イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2020年04月16日 | 2020釣り
場所:加太沖
条件:小潮 3:10満潮
潮流:5:32転流 8:25 下り1.4ノット最強 11:51転流
釣果:ハマチ 1匹

コンビニ店員の仕事が突然終了になり、いきなり週休4日の体制になってしまった。
コンビニ店員の仕事が僕みたいな何の関係もない部署の人間に回ってきたのは、コロナショックでフランチャイズ事業の業績が悪くなってきたので人件費の削減をしなければならないという理由だと思っていたら、この事業は元々赤字が止まらないらしく、かなり前からウチの会社のラスボスが、「みんな暇そうにしてるんだから働きに行かせればいいじゃないか。」というようなことを言っていたらしい。あの人の言いそうなことだ。(僕は一時期、この人と仕事をしていたことがあるのだ。)
周りの人たちはそれを聞き流していたかどうか知らないがそのまま放置されていたのがいよいよコロナでやばいとなり、発作的に人狩りが始まったということらしい。しかし、当のコンビニも観覧車のそばにある水族館の店舗がとうの昔に休業していてそこの人員が余り(僕はこの店の要員だったらしい。)、こんどは24時間営業を短縮したものだからもっと人が余ってきたというのだから幹部の方々はほんの一足先も見通せないらしい。そして本来僕が所属している部署も出勤率を7割減らせという指示が出て、コンビニ店員をやらせている人間だけがずっと勤務した状態だと不公平が出るということで元へ戻されたということのようだ。

僕がとりあえずの状態で勤務させられていた、真田幸村が夏の陣で最後の陣を構えた場所にあるコンビニの店長は僕に同じ匂いを嗅ぎつけたのか、しきりに僕に愚痴をこぼしてくれた。同じ社員としてはかなり過酷な状況の中で仕事をしているようでこんな僕でも店長のことがかわいそうになってきた。僕も今回のことで自分のことを棄民だと思ったが彼も同じくのようだった。
もとから無理がある事業で、そのうえ現場を顧みない経営者がいて、そんな状況だから業績が上がるはずはないというのは間違いがない。
まあ、この話を聞いてウチの会社らしいと改めて思った。行動が発作的であるということと上層部は現場をまったく見ていないというは本当に昔から変わっていない。ほかの会社はどうなのかしらといつも思うのである。

ということで今日も休日になってしまったので加太へ行ってみた。
今日は下弦の月。



潮はあまり動かず、おまけに僕の苦手な下り潮だ。
血の色をした朝日が今日の釣果を予告しているようだ。



ラピュタ前に行くか、非武装ポイントに行くかと迷ったが、やっぱり釣りをしやすい非武装ポイント付近を目指した。



潮は思ったよりもしっかり流れているがスラッジがすごい。



こんな日は釣れないというのが僕の経験則だ。しかし、魚探にはかなり反応が出ている。



でもアタリがない。春以降、ずっとこんな感じだ。
ポイント付近をあちこち移動を繰り返しているとポイントの一番北あたりで少しスラッジが薄くなってきた。
潮が最強になる時刻を少し過ぎた午前8時40分頃、アタリが出た。これは間違いなく真鯛だ。少し強めのドラグが走ったところをみるとフッキングしているとみて竿を持つ体勢を変えたとたんに軽くなってしまった。残念。バラシだ。こんな日に貴重なアタリをバラすなんてやっぱり血の色の朝日の予感のとおりだ。その後はまったくアタリがない。
潮は少しづつ緩くなっていくはずだが仕掛けがうまく安定してくれない。少し吹いてきた北風のせいか、道糸だけがどんどん流れていく。そんな感じなのでもう嫌になってきて終了。

帰り道、ジノセト付近から今日もヒコーキを流してみた。
1回だけアタリがあってなんとかボウズを逃れたが、実質はボウズの1日であった。


コロナウイルスの影響で大型小売店はほとんど休業状態で営業しているところも閑古鳥が鳴いているようだが、食品スーパーは学校や会社が休みで逆に盛況らしい。そのせいか、いつもはそこそこある半額の残り物のパンがほとんど残っていない。



休みが多くなるのはありがたいが、これはこれで困りものだ。




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