美浦トレセン在厩のアスロスは、徐々にペースを上げて乗り込まれています。5/21の馬体重は454kgです。
- 24.05.22 野中悠 美南坂良 1回 55.7-40.6-26.5-13.0 強めに追う
ピースポート(三未勝)馬ナリを0.2秒追走同入
- 24.05.19 助 手 美南坂良 2回 58.6-42.5-27.7-13.3 馬ナリ余力
- 24.05.15 助 手 美南坂良 1回 59.5-43.5-28.9-14.1 馬ナリ余力
◇蛯名調教師のコメント 「22日に坂路で少しやりました。まだモタつく感じではありましたが、久々の速めでしたし、骨折で完全に休んでいたぶんトモを含めてまだ緩さもありますからね。これから進めていくなかで少しずつパワーアップを図れればと思います。本馬はテンションが高く、少々癖がある感じ。よって継続してコンタクトを取ってもらった方がよさそうですので、レースも野中悠太郎騎手を予定しています。母は短いところのイメージですが父がレイデオロですし、気性面を除いて考えれば距離があった方がいい馬なのかもしれません。目標は6月8日(土)東京6R 3歳未勝利(ダ1600m)。メンバーが手薄になるようであれば芝も検討しますが、基本線はまずダートを使ってその後を占っていければと考えます」
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トレセンに入厩後、初の本格的追い切りは坂路を併せ馬で55.7-13.0秒。蛯名先生が仰る通り、時計的には『まだまだこれから』な感じですが、このタイミングで追い切りができただけでも大きな前進ですからね。
ということで、待望の復帰戦は6/8東京7レース(ダ1600m)に。。超久々の競馬ですし、脚慣らしの意味を含めてダート1600m戦での復帰になりますが、蛯名先生からは「気性面を除いて考えれば距離があった方がいい馬なのかも」とのコメントが出るなど、今後を占う上でとても重要なレースになりそうです。
また、鞍上に野中悠太郎騎手を配したのは、アスロスの癖のある気性面を考慮し、(調教も含めて)継続的に乗れるジョッキーの方が良さそうだから…とのこと。これは(アスロスの本来の力を考えれば)野中騎手にとってもチャンスだと思いますので、人馬ともに次につながるレースになるよう頑張って欲しいと思います!
【美浦トレセン在厩のアスロス:公式HP(2024/5/23更新)より】
そこに父からシンボリクリスエスのロベルト的な持続力が加わわるのだから「気性面を除いて考えれば距離があった方がいい馬なのかも」というのは至極真っ当な見解(ロベルト系の父のテラステラも同じことが言えますね。)。
この時期の未勝利戦は勝ち上がり重視ですから、メンバーが手薄なダートを狙うのはいいですね。手薄なら芝も検討ということですから、本来芝向きとの考えなのでしょう。
騎手も早めから準備してくれているし、まずは復帰に向けてよいスタートが切れたと思います。
仰る通り、本来は短距離じゃないですよね。
まずは復帰戦を無難にこなしてもらい、次は勝ち上がりを…
あ、復帰戦で勝ってくれてもイイですけど(*^o^*)