場所:紀ノ川河口
条件:中潮 7:42満潮
釣果:タチウオ 8匹
台風10号が近づいている。9号とほぼ同じ九州の西側海上を通るコースなので同じ勢力ならそれほど心配することもないのだが、9号に比べるとはるかに勢力が強いらしい。
そんな台風を目の前にして加太まで行く勇気はないので紀ノ川河口でタチウオ狙いとした。
今日は午前4時15分に出港。
台風の影響でうねりが港にも入ってきているのか、係留している船はみんな前後左右同じ向きにゆっくり揺れている。それに加えて渡船屋が臨時休業しているので一瞬エンジンを始動させるのを躊躇する。
ただ、揺れはわずかだ。どうせ2時間も釣りをしていない。それくらいの時間ならうねりも高まることはないだろうと考えなおして出港した。
沖にうねりが入ってくると魚は港内に避難してくる。それに加えて真っ暗な中、いきなり外に出るのも怖いので海保の巡視船が係留されている辺りから仕掛けを流し始めた。そしていきなりアタリ。指は3本くらいのものだがたくさん魚は居そうだ。それならばもう少し先を探ってみようという心が芽を出す。釣り師の法則として、「トオクハツレール」というものがある。これは、遠いところに行くほど魚は釣れるのだという錯覚にも近いものだが、僕もその法則を信じているもののひとりだ。白崎よりもすさみ、すさみよりも串本、30メートルのラインよりも40メートル、いや、50メートルのところまで行けばきっと釣れるのだと思っている。そして少しずつ沖を目指した。
頻繁ではないがアタリはあるものの、あがってくるタチウオはベルトサイズを通り越して真田紐サイズだ。これでは食材にならない。なんとか食べられそうなものを除いては海にお帰り願う。瀕死のものもあるが仕方がない。
毎回のとおり、南海フェリーが入港してくる頃からアタリが多くなり、
出港していく頃にはアタリが遠のいてきた。
港内はどうだろうとかと移動をしてゆくがあまり芳しくないのでこれで終了。
今日釣りに出るような物好きは僕くらいだと思っていたら、河口には4隻の船が見えた。帰途には港内で同じ港に係留しているKさんもいた。今日の結果を聞いてみると僕の倍は釣っていたようだ。やっぱり港内のほうが魚が多かったのかもしれない。やっぱり調子にのって遠くまで行き過ぎた。
暗いうちはわからなかったが、辺りがあかるくなって景色が見えるようになると、新々波止の切れ目にある低い護岸が波で洗われている。ここは護岸の北側になるので一見穏やかだが、予想以上にうねりは大きいようだ。奥に見える番所の鼻にも大きな波が打ち寄せている。
こんな中、僕よりももっと物好きと思われる加太を目指していく釣り船もあったけれども大丈夫だろうか・・。まあ、うねりだけだと意外に釣りをできるものだけれども、船に弱い人は間違いなく酔ってしまう。ぼくも何度かそういう経験があり、結局行っても釣りにならないという結果になるのだ。
港に戻って台風に備えロープを増やした。
隣のNさんは早々に3日ほど前に僕の船とロープでつないでくれていたので今日は護岸に新たなロープを追加するだけだ。小船のほうも隣のTさんに迷惑がかからないように艫から護岸にロープを渡して舳先にもロープを追加。いつもの形だ。大きいほうの船のデッキには細々したものをいくつか乗せているので飛ばないように片づけたが小さいほうはそれほど飛ばされそうなものがないのでそのままだ。一昨年の21号クラスが直撃するわけではないので大丈夫だろう。
すべての作業を終えていつもの「わかやま〇しぇ」へ。
早く切り上げたのはここのお店午前7時を過ぎると閉店してしまうからという理由もある。いつものお店を覗くと、今日はレトルトのハヤシライスやカレーなどがお安く出ている。2個ずつ買ってご自由にお取りくださいコーナーに行くと大物がたくさん並んでいる。卑しいけれどもどっさり頂戴して貧果の代わりとした。
そして最後に・・
隣の船のNさんがこんな写真を送ってくれた。
今日の午後に撮ったものだそうだ。
前にもこのブログで書いたが、僕の船のデッキで休憩している犯人だ。やっぱり間違いなくアオサギだった。鳥にもなわばりのようなものがあって、大体同じ場所に立っているようなのできっと彼はここを自分の縄張りだと考えているのだろう。今年の猛暑はさすがに堪えたとみえて、影のあるところを休憩場所に選んだようだ。同じタイプの船はこの港に4艘あるけれども、2艘は渡船屋の係留場所にちかくて人の往来が激しく、もう1艘はスパンカーのブームのロープが張りだしているのでデッキに着陸できなかったのだと思う。
しかし、彼(彼女?)はなかなかきれい好きらしくウ〇コを垂らさない。それがまだ救いだ。多分、カワウだと思うがやたらとウ〇コを落とす鳥もいた。それがアオサギに押しやられて来なくなってくれたようなのでそれはそれでいいことだ。しかし、やっぱりやたらと羽毛が落ちているのには閉口する。洗い物用にバケツに雨水を溜めているのだがそれにもたくさん落ちている。せっかく溜めた水もこれでは使い物にならない。
オーニングの下にロープを張り巡らせてやれば来なくなるのかもしれないが、猛暑が過ぎるまでもう少し場所を提供してあげようと思っている。
条件:中潮 7:42満潮
釣果:タチウオ 8匹
台風10号が近づいている。9号とほぼ同じ九州の西側海上を通るコースなので同じ勢力ならそれほど心配することもないのだが、9号に比べるとはるかに勢力が強いらしい。
そんな台風を目の前にして加太まで行く勇気はないので紀ノ川河口でタチウオ狙いとした。
今日は午前4時15分に出港。
台風の影響でうねりが港にも入ってきているのか、係留している船はみんな前後左右同じ向きにゆっくり揺れている。それに加えて渡船屋が臨時休業しているので一瞬エンジンを始動させるのを躊躇する。
ただ、揺れはわずかだ。どうせ2時間も釣りをしていない。それくらいの時間ならうねりも高まることはないだろうと考えなおして出港した。
沖にうねりが入ってくると魚は港内に避難してくる。それに加えて真っ暗な中、いきなり外に出るのも怖いので海保の巡視船が係留されている辺りから仕掛けを流し始めた。そしていきなりアタリ。指は3本くらいのものだがたくさん魚は居そうだ。それならばもう少し先を探ってみようという心が芽を出す。釣り師の法則として、「トオクハツレール」というものがある。これは、遠いところに行くほど魚は釣れるのだという錯覚にも近いものだが、僕もその法則を信じているもののひとりだ。白崎よりもすさみ、すさみよりも串本、30メートルのラインよりも40メートル、いや、50メートルのところまで行けばきっと釣れるのだと思っている。そして少しずつ沖を目指した。
頻繁ではないがアタリはあるものの、あがってくるタチウオはベルトサイズを通り越して真田紐サイズだ。これでは食材にならない。なんとか食べられそうなものを除いては海にお帰り願う。瀕死のものもあるが仕方がない。
毎回のとおり、南海フェリーが入港してくる頃からアタリが多くなり、
出港していく頃にはアタリが遠のいてきた。
港内はどうだろうとかと移動をしてゆくがあまり芳しくないのでこれで終了。
今日釣りに出るような物好きは僕くらいだと思っていたら、河口には4隻の船が見えた。帰途には港内で同じ港に係留しているKさんもいた。今日の結果を聞いてみると僕の倍は釣っていたようだ。やっぱり港内のほうが魚が多かったのかもしれない。やっぱり調子にのって遠くまで行き過ぎた。
暗いうちはわからなかったが、辺りがあかるくなって景色が見えるようになると、新々波止の切れ目にある低い護岸が波で洗われている。ここは護岸の北側になるので一見穏やかだが、予想以上にうねりは大きいようだ。奥に見える番所の鼻にも大きな波が打ち寄せている。
こんな中、僕よりももっと物好きと思われる加太を目指していく釣り船もあったけれども大丈夫だろうか・・。まあ、うねりだけだと意外に釣りをできるものだけれども、船に弱い人は間違いなく酔ってしまう。ぼくも何度かそういう経験があり、結局行っても釣りにならないという結果になるのだ。
港に戻って台風に備えロープを増やした。
隣のNさんは早々に3日ほど前に僕の船とロープでつないでくれていたので今日は護岸に新たなロープを追加するだけだ。小船のほうも隣のTさんに迷惑がかからないように艫から護岸にロープを渡して舳先にもロープを追加。いつもの形だ。大きいほうの船のデッキには細々したものをいくつか乗せているので飛ばないように片づけたが小さいほうはそれほど飛ばされそうなものがないのでそのままだ。一昨年の21号クラスが直撃するわけではないので大丈夫だろう。
すべての作業を終えていつもの「わかやま〇しぇ」へ。
早く切り上げたのはここのお店午前7時を過ぎると閉店してしまうからという理由もある。いつものお店を覗くと、今日はレトルトのハヤシライスやカレーなどがお安く出ている。2個ずつ買ってご自由にお取りくださいコーナーに行くと大物がたくさん並んでいる。卑しいけれどもどっさり頂戴して貧果の代わりとした。
そして最後に・・
隣の船のNさんがこんな写真を送ってくれた。
今日の午後に撮ったものだそうだ。
前にもこのブログで書いたが、僕の船のデッキで休憩している犯人だ。やっぱり間違いなくアオサギだった。鳥にもなわばりのようなものがあって、大体同じ場所に立っているようなのできっと彼はここを自分の縄張りだと考えているのだろう。今年の猛暑はさすがに堪えたとみえて、影のあるところを休憩場所に選んだようだ。同じタイプの船はこの港に4艘あるけれども、2艘は渡船屋の係留場所にちかくて人の往来が激しく、もう1艘はスパンカーのブームのロープが張りだしているのでデッキに着陸できなかったのだと思う。
しかし、彼(彼女?)はなかなかきれい好きらしくウ〇コを垂らさない。それがまだ救いだ。多分、カワウだと思うがやたらとウ〇コを落とす鳥もいた。それがアオサギに押しやられて来なくなってくれたようなのでそれはそれでいいことだ。しかし、やっぱりやたらと羽毛が落ちているのには閉口する。洗い物用にバケツに雨水を溜めているのだがそれにもたくさん落ちている。せっかく溜めた水もこれでは使い物にならない。
オーニングの下にロープを張り巡らせてやれば来なくなるのかもしれないが、猛暑が過ぎるまでもう少し場所を提供してあげようと思っている。