イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

「ぐつぐつ、お鍋」読了

2020年09月09日 | 2020読書
石井好子、岸本佐知子、山口瞳 他 「ぐつぐつ、お鍋」読了

泥酔のアンソロジーの次は鍋料理に関連したアンソロジーだ。そしてこの本の著者はけっこうお歳の方が多く、1900年代の初めごろから1950年代までの生まれの人が多い。もちろんすでに亡くなっている人も多い。

この年代の人たちの文章というのは、たとえ鍋料理がテーマとはいえ、重厚だ。若い人とは違う。なんだかこっちのほうが読み慣れている感じがする。

そういいながらも、僕もそんなに鍋料理に対する思い入れもなく、おまけに約1/3は電車の中でほろ酔い気分で読んでいた(ちょうど北大路廬山人のあたり)のであまり頭の中にも残っていない。ちょっと残念・・・。

しかし、今年は、「わかやま〇しぇ」でもらってきたラーメン出汁がたくさんある。あまりにも安いかタダでもらえるものばかりなので賞味期限が近かったりすでに過ぎていたりのものばかりだが、調味料なのだからそういうことは気にせず奥さんに頼んで独創的な鍋料理を作ってもらおうと考えている。しかし、最近はまったく釣果に恵まれず、このままの調子で冬に突入してしまえば魚スキにはありつけないかもしれない。
野菜だけは叔父さんの畑でたくさん生えてくるだろうが、魚があるときは調味料がなく、調味料がないときは魚がない。まあ、人生、こんなもんだ・・。

この本のシリーズには、ごはん、ラーメン、お肉に特化したアンソロジーもあるそうだ。もし、目に留まったらまた読んでみたいと思う。
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