ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

サウスボストンとサラトガとスパ初体験と

2024年07月30日 | 友達とわたし
旦那さんの仕事の都合で、ボストンのアパートメントとニュージャージーの持ち家での暮らしを、週に半分ずつに分けてすることになった心友Nちゃん&Jさん夫妻の、ボストンの方のお家に遊びに行った。
ボストンといえばシーフード🐠!
さっそく近所のレストランに連れ立って出かけた。
レストランには、Nちゃん夫妻、NちゃんのFB友だちのTさん夫妻、それから我々の6人が合流し、新鮮で甘みとコクがあってメチャクチャ美味しいシーフードをいただいた。


自分では撮らなかったので、Tさんのfacebookからお借りしました🙂

メニューの中で見つけたこのカクテル、名前を「抹茶プロブレム」という😅。
柚子と抹茶とバニラ風味って書いてあって、その組み合わせの無茶苦茶さに興味がわき、我らかしまし娘3人組は全員これを頼んだのだけど、いやあ、美味しかったっす!
ただ、清々しい柚子の香りとほのかなバニラ風味は確かにあったんだけど、抹茶はどこや?色だけなんか?

食事の後はアパートメントに移動。11階の窓の向こうには、ビルディングと海。いいなあ、やっぱり海が見える街っていいわあ。


さらに高い階にあるラウンジのテラスでワインを飲み直している間に、空がだんだん夕暮れてきて、気がつくと真っ赤な太陽が強烈に、こっち向かんか〜い!とアピールしてるではないか。

目には真っ赤っかなのに、写真に撮るとどうしても白になる。素人だもんなあ…。

翌朝はNちゃんお手製の美味しい朝ご飯をいただき、夫のマッサージチェア初体験が終わるのを待って、Nちゃんたちの散歩コースを我々も歩くことにした。
ものの5分も歩くと海辺…いいわぁ〜ほんとに(何回言う?😅)。

おぉ〜、BOSTON TEA PARTY(ボストン茶会事件)!

これは、アメリカがイギリスの植民地であった時代に勃発した事件だけど、詳しい話は頭の中には残ってなくて、今日改めてググってみたら、この事件がアメリカの独立戦争のきっかけになったって書いてあってびっくりした。
で、ここでは観光客用に、お茶箱を海にぶん投げるショーをやっていて、箱が海に落とされるたびに大歓声が上がっていた。
みんなストレス溜まってんなあ〜。



カヤック体験もできるみたい。


う〜み〜は〜広い〜な〜大き〜い〜な〜🎵

水族館もある。

マーケットもある。



外に出ると花いっぱいの公園に出会った。

花が咲くのかと思いきや、葉っぱがニョキっとな?

線香花火みたいな花。

大きなビルディングや通りを支えてる柱。いつまで大丈夫なんだろう…。

散歩コースの締めはお昼ご飯。
微かに磯の香りがする外のテーブルで、心地よい海風に吹かれながら食べるって、もうそれだけで心が満たされる。

あっという間のボストンだったけど、いろいろお世話になりました。
すごく楽しくて美味しかった!Nちゃん、Jさん、ありがとう!


そして我々は、もう一つの目的地、ボストンから西に3時間弱走った所にあるサラトガという街に行った。
ここでいつもの大ボケが発覚。
何も事前に調べてなくて、だからもちろんホテル以外は予約もしてなくて、わたしはただただ、サラトガという温泉町に行って、素っ裸は無理だろうから水着で温泉に浸かる自分、というのを妄想していた。
ホテルに着いて、夫がおもむろに、そりゃそうとまうみはどこに行って何をするか決めてんの?と聞いてきた。
今回、この町にどうしても来たいと駄々をこねたのはわたしだし、温泉温泉と呪文のようにつぶやいていたのもわたしだったので、夫は仕方なく同行した、という立場の人だ。
だからこの質問はとても正しい。
えっと、あの、州立公園の中に入ったら、なんかいっぱいスパがあるんちゃう?
まうみはスパの意味わかってる?
温泉風呂とちゃうの?
こっちのスパはまうみが想像してる温泉とは違うで。自分で調べてみた?
うーん……。

サラトガ・スパ・州立公園にさえ行けば、そして水着さえ事前に着ていけば、あちこちで湧いてるであろう露天風呂に入りまくれる、などと妄想していただけのわたしは、完全に黙秘状態になってしまった。
慌てて調べてみると…。

あかん、完全にわたしの手落ちだ(いつものことだけど…)。
ルーズベルト・バズ&スパに予約の空きがあるか尋ねてみるも、めちゃくちゃ混み合っていて繋がりもしない。
仕方なく伝言を残し、二人してどんな所なのかを検索していると、夫が興味深い体験談を見つけた。
その男性は、新しいもの、未知のものに対して許容力があるし、決してけなそうとは思っていないが、としつつ、
「狭い浴槽がポツンと置かれた部屋に入ると、水質が原因なのか、どこもかしこも薄茶色の汚れがこびりついていた。温水とはいえ、38℃の湯は温泉に入っているとは言い難く、もう少し熱くしてもらえないかと尋ねると、この温度でないと効能が発揮されないのでできないと言われ、なんだかなあと思いながら20分そのぬるま湯に浸かり、その後服を着替えて外に出た。これで40ドルというのはなあ。僕自身としてはもう一度経験したいとは思わないね」という感想を述べていた。
それを読んだ瞬間に、ルーズベルトはものの見事に消え去った。
そしてわたしは大きな思い違いをしていたのだと、ここにきてやっと思い知ったわけである。
いやあ〜遅いっ!遅すぎるにも程がある!

じゃあ、もう時間もあまり無いことだし、近くのコングレス公園にある湧水を何ヶ所か飲んで、もしもホテルがここがお勧めだと教えてくれたら、そのスパのお店に行って個室風呂に入って帰ろうということになった。
ホテルが勧めてくれたのは、そこから徒歩2分のスパで、個室風呂だけにするつもりがフェイスエステの予約にも空きがあると聞いて一瞬フラッとしたのだけど、価格を聞いて即却下。
夫は対応してくれたフロントの女性が不親切で、こちらの質問にちゃんと答えなかったからと、スパ自体の質を疑ったのか、自分は外で待っていると言う。
せっかくの初体験なのにもったいないと思ったが、説得するのも面倒なので、自分だけで入ることにした。
予約の時間までに1時間ほどあったので、コングレス公園を散策。

まずはこちら。
レストランで出された水と同じ味がした。
この町ではやっぱり水道口から天然水が出てくるんだなあ…。



これはちょっとやばいかも。
恐る恐る飲んでみる→口に含む間もなく吐き出した。
超〜鉱物味。というか、錆びた釘を目一杯詰め込んだコップの水を飲んでるような感じ。
便秘にいいんだそうだけど、これはきつい。


これは一番ショックを受けた水。強烈なサビ味+微かな炭酸。飲めなかった。



水が豊かな土地で育つ木々の伸びやかなことよ。

なぜかここも湧き水がドボドボと流れ落ちていた。
昔は露天浴してたのかな?


この色目のカモを見るのは初めてカモ😅

食事に没頭するカモさんたち。


一休み。


卵を抱いてるのかと思いきや。

奥にこんな楽しそうなものを発見!

回転木馬🐴!もちろん乗った😆!
子どもは無料、大人は1ドル。


スパの予約時間15分前になったので戻る。
店に入る前に夫が、向こうの接客態度が横柄だったらちゃんとしっかりと文句を言え、向こうの言いなりになるな、浴槽や温度に問題があったらちゃんと伝えろ、などなどうるさいったらない。
わ〜かったっちゅうに!わたしだってええ歳してんねんから、嫌やったら嫌やって言うわ!
ぷんぷんしながら店に入る。

まだ時間があったけど、先に2階に上がってリラックスルームでゆっくりしてくださいと案内された。
ドキドキ💜

着替えのロッカールームとリラックスルームを案内してもらう。



こんなのしかないけどご自由に、というコーナーがあって、わたしはもちろんお水をガブガブいただいた。



いよいよ浴室へ。
迷いそう…。



ふぇ〜…いい感じ😍

リラックスと関節炎の痛みを緩和する効果があるオイルとお塩を入れてもらう。


この部屋には全く同じ浴槽がもう一つあって、夫も一緒に入れたのになあ…と思いつつ、いやいや、ひとりでのんびり優雅に過ごすのも良かろうと思い直す。



お湯の温度は41℃。温度の上げ下げは自分でできるようなっていて、ジャグジーも好きなプログラムを組める。

いやあ、ほんと、至福の時を過ごさせてもらった。

というわけで、思い描いていた(妄想していた)お風呂体験とはかなりかけ離れてしまったが、なんかめちゃくちゃ気持ちのいい時間だった。
また絶対に行きたい。
今度はちゃんと予習して、予約して、自分が一体何をしに行くのか分かってから行こう😅!

ご参考までに。
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