ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

賞味期限ってなあに?

2024年07月27日 | ひとりごと
賞味期限ってなんだろう。

賞味期限は、その日付までは「品質が保たれ、おいしく食べられます」という期限です。 
賞味期限は、品質が悪くなりにくい食品などに表示されています。 賞味期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません。

とのことなんだけども、では一体いつまでなら大丈夫なんだろう。
匂いを嗅いでみて、え、なんだかいけるっぽいと思ったらそれでいいのだろうか。

先日、冷凍庫にあった牛肉を菜園で採れたゴーヤと玉ねぎと人参と一緒に炒めたのだけど、その肉の賞味期限が5ヶ月前に切れていて、見た目も霜焼けしていて乾燥している。
うーん、これは微妙だなと思いながら解凍していたら、夫がこう言った。
肉はわざと古くして食べることもある。
なるほど、じゃあまあ料理してみようではないか。
結果は、肉の風味も噛み味も上々で、これまでで一番美味しいゴーヤ炒めが出来たのであった😅。
さらに、相当前から気になりながら、醤油を使った料理は食べない夫のことを考えるとついつい先延ばしになっていた、鯛めしの素を使ってご飯を炊いた。
包装に記されているはずの賞味期限の日時を随分探したのだけど、見つけられなかったので、一番心配な鯛の切り身が入っているプラスティックの袋を開けて匂いを嗅いでみたら、生姜の良い香りがして全く問題がなかったので炊き始めた。
しばらくすると夫が家に帰って来て、何作ってるのと聞くので、これこれ、と包装を渡すと、
「えぇ!これ、賞味期限が2年前に切れてるで!」と言うではないか。
に、2年前…しかも中身は魚の切り身とお揚げさんやし…不安虫がゾワゾワ〜っとみぞおちの辺りにわき出してきた。
でももう炊飯は始まってしまっている。

うう〜ん…でもさあ、前に冷蔵庫の中で5年も暮らしてた奈良漬も大丈夫やったやん。
じゃあこれも冷蔵庫に入れてあったん?
いや…台所のカゴの中。

3分は経っただろうか、お互いに違うところを見ながら無言で立ちすくんでいた時間…。
まあ、もう炊いてしもてるし、できたのを匂ってみて大丈夫っぽかったら食べるわ。
あんたは気持ち悪かったら冷凍庫にあるご飯食べたらええやん。

というわけで、2年前に賞味期限が切れていた鯛めしの素で炊いたご飯は、我々の心配をよそに、なかなかに美味しく、結局二人で平らげてしまった。
その晩と翌日の朝まで、下痢とか嘔吐とかの不安がちらちらと心の中をよぎったのだけど、二人ともなんともなく、無事に今に至っている。

うちの台所には、そういう賞味期限切れの食品が結構ある。
別に自慢してるわけではないが、出汁昆布などは特についつい時間が過ぎてしまって古くなる。
でも、鍋とかに使うと十分に旨味を出してくれて、後で細く刻んで他の料理に使ってもなお美味しい。

腐りさえしてなかったらいいってことなのかなあ…。


この虫さん、うちのドライブウェイで車体にたかってて、走ったら逃げるだろうと思ってたら、結局一緒にまた家まで戻ってきた。
一体どうやったらこんな小さな体で、風の抵抗に耐えられるんだろう。


車体は黒なんだけど、まるで鏡みたいになっていて、なんか不思議な写真になっちゃった。

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