先週末に降り積もった雪が昨日の雨ですっかり溶けて、やっと地面が見えてきました。
ここ最近は、気温の上がり下がりが激しくて、気持ちの切り替えが大変です。
人間の順応能力は大したもので、零下16℃が続いた後に0℃になると、まるで春がやってきたような暖かさだと思ってしまって、思うだけじゃなくて実際に汗ばんだりもして、我ながら驚いたり。
三寒四温なんてゆったりしたリズムではないので、毎日寝る前に翌日の気温を調べて、心の準備をしなければなりません。
そんなことは一切できないけれど、やってくる厳しい天候を野生の感覚で察知し備えるであろう小さな動物たち。
けれどもこういう姿を見ると胸が痛みます。
けれどもこういう姿を見ると胸が痛みます。
早くどこかの温かい穴ぐらを見つけて避難しておくれ。
雪が積もると夜でも明るい。
翌日には、いろんな動物の足跡を見つけることができます。
さて…トランプ氏が大統領に就任して以降、毎朝ニューヨークタイムズを読んでいる夫は、目次が目に入ってくるだけで気分が悪くなると言います。
彼の取り巻きの連中には、なんでこんな人が?と思わざるを得ない人や、身内やトランプ贔屓の人がウヨウヨ。
こんなんでまともな政治ができるのかと、心配を通り越して恐ろしくなります。
その筆頭人物が国防長官に指名されたヘグセス氏。この任命には共和党の一部の議員からも反論が出ているようです。
さらに、中絶支援団体をはじめとする各種の資金援助を禁止すると発表しましたが、全米で7200万人いると言われている低所得者への医療補助への手続きができなくなってしまったことに多くの批判が集まり、この件だけは撤回に追い込まれています。
そして不法移民の拘束と強制送還。
これによる恐慌の空気感を第一次政権の時にも感じましたが、今回のものは桁が違います。
まずお店や会社から人が明らかに減りました。
近所では実際に拘束された家族もいるし、どこかに身を潜めているという噂も聞いています。
不法移民の中には、とにかくそこにいては身に危険が及ぶという状況で、やむを得ず不法で入国してきた人たちも少なくありません。
けれどもトランプ氏は、そういう移民の人たちを一絡げにして非難をし、それに両手を挙げて賛成する人が増えてきています。
不法移民の中には、とにかくそこにいては身に危険が及ぶという状況で、やむを得ず不法で入国してきた人たちも少なくありません。
けれどもトランプ氏は、そういう移民の人たちを一絡げにして非難をし、それに両手を挙げて賛成する人が増えてきています。
犯罪歴のある不法移民は強制送還する。
(不法移民の)一部は非常に悪質で、収容する国さえも信用できないからグアンタナモに送る。
そのために、不法移民3万人を収容できる施設を、キューバのグアンタナモ米海軍基地に建設する。
こういったことに賛同するネットメディアの、しかも常にトランプ氏の言動を絶賛している人物をホワイトハウスの会見場に入れ一番に指名することにしたそうです。
ファクトチェックもせずに、声高々にトランプ氏を褒め称える声が響く会見室の様子を見ていると、この国が途方もなく暗い穴に落ちて行くようで、言葉を失ってしまいます。
ファクトチェックもせずに、声高々にトランプ氏を褒め称える声が響く会見室の様子を見ていると、この国が途方もなく暗い穴に落ちて行くようで、言葉を失ってしまいます。
トランプ氏は他に、カナダやメキシコ、そして中国に関税の割り増しを課し、カナダにはアメリカの51番目の州になればよいなどと言ったそうです。
この関税がアメリカ国内はもちろん、世界各国の企業活動や経済にとってどれほどの打撃になるのか、その実態はこれから見えてくるのでしょう。
なんならその打撃が、トランプ支持者であろうが不支持者であろうが、一般市民にも満遍なくもたらされたことに気づいた時、この国の世論に変化が生まれるのかもしれません。
つい最近のトランプ氏のXへの投稿は、
「米国民を攻撃しようとしているISや他の連中に対するメッセージは、『お前を見つけ出し、殺す!』だ」です。
こういう過激で極端で下品なメッセージを繰り返し送り続けるような人間を大統領にしてしまった、米国の有権者の責任は大きいです。
「人間は自分が真実だと思うものに飛びつく」
その結果が今の米国なのです。
気分直しにのんびりと家猫たちの写真を。
呼んでみました。