イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

水軒沖~加太沖釣行

2021年08月26日 | 2021釣り
場所:水軒沖~加太沖
条件:中潮 8:15満潮 
潮流:5:46転流 8:58上り1.7ノット最強
釣果:タチウオ13匹 真鯛1匹


今日からスマホを持っての釣行だ。そして、あいにくカメラを持ってくるのを忘れてしまったので今日のブログの写真はすべてスマホで撮った写真である。スマホのカメラ機能というのは相当高性能だとは聞いていたが確かにかなりのものだ。
かと言って、これからの写真を全部スマホでまかなうかというと、それは絶対にない。もともと、機械類に対してはけっこう興味を持っている方で扱いなんかも説明書を見ながらいろいろやってみてやりすぎて壊してしまうなんてこともあったし、パソコンについてもヘボい職場ではあるがそこそこ詳しい方の部類の人間であるとは思われている。だから、スマホについてももっと親和力があるのだろうと思っていたが、まったく逆だ。いまのところ拒絶反応しかない。カメラについても、どうすんのよ、これ。と、真っ暗な船の上でひとしきり悩んでしまう始末だ。
自分が思っているほど大した能力はないということだ。グァム島に行った時も、英会話ぐらいそこそこできるはずだと思っていたら、レストランの予約の時間変更さえも依頼できなかったことを思い出した。

前回もタチウオが好調だったのでこれを保険として加太へ鬼アジを釣りに行こうというのが今日の計画である。

前回よりも早く出港。


悲しいかな、夜景は圧倒的にスマホのほうがきれいに撮れてしまう・・。


海保の巡視艇の係留場所からすこし進んだところからスタート。青岸の灯台の手前辺りにさしかかったときに最初のアタリが出た。今日も魚は多い。最初から5連だ。しかし型は小さい。ほとんどが佃煮サイズだ。今日は加太へも行くので小さいものでまだ生きて返せるものはすべて放流するつもりだ。最初の5匹で取り込んだのは1匹だけ。
その後もアタリはどんどん続く。魚も多いのか、船の後ろで水面上で跳ねているし、1匹は船べりに乗り上がってきた。思わずつかもうとしたがさすがにそのまま海に落ちていってしまったが・・。
かなり引くので今度こそ大きい魚かと思っても複数のタチウオが掛かっているのでよく引くだけだ。大きくて指3本、そんなところだ。すっかり明るくなってもまだアタリは続いているが加太へも急がねばならない。



結局取り込んだのは13匹。おそらくこの3倍は放流したであろう。

動きの遅い船に鞭を入れ加太を目指す。今日も上り潮なので田倉崎の前くらいで釣りができれば幾分かでも燃料を節約できる。幸いにして四国沖ポイントから少し離れた漁礁に小さいけれども船団が出来ている。そこからスタート。



潮はゆっくり北西方向に流れている。
いきなり小さなアタリがあって魚が乗ったがすぐにバレてしまった。しかし、アタリがあるのはいいことだ。ただ、魚探の反応はいまいちだ。

今日は結局、アタリは3回しかなかったのだが、最初のアタリはハリス切れ。前回と同様、横に素早く走るような引きだったのでサゴシか何かだろと思う。アジではない。そのあとは根掛かりで仕掛けをひとつロスト。これはクッションゴムの所から切れてしまったのだが、1.5㎜ではやっぱりこういう釣りでは細かったようだ。追加で買っていた2㎜のクッションゴムに取り替え再スタート。次のアタリははっきりとしたアタリであった。アジにしては引きが強いし、サバにしては走らない。いったいなんだろと思っていたが、途中からはこれはきっと真鯛じゃないかと思い始めていたらやっぱり真鯛であった。それもまあまあの型だ。サビキでもけっこう釣れるものだ。これでサビキで釣った真鯛は累計2匹になった。

その後、根掛かりをして鉤が曲がってしまったので枝素を取り替えなければならないのだが、あいにく5号の枝素の分しか予備を作っていない。まあ、なんでもいいかと思ってそれをつけたのだが、次のアタリはこの鉤に来たようだ。かなり引くのでこれはきっとメジロクラスの青物だと思ったが、根掛かりをしたとき、ドラグを締めて仕掛けを切り、そのまま緩めることをしていなくて一気に走られ仕掛けの元から切られてしまった。枝素のほうが太いので幹糸ごと切れてしまったのだ。クッションゴムの弾力でも耐えられなかったようだ。
う~ん、残念。

手持ちの仕掛けは5号の枝素の分しかないので仕方なくそれに取り替える。
仕掛けが太いからか、時合が過ぎたか、まったくアタリがない。移動をしようと思ってふと後ろのほうを眺めてみると菊新丸さんらしき船が見えた。傍まで移動して確かめてみると確かに菊新丸さんだ。



様子を聞くとあまり芳しくない答え。でも僕よりもたくさん釣っている。
その後ほぼ同じところを流していると彼から電話が入った。スマホに替えて初めての通話だ。えぇ、どうやって電話に出るの・・・?こういうことは当たり前のことなのかもしれないのでショップのひとも教えてくれなかった。周りが明るいから液晶も見づらく、よくよく目を凝らしてみると、ここをスライドさせて通話と書いてあるアイコンがあった。なんとか電話に出ると、この場所にある漁礁はこの季節ならイサギなんかも釣れるんだけどねとのこと。やっぱりその話しぶりからは今日はあまりよくないということがうかがわれる。

それからはもう少し同じところを流してみたがやっぱりアタリがなく、バイクの修理もやりたいので午前8時半に終了。

夏の暑さがまた戻ってきてしまった。今日はすこぶる暑い。夜明け前でも蒸し暑さは半端ではなかった。船の上でもまったく涼しさは感じられず、幸いにして船が南を向いていてくれていたので自身はオーニングの影に入ったまま釣りを続けられたが、これが直接太陽の光を浴びていたらこの時間まで釣りをすることができなかったのではないかと思うほどだった。



バイクのブレーキスイッチのその後だが、今日になってまた復活してきた。港に行くまでに信号待ちでブレーキを握ってみるとランプがときおり点灯するようになっていた。もう少し握ったり放したりしているとなんだか正常に戻ってきた。帰りの道中では普通にエンジンが始動する。
あれまあ、いったいどうなっているんだろう。微妙なところで生き永らえているようだ。とりあえず部品だけを引き取ってもう少し様子を見ることにした。
しかし、これはまた、次に乗るときにはエンジンがかからないんだろうな、きっと・・。


コメント
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