【チャンピオンズC】1番人気レモンポップ、ラストランを逃げ切り連覇 坂井瑠星騎手「背中にいることができて誇り」 平地G1初、2年連続同じ1~3着決着:サンスポZBAT!
(チャンピオンズカップ、2024年12月1日 15:30、G1、中京11R、ダート・左1800m)
坂井瑠星(27)=栗・矢作=騎乗で1番人気のレモンポップが鮮やかに逃げ切り、連覇達成。引退レースを制して、国内G1級6戦6勝の無敗で有終の美を飾った。2着に2番人気のウィルソンテソーロ、3着に9番人気のドゥラエレーデが入り、平地G1では初めてとなる昨年と1~3着が同じ着順での決着となった。
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最後は死力を振り絞って、ゴール板を先頭で駆け抜けた。写真判定の末にハナ差で勝利の女神がほほえんだのはレモンポップ。昨年と同じ逃げ切りで連覇を果たし、昨年のフェブラリーSから手綱を取り続ける坂井騎手が万感の思いを伝えた。
「本当にレモンポップに感謝したいです。(国内G1級)6戦6勝というのはなかなかいないと思うので、その背中にいることができて誇りに思います。この2年間は自分の中心にいた馬で、これからも忘れることのない一頭になりました」
昨年は大外枠から先手を主張したが、今年は1枠2番と内枠。それでも攻めの姿勢を貫いて「何パターンか考えていたうちで一番いいパターンになった」。ミトノオーとのハナ争いを制すると、昨年の1000メートル通過60秒9から0秒1差だけ速い同60秒8のペースを刻んで余力十分に直線へ。昨年も2着だったウィルソンテソーロに猛追されたが、わずかにしのいだ。「勝って引退式ができたらと思っていたので、最高の結果になりました」と有終の美を飾って笑みがこぼれた。
■レモンポップ 父レモンドロップキッド、母アンリーチャブル、母の父ジャイアンツコーズウェイ。栗毛の牡6歳。美浦・田中博康厩舎所属。米国産。戦績18戦13勝(うち地方3戦3勝、海外2戦0勝)。獲得賞金7億6020万円(うち地方2億2500万円)。重賞は2023年G3根岸S、G1フェブラリーS、23&24年Jpn1南部杯、23年G1チャンピオンズC、24年Jpn1さきたま杯に次いで7勝目。チャンピオンズCは坂井瑠星騎手、田中博康調教師ともに23年レモンポップに次いで2勝目。
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やっぱりこれは取り上げておこうということで…
遅ればせながら、
坂井瑠星騎手、レモンポップ号、おめでとうございます!!
レースは当日のテレビで観戦していましたが、まあ、何しろスタートが抜群に良かったですからね。戦前の情報ではミトノオーがハナを叩きに行く宣言をしていたようですが、フタをあければ1角の入りまで並び順を決め、あとはレモンポップにとって理想のカタチ、理想的なペースで淡々とレースが進んでいるように見えました。
あのあたりは坂井騎手の上手さと言いますか、ペース読みとか逃げ先行馬の折り合いのつけ方とか、本当に安心して見ていられるジョッキーになったと思います… あ、素人の私が偉そうに言ってはイケマセンね(^^ゞ とにかくですね、坂井騎手は今やG1でも全く格負けをしないですし、ゴール前でウィルソンテソーロの猛追を振り切り、写真判定中にもかかわらず勝利を確信、堂々とウイニングランをかます姿にはトップジョッキーの風格すら感じました。
(くれぐれもおかしな問題で脚元を掬われないように… 余計なお世話ですけど(^^:))
それはさて置き、2着に追い込んだウィルソンテソーロと川田騎手もさすがでした。最後の勢いは差し切ったと見違えるほどでしたし、レモンポップに狙いを定めての直線勝負はほぼ完ぺきだったと思います。それでも勝てなかったことについては、恐らく1ハロン長いであろう距離を身体能力の高さと勝負根性でしのいだレモンポップを褒めるしかないでしょう。
しかし、これだけ国内で強いレモンポップがサウジやドバイで全く走らなかったのは不思議と言えば不思議ですよね。いや、むしろ国内でも海外でも同じように走らせてしまう矢作厩舎が異常なのかもしれませんが…。
もちろん、馬の個性もあるので一概には言えないものの、私も矢作厩舎の馬に出資をする以上、チャンスがあれば再び海外にも挑戦してみたいものです。。当然ながら、その前に国内で勝ち上がらないと話になりませんけれど(^^:)
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