イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

紀ノ川河口~加太沖釣行

2023年09月09日 | 2023釣り
場所:紀ノ川河口~加太沖
条件:長潮8:33干潮
潮流:7:35下り2.2ノット最強
釣果:タチウオ1匹

全然トピックスのない釣行であった。
昨日はかなり北風が強くて水温が下がってしまったからなのだろうか。それとも長潮という日がダメなのだろうか・・。
まずは保険のタチウオを釣ってみるが、これもまったくアタリはない。ここで粘っても仕方がないと、徳島に向かうフェリーが出港するまえに加太に向かう準備をする。



しかし、その前に今日唯一の獲物が掛かっていた。しかし、捕らえられた獲物には申し訳ないが、1匹だけだと帰った後の手間を考えると費用対効果が合わない。かといって、放流しても死んでしまう魚を捨てて帰るわけにはいかない。
とりあえずクーラーボックスに入れて加太に向かう。

いつもの通り、今日もマアジ狙いで四国ポイントへ。先週、スクリューの掃除をやってみて推力は若干上向いたが燃料の消費を考えてもここまでが限界だ。
土曜日だというのに船の数は少ない。あまり釣れていないのだろうか・・。
ほとんど毎日出ているのではないかと思う本職さんの船の後ろについて仕掛けを下ろすが、さすがの本職でも釣れないのか、その後、どこかに行ってしまった。



僕も遅れて本職さんがたどった方向に向けて移動をすると、デンシャポイントに浮かんでいた。ここではちょっと反応があるが、どうも小魚のようだ。小さいアジが掛かってきた。大きい魚は付いていないようで、しばらく泳がしていたが何も喰いついてこない。やっとアタリがあったと思ったら持って帰れないほどのチャリコだ。



秘密の薬も何の役にも立たない。



きっと、世界のどこかにはいつでもどこでも魚が釣れるという仕掛けなりエサなりが存在すると信じているのだが、それはやはり妄想にすぎないようである・・。

もう少し粘ろうと思ったがここから釣れ始めたとしても大した数は得られそうもないし、早朝は暑くもなく涼しくもなくであったが午前7時を過ぎるとやっぱり今日も耐え難い暑さになってきたので午前8時を前に終了。

港に戻りトウガラシの収穫のために叔父さんの家へ。すでに円卓会議は終了していたが植木屋さんが広大な庭の剪定をしていた。
僕の顔を見た叔父さんが、一服しようかということで植木屋さんも脚立から降りてきたのだが、この植木屋さん、副業で釣りの仕掛けを作って売っているそうだ。そしてなぜだか剪定の現場にその仕掛けを持ってきていていろいろ教えてくれた。
矢櫃のほうに住んでいるらしく、僕よりもはるか南が主戦場だそうだ。持っていた仕掛けはハゲ釣りの仕掛けだったのだが、その枝素は5号。なんでそんなに太いのと聞いたら、外道でカンパチや石鯛が喰ってくるというのである。5号でも持たないのだそうだ。
なんとも羨ましいが、それに加えて作った仕掛けを売って利益を得ているというのも羨ましい。
僕も少しだけそんなことを考えたことがあった。老後の楽しみと指先を使うことでボケ防止にもなるのではないかと思い、ネットショップで売ってみたらどうだろうかと思ったのである。
実際にそんなことをやっている人がいると知ると、それがますます現実味を帯びてくる。近いうち、試しにメルカリにでも出品してみようかしらと真剣に考えてしまったのである。
全然トピックスがなかった中、これだけが唯一のトピックスであった・・。


コメント
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