ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

好きでも嫌いでも

2024年07月17日 | ひとりごと
胡瓜の苗を3本買って植えた。
3本ともが元気に育ったら大変なことになるとわかっていながら、ついつい植えてしまった。
今年は鈴木農場の鈴木さんにアドバイスをしていただいて土作りをしたからか、例年以上に苗がすくすく育ち、とんでもないことになっている😅。
夫とわたしとではこの量は消費できないので、ご近所さんに配り歩いているのだけど、それでも追いつかない時はピクルスを作る。
胡瓜が体質に合わない夫の分もと、わたしは毎食ごとに一本、甘味噌をちょいとつけて丸かじりする。
キリギリスも真っ青なのである。

先日、トランプ元大統領が遊説中に狙撃されるという事件が起こった。
現場の写真を見た時に、一番先に思い浮かんだのは、やらせじゃないのか?だった。
彼だったら、銃声がしてしゃがんだ際に、血とそっくりの液体を入れたカプセルを耳の近くで潰すことぐらいはするだろうと。
いくら嫌いだからって、さすがにこれは酷い考えだとは思う。
けれども、屋根の上から撃つという、それこそなんでそんな所から?という場所に銃を抱えた犯人が立っていて、その様子を見て事前に報告した人も居て、なのに演説は中止されなかったっていうのは解せない。
トランプ氏の、右手を高々と振り上げて雄叫びする姿を見て、大勢の支持者が呼応する。
暴力を、銃所持を否定しない人たちが興奮の坩堝にハマっている姿を見て、心底恐ろしいと思った。
犯人が何を思い、何のためにあんな愚かな行動に走ったのか。
銃器には銃器を。
そんな考えがまた蔓延りそうで、本当にうんざりする。

先日、東京都知事選に出馬した石丸さんに、「殺害予告」なるものが届いていたのだそうだ。
届け先がわからないからか、その脅迫状は安芸高田市の役場に送られた。
石丸さん本人だけでなく、ご家族に対しても、殺害と放火の脅かしが記されていた。
警察に届が出され、捜査が始まっているようだけど、過剰に反応して悪い連鎖が起こらないようにと、石丸さんは何度も注意喚起していた。

政治家は好かれたり嫌われたりする。
中には極端に好かれたり嫌われたりする人もいる。
そんな強い思いに囚われて暴走する者から危害を加えられてはたまったもんじゃない。
落ち着け、落ち着け、好きでも嫌いでもどっちでもいい。
けれども過剰になってはいけない。
SNSで煽ることはもうやめて欲しい。
カオナシでもカオアリでも、どちらにしても煽ったり誹謗中傷したりするのはもうやめよう。

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