痛みによる胆嚢析出で一度腹腔鏡手術を受けており、その際の雑菌侵入で内臓と腹腔鏡の癒着が心配されましたが杞憂に終わりました。執刀の渡部淳先生はじめ病院の方々に深く感謝申し上げます。

国会事故調査委員会報告と浜岡原発訴訟争点 海渡弁護士大いに語る

2012年07月08日 | ニュース・関心事
本日、原発・新エネルギー検討勉強会と浜岡原発運転終了・廃止等請求訴訟弁護団の共催による浜岡原発訴訟高裁における論点をテーマに海渡雄一弁護士を講師に産業経済会館で70名ほどの参加者で開催されました。「6月7日の浜岡高裁進行協議プレゼンテーション」資料の割愛含め2時間というびっしりとした内容。

最後に、浜岡原発訴訟の今後の争点と課題として、国会事故調査委員会報告書の1号機の配管が津波以前に地震動で亀裂が起きていたとする記述を紹介しながら震源域を直下にする浜岡原発の危険性を改めて指摘。具体的には地震直後の1号炉4階で作業員が水漏れに救助を求めている事実を事故調査委員会は関係者から聴取。
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また、2号機など安全のがし弁の作動記録があるのに1号機には記録がなく、冷却材の漏れで作動しなかった可能性の指摘。やはり、報告書はしっかりと読み込まないと。そして海渡弁護士は報告書の問題として2点を指摘。一つは、東電の全面撤退はなかった、官邸の過剰介入という結論に報告内の記述からは逆と反論。

もう一つはスピーディは放射能量がどれくらい飛び散ったかを示すERSSデータがない中で活用は困難であったとの結論に、放射能量は分からなくても避難する方角を示しえたはずと浪江町役場訪問を踏まえて反論。講演後、超党派の原発・新エネルギー勉強会の天野県議や脱原発を目指す首長会議の三上湖西市長、

更に浜岡訴訟弁護団の河合弁護士、内山弁護士からの発言がありました。今後の浜岡訴訟や再稼動反対の活動に国会事故調査委員会報告がきわめて重要であることを認識しました。同時に政治の世界での脱原発の加速に小沢新党、みんなの党、社民党、共産党だけでなく新しい人々による緑の党ガ必要であることも痛感。

総選挙が何時行われるのか、全くの未知数ですが、来年3月の政令市=静岡市議会議員選挙は,静岡県知事選挙、参議院選挙も含め大きな政治的転換点の中にあります。3年前の政権交代に期待した人々の失望と官邸に結集する脱原発の新たなうねりが入り混じった複雑な政治状況で闘われます。正念場の年になりそうです。続きを読む
故調査委員会報告と浜岡原発訴訟争点 海渡弁護士大いに語る>

本日、原発・新エネルギー検討勉強会と浜岡原発運転終了・廃止等請求訴訟弁護団の共催による浜岡原発訴訟高裁における論点をテーマに海渡雄一弁護士を講師に産業経済会館で70名ほどの参加者で開催されました。「6月7日の浜岡高裁進行協議プレゼンテーション」資料の割愛含め2時間というびっしりとした内容。

最後に、浜岡原発訴訟の今後の争点と課題として、国会事故調査委員会報告書の1号機の配管が津波以前に地震動で亀裂が起きていたとする記述を紹介しながら震源域を直下にする浜岡原発の危険性を改めて指摘。具体的には地震直後の1号炉4階で作業員が水漏れに救助を求めている事実を事故調査委員会は関係者から聴取。
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また、2号機など安全のがし弁の作動記録があるのに1号機には記録がなく、冷却材の漏れで作動しなかった可能性の指摘。やはり、報告書はしっかりと読み込まないと。そして海渡弁護士は報告書の問題として2点を指摘。一つは、東電の全面撤退はなかった、官邸の過剰介入という結論に報告内の記述からは逆と反論。

もう一つはスピーディは放射能量がどれくらい飛び散ったかを示すERSSデータがない中で活用は困難であったとの結論に、放射能量は分からなくても避難する方角を示しえたはずと浪江町役場訪問を踏まえて反論。講演後、超党派の原発・新エネルギー勉強会の天野県議や脱原発を目指す首長会議の三上湖西市長、

更に浜岡訴訟弁護団の河合弁護士、内山弁護士からの発言がありました。今後の浜岡訴訟や再稼動反対の活動に国会事故調査委員会報告がきわめて重要であることを認識しました。同時に政治の世界での脱原発の加速に小沢新党、みんなの党、社民党、共産党だけでなく新しい人々による緑の党ガ必要であることも痛感。

総選挙が何時行われるのか、全くの未知数ですが、来年3月の政令市=静岡市議会議員選挙は,静岡県知事選挙、参議院選挙も含め大きな政治的転換点の中にあります。3年前の政権交代に期待した人々の失望と官邸に結集する脱原発の新たなうねりが入り混じった複雑な政治状況で闘われます。正念場の年になりそうです。

かすかに残る政治主導への希望か 福島原発「国会事故調査委員会」報告書

2012年07月06日 | ニュース・関心事
昨日、福島原発事故の「国会事故調査委員会」が報告書を公表。英語同通・生放送で全世界に発信。「安全上重要な機器への地震による損傷がないとは確定的に言えない」として、津波だけに限定すべきではないと指摘するとともに、特に1号機については、「小規模な配管破断が起きた可能性を否定できない」と結論。

根源的な原因は「『自然災害』ではなく明らかに『人災』である」と断定し、地震・津波対策を立てる機会が過去、何度もあったのに、政府の規制当局と東電が先送りしてきたと批判し,その背景に「組織的、制度的問題」があると指摘しました。原発再稼動に踏み切った政府にどのような役割となるのか。まず読了から。

http://naiic.go.jp/report/

静岡市議会 災害廃棄物=震災がれき受け入れ関係予算に討論

2012年07月05日 | ニュース・関心事
会派「虹と緑」を代表して、第115号議案、2012年度静岡市一般会計補正予算のうち、災害廃棄物、震災がれきに関わる予算に反対の立場で討論を致します。

東日本大震災による岩手県、宮城県の震災がれきについては、被災地の復旧・復興に向かう一刻も早いがれき処理のために受け入れるべきであるとする方々と放射性物質の安全性、自区内処理、コスト論などの観点から広域処理、受け入れに反対という方々が対立する現状にあります。そうであるがゆえに田辺市長は、安全の保証と安全の納得のために情報公開、試験溶融、パブコメ、市民対話、その後に本格受け入れの是非の判断決定という筋道を提示しました。
... ところが、本会議の総括質問初日6月22日、沼上清掃工場の試験溶融結果が出たことをもって石上議長同席のもとで緊急記者会見を開き本格受け入れ表明をいたしました。しかも、総括質問3日間で4人の災害廃棄物、震災がれきに関する質問者がいるにもかかわらず、緊急記者会見の趣旨を市長自身が議会に説明するということはありませんでした。私は、これまでこの問題にぶれていない田辺市長の政治姿勢を支持してまいりましたが、市長自身の透明性、情報公開の姿勢に変化が起きたと思わざるをえません。大変残念なことです。これが反対理由の第一です。

反対理由の第二は、広域処理自体の根本的な見直しが求められている点です。
5月21日の岩手県、宮城県、環境省の発表によれば、広域処理量自体が401万トンから247万トンと大幅に減少、岩手県においては広域処理量120万トンのうち不燃物が90万トンで震災がれき処理の遅れの最大なものは不燃物処理であること、木くず自体も48万トンから17万トンに減少、静岡県が受けいれる山田町、大槌町の木くずは12万500トンから5万トンに減少しました。
 更に宮澤議員が総括質問で指摘した横浜大学名誉教授の宮脇昭氏が提唱した「みどりの防潮堤構想」が、大槌町においても「千年の杜」実験プロジェクトとして、宮城県議会においても多重防御の一環としてがれきを活用した「いのちを守る森の防潮堤」推進議員連盟が設立され、法的枠組みを緩和することでがれきの自区内処理が大胆に進み広域処理の必要性がなくなる事態が始まりつつある点です。
木くずのリサイクルの進捗をみても宮澤議員は「広域処理の無駄な時間と経費」と指摘しました。因みに処理費用は1トンあたり宮古市現地であれば1万6300円、東京都で5万9000円、静岡市の場合には8万2000円です。これは莫大な費用になります。こうしたことも市民に公表して判断を求める必要があります。環境省は実は運賃コストを考えると関東以北での受け入れがベターと本音では考えている節があります。

 一方、仮に広域処理を行わず自区内処理で対処した時、震災がれき処理目標の2014年3月に、岩手県で2基の仮設焼却場と太平洋セメント活用で1年4カ月、宮城県で29基の仮設焼却場活用で10カ月の遅れがでると環境省は指摘しています。ただ、被災者の心情を考えた時、また、岩手県、宮城県の子どもたちの放射能被曝を低めるためにできるだけ早くと云う意味においては、コストがかかっても受けいれるべきであるとする市民感情が広範に存在していることも事実であります。仮に受け入れる場合には、これは私が総括質問で指摘させていただいておりますが安全性の問題に対する明確な姿勢が必要になります。

反対理由の第三は、その安全性について、焼却灰の静岡市の独自基準を策定する意志を持とうとしない、出口の焼却灰濃度は8000Bq/kgで大丈夫としている点であります。何故、政令市の静岡市長が、島田市ですら設定し住民と覚書まで交わしている入口100、出口500Bq/kg、これを越えたら受け入れを中止するという基準を決めることができないでしょうか。答弁では「県下の統一基準を待つ」という県任せの姿勢のようですが大変残念であります。
独自基準を明確にすることは、住民の不安や風評被害を解消します。また、受け入れ反対の放射能ゼロ論の立場や焼却灰8000Bq/kgでなく何かしらの基準が必要という慎重論の方々と「放射能を正しくこわがる」観点からの対話が生まれる条件となります。
 また、独自基準を定めるか否かは、焼却場の周辺の住民の方々の健康状態に静岡市がどれだけ強い関心を持っているかを示す指標にも重なります。試験溶融された西ヶ谷焼却場の飛灰の汚染レベルは通常の状態で1月115、2月137、3月227、4月125、5月178Bq/kgと云う汚染状況にあります。一方で試験溶融では、山田町、大槌町の木くずを混合した焼却灰が1回だけの実験ですが、静岡市の通常の汚染状態よりも低いと云う結果も出ています。
入口100、出口は少なくも現状を越えないと云う基準250とか、あるいはその通常の汚染レベルを下げるためにも静岡市の通常ごみの組成別の放射性物質の濃度検査の必要になります。

 以上が反対理由でありますが、6月29日、細野環境大臣は広域処理のメドが立ったとして「当面、これらの調整中の自治体における広域処理を確実なものとすることが重要であり、それ以外の自治体との調整は見合わせる」と広域処理自治体呼び掛け収束宣言を行いました。この意味がどのような意味であるのかも静岡市として高いアンテナを立てて把握していく必要があります。最後に市民対話、パブコメを踏まえて、仮に進めていくことになるにしても少なくも静岡市の独自基準、排ガス含めた放射能監視体制を示すなど条件を整えるべきであること重ねて訴えて討論を終わります。